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♯48 嫉妬
2007-01-05 Fri 23:38
「ここ?!」
バンッ!
「違う・・・」
「じゃぁ、ここ?!」
バンッ!
「いねぇじゃねぇか」
「ここだぁ!」
バンッ!
「間違えすぎだろ」

「もうやだ・・・」
フェナはさっきからしょげている。・・・なかなかヒカリのいる部屋を当てられないからだ。
「何しょげてんだよ。大丈夫か?」
シュウはフェナに声をかける。
「なんとか生きてる・・・神様ありがとう・・・」
「バカだろお前」
フェナの言葉もむなしく・・・あっさり言い返すシュウ。
「そうだ!休んでる暇はない!ヒカリィ!!」
フェナは立ち上がる。
(お前が、もうやだとかいったくせに・・・)
シュウはため息をついた。


・・・そのころ

「ハハハハハ!みたか!う●ちバズーカ!」
プラフェアの部下は得意げ。
「読者の前で汚い言葉発っさないで!」
ケンはちょっと怒り気味?
「いいのいいの!どーせ責任は作者にあるんだし。あんたらだって、日ごろの恨みは多いでしょ?」
「・・・それはいえてる」
部下とケンの分かち合い??
「何で今分かち合う必要あるんですか?」
ヒカリが間に入る。
「おっとそうだった!おとなしく結界に入ってもらうよ」
部下はにやにやして言う。
「もう・・・だめか・・・」
ケンが頭を抱える。


ここだぁああああ!!

バンッ!とドアが開く。

「・・・何者だ?!」
部下が叫ぶ。
「あ、どーも。フェナっす。どーぞよろしく。特技は一人芝居でっす」
「おい、なんで社交辞令にあいさつなんかしてんだよ」
・・・シュウとフェナがついに登場!
「・・・大丈夫か?」
シュウがヒカリに言った。
「・・・」
ヒカリは首を縦に振る。
「誰だそいつ」
シュウがケンを見て言った。
「あ、僕ケンです。結界に閉じ込められてて・・・」
「お前が例のさらわれた子供か」
ケンの言葉を少し聞くと・・・シュウは言葉を返した。
「・・・はい」
ケンは一言だけ言った。
「・・・あ~も~!早くしようよ。詳しい話はあとあと!!2人も乗ろうよ。大丈夫だって。そんなに僕はきったなくないって!」
フェナは慌てている様子。
「ほら」
シュウは2人に手を差し出す。
「・・・ありがとう」
ヒカリとケンは・・・フェナに乗った。

「・・・なんなわけ?!さっきから正義のヒーロー誕生みたいに!オレのこと忘れてない?!」
部下はかんかんに怒っている。
「強行突破しちゃお→!」
フェナは一気に床をけった。
「なめるな~~!!!!」
部下はおもいっきり体当たり!
「ほらよっと」
フェナは部下をつぶした!
「じゃぁね~!ヾ@(o・ェ・o)@ヾ@(o・ェ・o)@ヾ@(o・ェ・o)@バイバイ♪」
「踏みやがったな!しかも顔文字使うな~~!!!小説に顔文字使うってどういう神経じゃボケ!!」
「作者に言ってね~(@゚ー゚@)ノ∃ □ =ノ 勹♪」
「覚えとけよ~~!!2回も顔文字使いやがって!!そのうち読者から苦情のメールくるからな!絶対!小説という単語を汚すなってメールが必ず届くからな!!」
「誰に言ってんの?」
「作者とお前じゃ!!覚えとけ!この恨みは必ずはらす!!」
部下とフェナの激しい、そしてバカな言い合いにより・・・3人は脱走に成功した。


「いや~、外の空気はいいね~」
フェナはルンルンだ。
「・・・なんでこっちの世界に?」
フェナを無視し・・・ケンに聞くシュウ。
「それが・・・」
ケンは過去を話し始める。


・・・人間界

「・・・あとは、このプログラムを・・・」
ケンはパソコンの操作をしている。

ポチッ。

「・・・?」
パソコンが機能しない。
「おかしいな。・・・画面が!!」
画面に映ったのは・・・妖精の世界。
「なんだこれ?!・・・バグかっ?!うわぁあああああああ!!!!」
ケンは、その画面に吸い込まれた。


