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♯96 つながり
2007-04-05 Thu 21:31
・・・たとえ昔が敵であっても・・・
今は、大事なパートナー同士。
負けない・・・・・・君と一緒なら、大丈夫。

『私が倒せると思っているのか!!』
デビフェアは、すごい気迫で言う。
「るせー!ここで負けるわけにはいかねぇんだよ!」
リョウタも負けていない。
「行くぜみんな!」
『うん!』
リョウタの合図に全員が頷く。

・・・ウルトラ体進化ぁぁぁぁぁぁああああああ!!!

『フン。何度来ようとムダだ!』
デビフェアは、何度も攻撃を連射する。

ドカァァァァァァァアアアアアアアアアアン!!!

・・・相打ちの爆発音が響く。

「どうするんだ?!このままじゃ、またやられるだけじゃないか!」
アキトは、慌てていった。
「なんか、妖精をパワーアップする道具とかないの?!」
「そんなのあったら苦労してないよ!」
ハナミの言葉に、言葉を返すユウ。

ピピピピピピピ・・・・・・

『わしじゃ!フーミンじゃ!パソコンを開けっ!』
・・・シュウのパソコンに、フーミンからの音声メールが届いた。
「もう!なんだよ!こんなときに!!」
リョウタは、イライラしながら画面を見る。
『大変じゃ!地球結晶化が進んでおる!このままでは、お前達の世界が・・・』
「えっ?!」
フーミンの言葉に、驚きと焦りを隠せない子供達。
『さっさとデビフェアを倒すのじゃ!!』
「んなこと言われても・・・アイツ、すげぇ強いんだぜ?!」
フーミンの言葉に、反抗するリョウタ。
『お前達には、フェアッチと証があるじゃろう?!証を使って、妖精の力をアップさせるのじゃ!』
フーミンは、興奮気味に言う。
「パワーアップ?!・・・でも、どうやって・・・?」
その言葉に食いついたハナミだが、すぐに弱気に戻った。
『簡単じゃ。お前さん達が、自分の証を最大限に思うだけじゃ。そうすれば、フェアッチがそのパワーを伝えてくれる』
「自分の・・・証を・・・?」
フーミンの言葉を、繰り返す子供達。
『そうじゃ。まぁ、適当に、頑張るのじゃ!』
フーミンは、そう言い残すと、メールを終えた。

「自分の証を思うって・・・どういうこと?」
メールが終わると、カエデが口を開いた。
「あのジジイ。いっつも肝心なところを言わねぇんだからよぉ」
リョウタは、両手を組んで言う。
「あたし、分かった!」
すくっ、と立ち上がったのは、ハナミ。
「こうやって、フェアッチをかざして・・・」
ハナミは、フェアッチを上に向ける。
「高潔!!!」
天に向かって叫んだハナミだが・・・

しーん・・・

「何にもなんねぇじゃん!」
「ただ言っただけじゃ、ダメってことか・・・」
リョウタとマコトのキツめの言葉。
「なんか、こう、証に対する思いが必要なのよ」
カエデが、マコトの言葉に付け足すように言った。
「今度はオレがトライだぜ!」
今度立ち上がったのは、リョウタ。
「大丈夫なのか?」
マコトは、完全に信用していない。
「おっしゃぁ!やってみるぜ!」
すっかり燃えているリョウタ。
「オレの闘志は最強だぜぇい!この証は燃えるぜぇい!オレだけの証だぜぇい!!」
がむしゃらに叫びまくるリョウタ。
「バカ・・・」
マコトは、頭を抑える。

しーん・・・・・・

「・・・なんでだよ?!証のいいところを言ってやったのに!」
「くすっ」
苛立つリョウタを見て、意地悪そうに笑うハナミ。
「なんだよハナミ!」
「ふーんっ。あたしの時に、キツい言葉言ったお返しっ!」
怒り気味で言うリョウタに、つーん、と言葉を返すハナミ。
「ちょっと、こんな時にケンカなんてしないでよ!」
カエデは、2人の間に入る。

「・・・・・・」
さっきから黙っているのは・・・ユウとアミ。
「?・・・ユウ、どうした?」
マコトは、ユウに声をかけるが、反応なし。
「おーい。2人とも、目ぇつぶって、何やってんだ~?」
リョウタも声をかけるが、これまた返事は返ってこない。
「どうしたのかしら。さっきから黙ってばっかりだけど・・・」
カエデは、心配そうに言った。
「・・・・・・!」
・・・2人が目を開けた。

「勇気!!」
「未来!!」
・・・そう叫んだのと同時に・・・2人はフェアッチをかかげた。

ピカァァァアアアッ・・・!

