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♯2 不思議
2006-11-07 Tue 18:33
「な・・・なにここっ・・・」
8人の目には、大きくそびえたつ山、果てしない海、深い森。
「あんな山なかったわよね?!」
カエデが叫んだ。
「なんだったんだ?あの光!」
リョウタは驚きを隠せない。
「あは~ん!ここどこぉ~?」
ハナミはまたまた泣きそうだ。
「ただの世界じゃないだろ。谷に落ちたのに、服が濡れてない」
シュウは冷静に言った。
「みなさん!ここはとりあえず救助をまちましょう!」
「どーやって俺たちがここにいることをつきとめんだよ、救助隊は」
アキトの指示に、マコトがすばやく否定した。

「それなんだ?」
リョウタがシュウに言った。
「・・・小型パソコン」
シュウは答える。
「それじゃあ、メールとか送れるの?!」
カエデが疑わないまなざしでいった。
「一応」
「やったー!」
シュウがいったのもつかのま、みんなが大喜び。
「メールで救助隊よべばいいじゃん!」
リョウタが叫んだ。
「ん?」
「どうしたんだ」
シュウは困った声で言う。
「バッテリーはあるはずなんだが、ここではパソコンが入れられないらしい」
「それじゃぁ・・・」

救助してもらえなぃぃぃぃぃぃ?!?!?

「どうすんだ!」
マコトが叫ぶ。
「おうちかえりたいよ~!!」
ユウとハナミが泣き叫ぶ。

ガサガサ・・・

一気に静まり返る。

ガサガサガサ・・・

「な・・・なに?」
カエデが口を開く。

ガザザザザ・・・!!!

「いやーーーーーーーーーーーー!!!」
ハナミが大声で叫んだ。
「バカ!大声出すな!」
リョウタがハナミの口をふさぐ。
(もうだめだ~!)
みんなが諦めたその時・・・
「・・・さがって」
前に出たのは・・・ヒカリ。
「へ?」
リョウタはわけがわからない。

ガザザザザザザザ・・・!

分からないものが、8人に近づく。
それと同時に、ヒカリが空手で対抗。
「・・・」
7人はあぜんとした。ヒカリが空手やってるなんて知らなかったからだ。
「・・・よし!オレも!」
リョウタは野球のピッチングで対抗。
みんな自分の特技で対抗しはじめた!

「まてまてまてまてまて!!このアマ!この島から出る方法を教えてやろうとおもったのによ!」
聞き覚えのない声。
「は・・・?」
目の前にうつったのは、8匹の妖精。
「・・・誰だ?」
マコトが聞いた。
「なにって、フェアリーモンスターさ」
「・・・」
ますます分からない。
「だ~か~ら!この世界は、デビフェアっていう奴が、悪い妖精作ってしきってんの!そのデビフェア倒して、電気が動くようになれば、パソコンで連絡とれんの!分かる?!俺たちはその援護!」
いきなりわけ分からない説明をはじめる。

「・・・わけわかんねぇよ!・・・とりあえず、デビフェア倒せってことかよ」
「そゆこと」
リョウタは切れ気味。
「リョウタ、カエデ、マコト、シュウ、ヒカリ、アキト、ハナミ、ユウ!8人でデビフェアを倒すんだ!」
「え?・・・ああ・・って・・・」
「なんで俺らの名前知ってんだよ?!?!?!」
8人で意気投合。
「とりあえず、受け取れ、フェアッチ」
「フェアッチ?」
腕時計のようなその道具は、重要な力があるらしい。
「さて!とっとと相棒をきめ・・・」
「相棒?」
カエデがおそるおそる口を開く。
「ああ。1人につき1匹、相棒の妖精がいるんだよ。」
「ふぅん・・・」
ユウが言った。

・・・長いようで、短い夏。
・・・今、8人が、確実に、歩みだそうとしていた。
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