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♯31 暗闇
2006-12-17 Sun 20:33
・・・くらい暗い、地下深く。

「うわぁ、まっくらで、何も見えないや」
「おちつけ、先生から配られたランタンがあるはずだ」
シュウが自然教室時に配られたランタンにあかりをつける。

「はぁ~あ、助かった~」
ハナミはへろへろと座り込む。
「どうしよう・・・僕くらいトコ苦手なんだ」
アキトは情けない一言を発する。
「おばけでないよね?!大丈夫だよね?!」
ユウは怖がり。
「僕もこわい~」
フェムもユウにとびつく。

「・・・抜け出せないのかしら・・・」
カエデが上を見上げる。
「あたしがとんで・・・」
ハナミが案をだす。
「んなことしたら、この中が破壊されて、僕たち化石になっちゃうよ!」
「えぇ?!それだけはいやよ!」
アキトがすばやく反対し、ハナミはますます恐怖に襲われるばかり。

「どうする?繋ぎの谷は目の前なのに・・・」
リョウタは考え込む。
「時間もそんなにないだろうしな・・・」
マコトはため息をつく。
「とりあえず、散らばってさがしましょ」
カエデが言った。
「ほんなら、フェアッチの通信機能をONにすれば、常にみんなの場所がわかりまっせ。それに、お話もできまっせ」
フェロがみんなに言った。
「え?!どうやるんだ?!」
「リョウタはバカだなぁ、ほら」
フェアがボタンを押す。
「お、サンキュー」
「これで迷子になる心配もないわね」
ハナミは、にっこり笑っている。
「じゃぁ、みんな、散らばりましょ」
カエデが言うと・・・みんながバラバラに散らばった。

「おっしゃー!がんがんといくぜ~!」
リョウタはひたすら進む。
「ひーランタン命だな」
「だねリョウタ。落として割ったなんてことしないでよ」
「大丈夫だって!」
「リョウタ~・・・なんかどんどん暗くなっていくよ・・・」
「・・・本当だ。なんか不気味だな・・・」

「・・・散らばるなんていって、やっぱり残っちゃてるんだよね~女の子組みは~」
カエデ、ヒカリ、ハナミは、散らばらずに残っていた!
「だって~洞窟なんて不気味じゃない!」
ハナミはぷんすか。
「乙女に洞窟探検なんて似合わないのよ」
フェンが言う。
「そうよ、女の子は、みんなからの連絡を待ちましょ♪」
カエデはにっこりといった。

コーン・・・コーン・・・
「うわぁ!たたたたたたったたたたたたt」
「アキトはん・・・びびりすぎですわ。ただのアキトはんの足跡やないですか」
「だってだってだってだって!僕、暗いのは、体育祭の次に嫌いで、きもだめしだって、毎回ずる休みしてるんだよ!」
「悪っ!」

カーン・・・カーン

「・・・僕・・・いま・・・歩いてないよな?」

カーン・・・カーン

「ま・・・まさか・・・」

でたぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!

「・・・なぁ、お前って、暗いのとか平気なのか?」
ここでも過保護っぷりを発揮中のマコト。
「・・・別に」
フェマはぶっそうに答える。
「ほんとかよ」
「なんでそんなに他人のことばっか気にすんだよ」
「心配だからだろ」
マコトはためいきをつくと、先へ進む。

でたぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!

「うるさいな!誰だよ・・・アキト?!」
「マ・・・マコトだったのか?!」
「アキトはん、声でっかすぎですわ!鼓膜やぶけまっせ!」
「別に自分が無事ならいいし」
フェマは相変わらず自分大好きだ。

「フェム~こわいよ~」
「僕もだよ~」
2人してびびりまくりなユウとフェム。
「・・・やっぱもどろ!」
ユウはくるっ、と方向転換。
「えっと、スイッチをONして~」
フェムが説明する。

ピロピロリーン♪

「あ!近くに誰かいる!」
ユウが反応を頼りに追いかける。


おーい!

