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♯27 気持ち
2006-12-13 Wed 20:48
「・・・で、これからどうするの?」
ヒカリは、とりあえずみんなを落ち着かせる。
「・・・とりあえず、先に進むのは無理だな・・・」
マコトは考え込む。
「ここが、敵の縄張りだったら危険よ・・・。誰か調査にいってくれればいいんだけど・・・」
カエデが周りを見回す。
「じゃぁ、カエデがここに残って、あとのヤツは分かれて調査にするか?」
マコトの提案に・・・意義ないみんな。
「・・・」
アキトとリョウタは、黙っていってしまった。
「もう!なんなのよ!」
ハナミは、この場の空気にストレスを感じているのか、イライラしている様子。
・・・ユウも、場の空気を読み取り・・・なにも言わない。
みんなが、バラバラにちらばった。

「・・・ねぇ、あたしに怒ったりとかしないの?」
みんなが散らばったのを確認し・・・カエデがシュウに聞く。
「怒るって、なにを」
シュウは、けっこうつらそう。
「・・・あたしを助けるために・・・海に飛び込んで風邪ひいたくせに・・・分かってるのよ」
カエデが問い詰めるように言う。・・・罪悪感に追われる。
「なんで怒らなきゃいけないわけ」
シュウがすかさず聞きかえす。
「なんでって・・・あたしのせいで、今、つらい思いして・・・」
「誰がお前のせいだなんていったんだよ」
「だってだって!あたしのせいじゃない」
「誰のせいかなんて、決めるのはオレじゃないのか」
シュウのそのセリフに・・・カエデは黙り込む。

「オレのせいなんだよ、というか、助けるのが普通だろうし」
「普通って・・・」
カエデは戸惑う。
「シュウ~、女心ってのを、少しは聞いてあげようよ~」
フェナがシュウの背中をさすりながら言う。
「女心と男心ってどう違うんだ?」
「・・・シュウ・・・」
フェナは唖然とする。
「男心と女心って言うのは・・・」


~満月ロードーショー 1人芝居劇  いとしのキャサリン~

「キャサリン、オレ、転職先をかえることになって・・・離れなきゃいけなくなったんだ・・・」
「そんな、雄一さん!考え直して!」
「ダメなんだ!オレだって、今すぐにでもお前と結婚したいさ!・・・でも・・・運命はかえられない。男の意地なんだよ」
「・・・分かったわ・・・あたし・・・待つわ!」
「・・・いつか・・・必ず戻るよ・・・そしたら、クリームあんみつを2人で・・・」
「これ以上言わないで!つらくなるわよ」
「・・・それじゃ・・・」

プーーーー(※電車のホームの音)

「・・・さようならぁぁぁぁあああ!」


スタッフ
原作・脚本 フェナ
第一雄一 フェナ
アルミメッキ・キャサリン フェナ
音楽・美術指定 フェナ
その他 フェナ


「・・・今の見た?!今の感じで、男心ってのは、意志を曲げないまっすぐなヤツなんだよ!女心ってのは、じれったくて、愛らしくて・・・」
フェナが必死に主張。
「あーもー、またネジとれたじゃんか」
フェナがぶつぶつとつぶやく。
「・・・なんだったの、今の劇場・・・。しかも、クリームあんみつって・・・」
カエデがあきれかえる。
「・・・で、なんで、関根が女心を、オレにいだいてるわけ。なんかオレ、転職先かえたっけ」
シュウが改めて聞く。

「・・・そうじゃなくって・・・なんか・・・こう・・・」
カエデが戸惑う。
「・・・しょうがないじゃない!スキなんだから・・・!」
カエデが一気に叫んだ。
「そんなの・・・あたしだって分からない・・・。でも気になるの!助けてもらうたび・・・ずっと・・・ずっと」
カエデの顔が、どんどん赤面する。
「・・・」
シュウは黙り込む。

「・・・カエデ?」
誰かの声がする。・・・後ろを振り返る。
「・・・!リョウタ・・・!」
「お前・・・」
リョウタは驚きを隠せない。
「・・・聞いてたの?」
「気になるの!・・・あたりから」
リョウタの手が・・・かすかにふるえる。
「スキ・・・なのか?」
リョウタの目が、真剣になる。
「・・・うん」
カエデがうつむく。
「・・・そっか~、ま、ふられないようにな~!」
リョウタは笑いをつくる。
・・・みんなが戻ってきた。

「よぉ、みんな~」
リョウタはみんなのもとへ・・・カエデのことは、ばらさない。
「・・・アキトは?」
マコトが見回す。
「さぁ?」
ハナミがとぼける。
「・・・お兄ちゃん・・・」
ユウは、問題ばかりのグループに耐えられなくなってきている。

・・・イライラとつらさが・・・全員をつつみこむ。


「・・・もうやだっ!!!」
アキトが川に石を投げる。
「アキトはん・・・失敗は誰にでも・・・」
フェロがカバーしようとする。
「僕は・・・僕は、みんなの大元にならなきゃいけないのに・・・」
アキトの足がふるえる。
「・・・おやおや」
誰かの声がする。
「何者だっ?!」
アキトが叫ぶ。

「私は、ゲスフェアです。・・・これから、おもしろいゲームをはじめようと想うんです」
「ゲーム・・・?」
フェロが抵抗を見せる。
「・・・あなたたち、団結力に欠けてるでしょう?・・・今から、私に見せてください。団結力、を。ただし・・・こちらの技にかかった、あなたたちでね」
ゲスフェアはそういうと、アキトたちに光線を発射した。
「なんだっ?!・・・体があやつられて・・・」
アキトとフェロは困惑。
「さぁ・・・みせてください。団結力を・・・」
ゲスフェアが高らかに笑う。
「卑怯だぞ!」
アキトが言う。
「あなたにいわれたくないなぁ。仲間の風邪をこじらせるような人には・・・」
ゲスフェアが言い返す。
「くそ・・・」

アキトとフェロは・・・洗脳される。


自分の気持ちを・・・あらわせずに。
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