「・・・ここ・・・同じだ!あの画面に映った世界と・・・」
ケンはあたりを見回す。
「なんだお前!例の子供だな?!」
突然、プラフェアの部下に声をかけられる。
「待て。妖精がいない。例の子供ではない」
プラフェアが言う。
「例の・・・子供?」
ケンは不思議がる。
「・・・でも・・・子供たちをおびきよせる材料になるんじゃないですか?」
「確かにな・・・とらえておけ!!」
プラフェアが命令する。
「うわっ?!何するんだ!!」
「おとなしくしろ!!」
ケンのことを・・・強くける部下。
「何なんだ?!ここはどこなんだ?!例の子供って誰だ?!」
ケンはむなしく結界に入れられた。

「・・・・・・発見です!例の子供です!」
そんな中、部下がリョウタたちを発見。・・・モニターに映る。
(あれが・・・例の子供)
「洗脳マシンの準備は万全か?」
「はい」
「そうか・・・偵察に行く。お前もこい」
プラフェアは、部下に命令・・・どこかに行った。
(洗脳マシン・・・)
ケンはあることを思いつく。
(あの子達に・・・僕の存在を知らせよう。もしかしたら、助けてくれるかも・・・)
ケンは洗脳マシンを手にする。

「まずは、あの先頭の男の子。・・・えい!」
ブー!
「あららダメ?・・・次はメガネかけた子ね」
ブー!
「・・・次はクローバー帽子の女の子・・・」
ブー!
「・・・これ、特定の人にしか使えないのか・・・」
ケンは肩を落とす。
ブー!
「だめ?!」
ブー!ブー!・・・

「あと1人か・・・えい!」
ピッ
(さっきとは違う音だ・・・とりあえず、喋ってみよう)
「・・・僕の存在を、みんなに知らせて!」
ケンは洗脳する。

『ヒカリ?』
画面の子供たちが・・・ヒカリのほうを見る。
(洗脳できてる・・・これで助けてもらえるんじゃ・・・)
「帰ってきたぞ!!」
部下が来た!
(ヤバイ!)
ケンは慌てて洗脳をやめた・・・。


「・・・で、今現在こうしてます」
ケンは話を終えた。
「そのパソコン、変な空になったときにやったの?」
フェナが聞く。
「はい。特に影響はないとおもってたので・・・」
「ゆがみだね」
フェナがすかさず言った。
「本当にすいませんでした・・・あなたには、ご迷惑かけて」
ケンがヒカリに謝る。
「いいの。あなたが助かってよかったし」
「すいません。優しいんですね」
・・・2人は話を続ける。
「そのプログラム難しくて・・・」
「大変なのね。・・・どんなプログラムなの?」
「はい。KEY同士を連動させる研究の最中で、その・・・」

・・・2人は楽しそうに話す。
今までメンバーに見せてこなかった・・・ヒカリの笑顔。
まっすぐケンの目を見て・・・にこにこしながら話を聞く。

・・・自分のときはどうだ?

遠くを見て、笑いのない、真剣な声。・・・どっちかというと無愛想な対応。・・・まぁこれは自分も言えないが・・・

話を聞いてもらったとき、自然と力が抜けた。

それで、ヒカリはケンのもとへ洗脳された。・・・自分が気づかなかったせいで。

謝りたい。・・・お礼を言いたい・・・でも・・・


「・・・シュウ?」
フェナが小声でささやく。

・・・そっか。ケンってヤツと一緒にいるほうが楽しいのか。・・・そうだよな。オレなんか、迷惑ばっかかけてるもんな。
なんだこれ、バカかよオレ。・・・たった1回助言もらっただけで・・・こんなにアイツを気にする自分がバカみたいだろ。

しかも、自分と他人へのアイツの態度を比較する自分がバカバカしい。・・・それでまともに礼すら言えてない。

なんだこれ・・・なんだよ・・・

「・・・シュウってば。道わかんない!!!」
フェナが大声で言った。
「え・・・あ、すまない」
シュウは我に返る。
「考え事?」
フェナが聞く。
「・・・なんでもねぇよ」
シュウが言い返した。


・・・気づいてる人が多いだろう

シュウは、自分で気づかずに嫉妬を抱いていた。


それが分からないから・・・よけいにつらかった。

冷たい風が・・・吹き荒れた。
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