「ひぃぃぃぃぃ!おばけが追いかけてきたぁぁぁああ!」
そんなこと知るよしもないアキトは、逃げるばかり。
「おい!まて!」
マコトも追いかける。
「フェム~!みんな逃げていくよ~!」
「気づいてないんだよ。追いかけよう!」
ユウも負けずに追いかける。

まってー! やーだよ! まってってばー! またないよ~!

「まてまて!仲間かもしれないだろ?!通信ON!」
マコトがスイッチを押す。

ピロピロリーン♪

「やっぱり!仲間じゃんか!誰だ?!」
「なんでにげるのよ~~!!」
「ユウ!」
「え?!ユウ?!」
アキトは目を丸くする。
「はぁはぁ。なんで逃げたのさ」
「ごめんよ・・・幽霊かとおもって」
アキトは苦笑い。
「うぅん・・・ここらへんは何にもなさそうだな・・・帰るか」
マコトが言う。
「だな!」
アキトも賛成。・・・3人は帰ることにした。

「おかえり~!どうだった??」
帰ってきた3人に聞くハナミ。
「それが、なにもなくって・・・」
マコトは苦い顔をする、
「余計な体力ばかり使ってしまってね」
アキトは苦笑い。
「おれもだよ」
先に戻ってきていたリョウタが言う。
「あとはシュウだけね・・・連絡をまちましょ」
カエデが言った。

「・・・シュウ~。さっきから、なにマッチばらまいてるのさ~」
「道に迷ったときにこれをたどっていけばいい」
シュウはゆっくりと進んでいく。
「シュウって、こういうの手馴れてるよね」
「べつに、寮でキャンプにきてるぐらいだけど」
「うわぁ?!なんか、壁が光ってるよ?!」
「ヒカリゴケだろ」
シュウは気にする様子もなく、先へ進む。

「ねぇ、シュウ、遅くない?」
ハナミが口にする。
「なにかあったのかな・・・通信ON!」
リョウタがスイッチを押す。

ブーブーブーブー

「通信不可能なところにいまっせ!」
フェロがいった。
「フェアッチに圏外はないはずなんですけど」
フェネが言う。
「どこまでいってんだ?!アイツ」
リョウタが疑問に想う。
「まぁ、アイツに限って迷子は・・・」
マコトが言う。

「・・・シュウ・・・洞窟に・・・」
「あぁ・・・」

噴水ってあるもんなんですか~~~~~?!?!?!?

「なにここ・・・なんか、ヤバいところにきた感じ」
「だな・・・」
「どうする?帰る?」
「ちょっとまて・・・出られるかもしれないぞ」
「え?!」
「見ろ」

水の威力メーター!いじらないこと!

「・・・なにこれ・・・」
「これを最大にすれば・・・水の威力で出れるかもしれないぞ」

キィィィィィ・・・

「うわぁ?!ドアがしまっていくよ!」
フェナがあわてる。
「ヤバイな・・・とりあえず、連絡だ!」
フェアッチの通信をONにする。

「あ!通信だ!」
リョウタのフェアッチが反応する。
「おう!シュウ、どうした?」
リョウタは笑顔でいう。
『ヤバいんだよ。もしかしたら出られるってときに、かなりヤバイ状況で・・・お前らの近くにあるマッチをたどってきてくれないか?!』
「あぁ、分かったけど・・・どうしたんだ?!」
『今はそんなの後だよ・・・ドカァァァン!』

ブーブーブーブー・・・

「通信が・・・きれてしまいましたわ」
フェロが言う。
「・・・なんか・・・大変みたいだね・・・」
ユウが口を開く。
「あぁ・・・あのシュウがピンチっていうぐらいだから・・・きっとすごいことがおきてるんだ!」
リョウタは、一目散にマッチをたどる。

「アイツ・・・こんな奥まできてたのか」
マコトがため息をつく。
「・・・だんだん・・・爆発音が大きくなってきたわ」
カエデが声を真剣にして言う。


何があったんだ?!・・・とりあえず、急ぐしかない!
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