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♯97 記憶
2007-04-06 Fri 20:59
・・・今まで、当たり前のように味方だと思っていたフーミンが・・・・・・敵だった。

「マジ・・・かよ・・・」
予想もしない展開に、手に汗をかくリョウタ。
「なんでだ?!なんでデビフェアを嫌っていたんだ!」
納得いかないマコトは、フーミンに投げやりに言った。
『ワタシハ、コノセカイヲシハイシヨウトシタ。シカシ、デビフェアノカッテナコウイデ、ソノユメハヤブラレタ!ダカラ、デビフェアヲタオスヒツヨウガアッタ。デモ、ワシノチカラダケデハムリダッタ・・・』
フーミンは、淡々と語り始める。
『ワシハカンガエタ。デビフェアヲタオスホウホウヲ・・・ソシテミツケタ!・・・フェアッチヲツクリ、ヨウセイヲアヤツリ、タオスホウホウダッタ。・・・ダガ、カンジンノ、フェアッチヲアヤツルモノガイナカッタ。ヒトリヒトリ、ココロノアカシヲモッテイルモノデナイトダメダッタ・・・ソコデミツケタ!フェアッチヲモツニフサワシイヨウセイトパートナーヲ!・・・ソコデ、アエテミカタニツキ、デビフェアヲタオシテモラウサクセンダッタノダ!!』
・・・明かされる、フーミンの真実。

「そんな・・・色々あたし達に協力してくれたじゃない!じーさんだったけど!!」
真実を信じられないハナミ。
「いやだよぉ・・・裏切られるのばっかり・・・僕・・・もう・・・もう・・・・・・もうヤダよぉぉお!」
ユウは、ショックで泣き出してしまった。
「僕達が・・・僕達が何したっていうんだ!!こんな目にあってばかりっ!!」
納得いかないように、アキトが言う。
「許さねぇ・・・ぜってぇ許さねぇ!!」
怒りに震えるリョウタ。
『ヤレルモノナラヤッテミロ。サッキノタタカイデ、ヨウセイハ、タイリョクヲツカッタハズ。シンカシルチカラハナイ。・・・ソシテワタシハ・・・』


・・・・・・マスタータイダ!!


『マスター体っ?!』
フーミンの言葉に、驚きを隠せない子供達。
「あの、一番強いヤツ?」
アミは、思い出すように聞いた。
「あぁ。・・・未発見だったはずなんだが・・・」
「こんなところで会うなんて、予想もしてなかったさかい」
フェスの言葉に、続けるように言うフェロ。
「マスター体って・・・僕達、倒せないじゃないか!」
アキトは、すっかり弱気モード。
「おいおい!こんなとこで弱気になんなよ!オレ達、ここでめげるわけにはいかねぇだろ」
弱気なアキトの肩を、ぽんっ、と叩くリョウタ。
「・・・そうよね。ここまで来たんだもの・・・最後の最後で負けられないわね」
顔を上げて言うカエデ。

『サッサトシヌノダ!ソシテ、コノセカイヲシハイスルノハ、コノワシダ!』
フーミンの声が響く。

ドッカァァァァァアアアアアアアン!

「うわっ?!」
「きゃぁぁああ!」
・・・フーミンの攻撃!
「・・・ゲホゲホ。煙すげぇな!おい!大丈夫か~?!」
リョウタは、みんなに叫んで言った。
「なんとか・・・な」
「大丈夫よ」
・・・みんな大丈夫みたいだ。
「・・・戦え・・・ないわよね・・・?」
ハナミは、フェンに聞いた。
「うぅん。デビフェアの時の体力が、まだ回復してないの~」
フェンは、俯いて答えた。
「そっか・・・そうよねっ」
テンションを崩さないようにして言うハナミ。
『マダマダ!タオスマデ・・・シヌマデコウゲキヲツヅケル!』

ドッカァン!
バァン!!

「うわぁっ?!攻撃する暇なんてないじゃないかぁああ!!」
アキトは、ひたすら逃げ回る。
「なんとかなんねぇのかよ!スペシャル合体だっ!!」
「ムリ!」
リョウタの声に、即答するフェア。

『チョコマカトウルサイヤツラメ・・・コウナレバ・・・』
フーミンは、そう言い終えると・・・

バババババババッ・・・

「いやっ!何アレキモイ!!」
・・・ハナミは、変わったフーミンの姿を見て驚く。
・・・・・・数え切れない無数の手・・・・・・人間、という形を超えている。
「マスター体に、不可能はないってことなのね・・・」
そっ、とカエデがつぶやく。

『ハハハハハハ・・・オマエタチガツヨクナルゲンドウリョクデアル、アカシガトレレバコッチノモノ・・・オマエタチノアカシヲトッテクレルワ!!』
・・・フーミンの言葉が終わると・・・無数の手が子供達に襲い掛かる。

「イヤイヤイヤぁ!!こないでぇえ!」
・・・必死に逃げるのだが・・・むなしく捕まるハナミ。
『トッテクレル・・・ソレ!』
フーミンは、子供達から、何かを吸い上げるようにする。

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!

・・・子供達から、何かが取り出された。
「・・・あったまきた!進化だっ!」
リョウタは、ムリヤリ進化させようとするが・・・

しーん・・・・・・

「なんでだ!!」
・・・フェアッチは、反応を示さない。
『アタリマエダ!!アカシガナケレバ、シンカナドフカノウダ!・・・イッソノコト、ジブントナカマノアカシガナンナノカ・・・ソレモワスレサセテヤル!!』
また、無数の手が、子供達を襲う。

・・・証についての記憶が・・・すべてとられた。

「卑怯だ!こんなのズルイよ!」
やり方に、納得のいかないフェナ。
『ヒキョウ?タタカイカタニ、ヒキョウナドナイ!ココデクタバレ!』
フーミンの声が響く。

・・・もう・・・ダメか・・・・・・

・・・そう、諦めが生まれたとき・・・

ピカァァァァァアアアアッ!!

「うわっ?!なんか光った!」
・・・リョウタの持っていた、あの、ネックレスが光った。
光はどんどん大きくなる。

うわぁぁぁぁぁぁあああああ!!


・・・全員、その光に飲まれた・・・

自分の証、そして、仲間の証を思い出し・・・フーミンを打ち勝つことができるのだろうか・・・・・・
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