・・・フェアッチは光を放って・・・妖精達の元へ飛んでいった。
「力が出てきた~!」
・・・証の力が伝わったのだ。

「やったぁ!成功だよっ!いえ~い!」
ユウは、すっかり喜んで、アミにハイタッチを求める。
「・・・そうね。よかった・・・」
アミも、ユウにハイタッチを返した。
「おい、お前ら、今、何やったんだ?!」
リョウタは、すっかり興奮気味。
「え?自分の証が、妖精達にどうつながってるか考えただけだよ~」
きょとん、として言うユウ。
「・・・と、言っておいて、この案を考えたのってアミさんなんだけど、1人でやって失敗したらイヤだって・・・」
「ちょっと!なんでそう、いっつもいっつも一言余計なのがくっついてるのよ!」
ユウの言葉に、慌てて言葉を入れるアミ。

「まぁ、いいじゃない!あたし達も、やってみましょうよ!」
カエデは、そっと目をつぶった。
「よし、じゃぁオレも」
「あたしもっ!」
・・・みんなが目をつぶって、考え始めた。

・・・証が・・・どうつながっているか・・・?

「・・・よしっ!いけぇ!」
リョウタは、フェアッチを妖精達に向ける。
「あたしもっ!」
ハナミも分かったようだ。
「オレも!」
「あたしも!」・・・
・・・・・・みんなが、フェアッチを向けた。

ピカァァァァァァァアアアアアア!!!

・・・全員のフェアッチが光った!

『なんだなんだ?!』
デビフェアは、予想外の展開に驚くばかり。
「力が・・・力がわいてくるよ!」
「みんなの証が・・・伝わってくる!」
妖精達は、伝わってくる証を感じた。
『何をやろうと・・・負けるものか!!』
「こっちだって!」
デビフェアと妖精達の手が光る。

うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!

・・・全員のパンチがぶつかりあった。


ドカァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアン・・・


・・・爆発の煙に包まれる。

こ・・・こんなことが・・・あっていいのか・・・
くそ・・・しかし、私は、人間を許さない・・・・・・
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!

・・・デビフェアは、最後の言葉を残して・・・・・・この世を去った。

「・・・マジ・・・だよな・・・オレ達・・・」
「勝ったの・・・?デビフェアに・・・」

い・・・いやったぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!

・・・みんなが、歓喜の声を上げる。
「みんな~~!」
・・・妖精達も、無事戻ってきた。
「やったんだな!オレ達、やったんだな!」
リョウタは、興奮して、まともに文になっていない。
「フェン~~!!どうなるかと思っちゃったわよ~~!!!」
ハナミは、フェンに泣きつく。
「やったんだ!アキト的サイエンスが証明されたんだ!」
「意味不明ですわ、アキトはん!」
アキトとフェロは、いつものトーク。


グラッ・・・・・・


「なんだ?!辺りがゆがみはじめたぞ!」
マコトは、辺りを見回して言う。
「いやぁ!気持ち悪い・・・」
カエデは、完全に異空間に囲まれた世界を見て言う。

ピピピピピ・・・

『よくやった!パソコンを開くんじゃ!』
・・・フーミンからのメール。
『よくやった・・・本当に』
「へっへーん♪・・・じゃねぇんだよ!デビフェアをぶっ倒したのに、なんでこんな空間にこなきゃいけねぇんだよ!!」
フーミンの言葉に、有頂天になるかと思いきや、キレ気味のリョウタ。
『そんなのは簡単じゃ・・・フフフ・・・ハハハハハハハ・・・!!!!!』

・・・パソコンから、なんと、黒いかたまりが出てきた!

「フーミン!そんなかたまりにいないで、でてこぉぉおおい!」
リョウタは、フーミンを呼ぶ。
『ハハハハ・・・ワナニカカッタナ!アノ、イマイマシイデビフェアモイナイ!コノセカイヲシハイスルノハ、コノワシダ!』
フーミンは、笑いながら言った。
「どういうことだっ?!」
アキトは、フーミンに聞く。
『ソウイウコトダ!ワシハ、ズットミカタノフリヲシテイタノダ!ニックキデビフェアヲ、オマエタチニタオシテモライ、ヨウガスンダラコロス!ソシテ、コノセカイヲシハイスルノダ!』

・・・・・・フーミンは・・・・・敵だった。

証のつながりを知り、念願の勝利を飾ったはずだったのに・・・


・・・・・・最大の敵が現れた。
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