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♯34 目的
2006-12-20 Wed 19:00
キーンコーン・・・

「リョウタ~おなかすいた~」
フェアが小声で言う。
「でてくんなよ!いま授業中なんだから!」
リョウタも小声で言い返す。
「しぬしぬしぬ~!なんか食わせてぇ」
「・・・うるさいな!ランドセルの中に、隠し持っていたビスケットがあるから、それくってろ!」
「せんべいは?」
「ねぇよ!」
リョウタが声を大きくする。

「リョウタ!なにさっきからごちゃごちゃと・・・」
先生に気づかれた!
「ゴリティー!見逃して!」
「だめだ!廊下に立ってろ!!」
「へーい」
リョウタは、しぶしぶ廊下へ。

「アイツは、ランドセルになにもってきてるんだ?」
(ヤバ!)
カエデとマコトが顔を見合わせる。
「先生!ちょっと分からないことが・・・」
カエデが声を張り上げる。
「そうそう、バカリョウタはほっておいて、早く授業したほうが・・・」
マコトも必死に言い訳を作る。
「お、お前等勉強熱心になったなぁ、この授業中、ずっとノートとってたもんなぁ」
(違うんです・・・ノートに、デビフェアからの手紙の解読かいてたんです!)
2人のココロの叫び。


・・・放課後

「みんな、解読した?!」
児童公園に集まるみんな。
「はいはーい!」
ハナミが声を出す。
「ハナミ、とけたのか?」
リョウタが驚く。
「ねぇ・・・あれは違うんじゃない?」
ユウがハナミを引き止める。
「ぜったいこれよ!・・・今日の理科の時間にね・・・」


・・・4年1組、理科せんせー!
※3年B組●●先生のパクリといわないで・・・

「今日は、電池の+、-について調べます」
理科の先生が言う。
「ねぇ、デビフェアの手紙のキーワードは・・・電気よね?」
ハナミがユウに聞く。
「うん」
ユウが答える。
「・・・解けたわ!」
「ほんと?!」
「えぇ!聞いて!」
「うん!聞く!」
「いい?アイツは電気がキライでしょう?」
「うんうん」
「そこ!なにを2人でイチャイチャしている!43歳独身の前でそんなにイチャつくな!」
(そんなの関係ねぇし~~!!!)
ハナミはココロでブーイング。

「・・・実験開始!」

わーわー・・・!

「それでね・・・あたしは、こう考えたの!」
「どういう風に?」
「デビフェアには、愛人がいたのよ!でもね、その愛人が研究者で、ほかの研究者と浮気したのよっ!」
「・・・それで・・・?」
「それで、デビフェアは悔しくて、愛人に問い詰めたの。そうしたら、関係ないのよ!って言われて、電気メカ、I LOVE RIKA!に殺されたの!それで、デビフェアは霊となり、恨みを持ち、妖精の世界を支配したのよ!間違いないわ!」
「・・・それはちょっと・・・論点ずれてるんじゃ・・・」
「これよ!ぜったいに!」
「なんで電気をうらむのさ。その愛人だけを殺せばいいんじゃ・・・それに、デビフェアって、人間じゃないし・・・」
「いいのよ!I LOVE RIKA!の力が、デビフェアを・・・」
「仮にそれだとしても、あの数字はなんなの?」
「あの数字は、きっと、I LOVE RIKA!を使っての暗号文よ!I LOVE RIKA!に解読させれば・・・」
「I LOVE RIKA!ってどこにあるの?」
「それは・・・」

「お前等!いい加減にしろ!みんなもう実験を終えてるのに、お前等のわけわからん話を聞きながらレポート書いてるのに・・・!なんなんだ?!I LOVE RIKA!って!」
先生が怒鳴る。
「先生!I LOVE RIKA!ってどこにあるの?」
ハナミが聞く。
「答えなさいよ!教師でしょ?!」
ハナミは逆に問い詰める。

キーンコーン・・・


「・・・というわけで、私の意見はこれよ!」
ハナミは得意げ。
「・・・サルかお前は~~~!!!!!」
皆が叫んだ。
「なんでなんで?」
「こんな理由なわけねぇだろボケカボチャ!」
リョウタが怒鳴る。
「・・・そんなぁ~」


「僕が考えた意見は、これさ!」
アキトが自信満々に言う。

・・・体育の時間

「マラソンはきついなぁ・・・でも、フェロと話しながらいけば楽勝さ♪」
「アキトはん、暗号は考えったではろか」
「あはは~、こういうとき、1番足が遅いって便利だね~」
「アキトはん!手紙!」
「え・・・?あぁ、そうか!」
アキトは思い出すように言う。
「僕だって意見はあるさ!ヒントは電気、数字ときたら・・・」
「きたら・・・」
「パソコンと数学得意のシュウに任せよう」
「なんでずばっといいきってるんや?!」
「だって、僕、今・・・」

マラソンが精一杯さ~~~~~!!!


「ね?適した意見でしょ?」
「・・・どんだけバカなんだお前は~~~!!!!!!」

「どうするの?ろくな意見がでてないけど」
カエデが悩みこむ。
「シュウ、なんか思いついた?」
ハナミが聞く。
「思いついたというか、電気=で考えたんだよ」
「そしたら?」
マコトが聞く。
「・・・携帯電話とか?」
「なんで?」
カエデが聞き返す。
「数字のついた、最新の機械っていったら・・・」

「なるほど!んで、その携帯を・・・」
「・・・」
しーん!

「・・・はぁ~あ、どうする?」
リョウタは弱音を吐く。
「・・・あ、携帯なってる」
ハナミが携帯をとりだす。
「もしもし?・・・・イタ電?!まったくも~!」
ハナミがキレる。
「・・・ちょっと貸して?」
ヒカリが頼む。
「いいわよ!はい」
ハナミが渡す。

ピッピッピッピッ・・・

ヒカリがなにかを打ち出す。

「・・・予告する!この世界、征服する!・・・」
ヒカリが文面を読み上げる。
「なんだって?!」
リョウタが叫んだ。
「・・・続けてくれる?」
カエデが言った。
「・・・そのために、証の子、必要!・・・証集めるもの、触れたとき、光る子こそ、証の子!・・・もう遅い!・・・ですって」
ヒカリ手紙を読み上げた。
「なんで・・・読めたんだ?」
リョウタがたずねる。

「まず、1つ1つの文の区切りの数字の個数が、偶数個になってる。携帯電話のメールで変換すればでてくるけど」
「変換・・・?どうやって」
アキトが聞く。
「携帯電話って、1を1回押すと、あ。1を2回押すと、い。2を1回だと、か・・・っていうふうになってるじゃない」
「そうそう!メールを打つときは、そうするわ」
ハナミが言う。
「じゃぁ、この数字を・・・」
「これで変換したの」
なぞが・・・解けた。

「・・・それにしても・・・証集めるものって・・」
カエデが不満そうに言う。
「このネックレスのことか?」
リョウタが差し出す。
「だな。それに触れたとき、光るやつが・・・」


・・・9人目。


「きゃぁあああ!!」
誰かの叫び声。
「・・・・い・・・ない?」
さっきまで遊んでいた子供が・・・いない。
「なんでだ?!」
マコトが叫ぶ。

・・・敵が・・・動き始めた・・・。

「とりあえず、子供の様子を・・・」
リョウタが言う。
「あ、シュウ、これ、あずかってて」
カエデがネックレスを渡した。

「みんな!近所をあたるんだ!」

・・・みんなが走りだす。


果たして敵の目的は?消えた子供はどこに?・・・そして


・・・9人目は、どこに・・・
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