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♯12 反対
2006-11-26 Sun 21:49
諦めない。・・・今は、アタシノカゼが吹いてる!

ハナミの中に、強い自信が生まれる。

「いくわよ!覚悟しなさい!」
ハナミがフェンの背中の上から叫んだ。
『ナニッ?!』
カゲフェアが後ずさりする。
「チャンスよ!」
ハナミはカゲフェアの動きを見切っている。
『ココハイッタン・・・ニゲルシカナ・・・イ』
カゲフェアは姿を消した・・・。

「大丈夫?!」
ハナミがみんなに声をかける。
「うぅん・・・ハナミ・・・さんきゅ・・・」
リョウタがかすれた声で言った。
「それにしても、ハナミちゃん・・・すごかったわよ」
カエデは感心の微笑みを見せた。
「はぁあ~。新しい技使ったら疲れちゃった」
フェンがよれよれと倒れこんだ。
「ここで休憩にしないか」
マコトが言った。
「だな・・・」
リョウタも賛成の様子。

「えぃっ!たぁっ!」
「なぁにやってんだ?ユウは」
リョウタはユウをじっと見つめた。
「僕ね!ハナミさんみたいに強くなるの!みぃんなみたいに、強くなるの!」
ユウは汗ばんだ笑顔でいった。
「危険だユウ!やめるんだ!」
マコトがユウを引き止めた。
「いいじゃんか、やらせれば」
リョウタが口を挟む。
「・・・・・・僕、やるよ!邪魔しないで!・・・・・・えぃっ!とぉ!」
ユウはトレーニングを続けた。
「・・・・おいリョウタ!なんであんなこといったんだよ!」
「いいじゃんか。やらせておけば。ユウの勝手ジャン」
「なんだとぉ?!」
マコトの拳が、リョウタにあたる。
「やったなぁ!」
リョウタがマコトを押し倒した。
「またケンカ?!やめて!」
カエデが止めに入る。
「お兄ちゃん・・・」
ユウは泣きそうな顔をしている。
「またケンカかよ、よくそんな体力あるな。少しは休んだらどうだ?」
シュウが間に入って止めた。
「だってよぉ~」
リョウタはへろへろだった。
「ふんっ・・・」
マコトはどこかに行ってしまった。

・・・その夜

「僕のせいで、お兄ちゃんがケンカしちゃった・・・。僕、どうすればいいんだろう・・・」
「そんな・・・ユウのせいじゃないよ。」
ユウの弱音をフェムが励ました。

パンパァ~~ンパララランラァ~ン・・・・・・・

どこからか聞こえるおちついたハーモニカ。
「いってみよう!」
ユウが走り出す。
「ま・・・まってよぉ~!」
フェムが追いかけた。

「・・・シュウさんだ~」
フェムが言った。
「上手だね~・・・さすがだね~」
ユウは見とれていた。

「シュウ~。なんか誰かに見られてるきがするよ」
フェナが言った。
「え?・・・なんだ花山か」
ユウに気付くと、シュウは
「まだおきてたのか?なんかようか?」
と、ユウのところへ近寄った。
「・・・僕・・・どうしたらいいのかわかんなくて・・・それで・・・」
あは~ん!とユウは泣き出した。
「ユウ~。・・・・・・ユウ~!」
フェムまで泣き出した!
「まてまてまってよ!べろべろばぁ~!」
フェナは慌てている。
「ほらほら!ちちんぷりのすけぴったらぷ~!」
フェナは頭のねじがとれ始めた!
「意味わかんないこと言うな、花山はとりあえず座ったらどうだ?」
シュウは頭のねじを戻した!
「・・・」
フェナは木の中に隠れた!

「・・・で、お前はどうしたいんだ?」
「僕・・・?僕は強くなりたい。みんなみたいに・・・でも、お兄ちゃんを傷つけたくない・・・だから・・・どうしたら・・・」
ユウは顔をうずめた。
「・・・お前が強くなりたいんなら、竹松に頼るのは・・・やめたほうがいい。・・・竹松といたいんだったら、強くはなれない。・・・どっちを取るかは花山しだいだけどさ。まぁアイツ、過保護なところあるからな。お前がよっぽどかわいいんだよな」
シュウは遠いほうを見ていった。
「・・・どっちか選べば・・・ケンカしないかな」
「なんだ?ケンカが怖いだけか?」
木の上からフェナが目を見開く。
「わかんねぇな。あいつらの相性最悪だしな。まぁ、どうしても両方離せないってなら、オレがなんとかする」
「え?!」
ユウが顔を上げる。
「オレがなんかの場を借りて説得するさ。・・・でも、まずはお前から言わなきゃだぞ」
シュウがユウの瞳を見ていった。
「うん!ありがとう!さすがだよね・・・たよりになるっていうか」
ユウは笑顔イッパイで言った。
「もう寝れば?」
「はい!おやすみなさ~い」
ユウが眠りにつこうとしたそのとき・・・

『フフフ・・・アハハハハハハ!』
「カゲフェアだ!」
ユウが言った。
『カクゴシナサイ!』

「助けて・・・!助けてええええ!」
「花山!」
ユウを連れて、シュウはみんなのもとへ。
『ニガサナイ!・・・カクゴ!』
「いやぁああああ!!助けて!」
「花山!」
ユウはおびえて足がすくんでる。
「大丈夫か?」
「うん・・・」
ユウは落ち着こうとする。

『イケ!』
「助けて・・・」

助けてお兄ちゃぁぁぁぁぁあああああん!!!!
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