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♯18 切断
2006-12-02 Sat 20:18
「いやいやいやいやぁ!なんでこんなところにナメクジがいるのよ~~~?!」
ハナミが泣き叫ぶ。
「くそぉ!フェア!頼んだ!」
「まかせてリョウタ!」
フェアがナメクジにかかっていった!
「リョウタ~!通じてないよ~!」
「なんだって!?」
巨大ナメクジに、攻撃が通じていないというのだ。

「どうすんだよ!」
「無鉄砲に攻撃するからだ!」
マコトが怒りを放つ。
「逃げましょ!」
カエデが走り出す。
「まって~あたしあるけない・・・」
ハナミがへろへろしている。
「なにやってんだ!ほら!」
マコトが手を引っ張る。
「ナメクジのくせにはえぇ!」
リョウタは驚いている。
「どうすれば・・・」
アキトは迷っている。

「なんか・・・なんか動きを止めるものはないの?!」
カエデは周りを見渡す。
「あるわけねぇだろ!!!」
リョウタが叫ぶ。
「アキトはん!なにか、ナメクジをコケさせるものはありませんか?!」
「あったら困ってないさ!」
「頼りない!」
「悪かったな!」
お互いケンカモード。

「きゃぁ?!」
ハナミが転んでしまった!
「ハナミ!」
リョウタが振り返る。
「危ない!」
ユウが叫ぶと目を閉じた。
「ぃやぁああああああ!!!」
ハナミはぎゅっ、と手を握る。・・・その手は震えている。
みんなが諦めかけた、その時・・・

「・・・・・?!」
ナメクジが転倒した。
「・・・?なんで・・・?」
ハナミがそっと目を開ける。
「・・・見て!」
カエデが指を差した先に・・・ナメクジの体に・・・黒帯。
「黒帯・・・?これから役立つかもしれねぇし、もらっていくか」
リョウタはその黒帯を取ると、逃げていった。

・・・

「はぁはぁはぁ・・・死ぬかと思った・・・」
ハナミがへろへろと座り込む。
「危なかったな・・・この黒帯には感謝だぜ」
リョウタが黒帯をかかげた。
「それって・・・空手のヤツだろ?」
シュウがそれを見て言った。
「そういえば・・・空手の・・・?」
リョウタがそれを見つめた。
「空手ってことは・・・ヒカリじゃない!?」
カエデが声を上げる。
「・・・かもな!ヒカリのだよきっと!」
アキトが笑顔を見せた。
「じゃぁ・・・あの時・・・ヒカリがいたってことか?」
リョウタが腕を組む。
「だったらなんで出てこなかったんだ?こんな近くにいるなら、出てくればよかったのに、ねぇ?」
フェアがリョウタに言った。

「1人でいたいなら1人にしておけばいいじゃないか」
マコトが言い放った。
「・・・なんだとぉ?!俺たち仲間だろ?!みんなでいなきゃダメジャンか!」
「何が仲間だ!オレら、性格だってなんだって違うじゃないか!」
「言ったな!お前ってホント、1匹狼だな!」
「そうさ!なにが悪い!」
2人は、毎回恒例の殴り合いを始めた!

「なんで殴り合いになるのよ!やめて!」
カエデがあきれたように叫ぶ。
「はぁ・・・困るよ」
アキトがため息をつく。
「ほっとけばおさまるだろ」
シュウは止める気も無くしている。

「あ~~~ん!もう、うるさいわね!静かにしてよ!ゆっくり休憩してるのに気が散るのよ!すこしはおしとやかにできないの?!デリカシーのないやつね!」
ハナミが叫んでリョウタのほうへ向かっていった。
「うるさいんだよ邪魔スンナ!」
リョウタとマコトは息ぴったりに言い返す。
「こういうときだけ息ピッタリなんだから」
カエデの力が抜ける。・・・かなりあきれている。

「・・・?・・赤川、ヒカリの黒帯は?」
シュウがリョウタの手を見て言った。
「え・・・?あれ?おとしたかな?」
リョウタが下を見る。・・・マコトも下を見る。
「あ!あった!」
リョウタとマコトが同時に叫んだ。
「え?」
みんながあぜんとする。
「お前、間違えただろ」
リョウタが言った。
「お前こそ!」
マコトが言った。
・・・2人が黒帯を出す。
「・・・まさか・・・」
みんなの顔が青ざめる。


・・・黒帯壊しちゃった?!?!?!?!
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