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♯94 死闘
2007-04-03 Tue 21:56
・・・ずっと、追い求めたもの・・・
デビフェアは、なぜ電気がキライなのか・・・
今、その真相が明かされようとしている・・・・・・

『・・・お前達は・・・この世界が何で出来ているかを知っているか?』
「んなの・・・知るかよ」
デビフェアの質問に、答えるリョウタ。
『ならば教えてやる。この世界は・・・』
デビフェアは、一瞬言葉を止めた。

・・・電気の力で出来ているのだ・・・

「えっ?!」
デビフェアの言葉に、驚きを隠せない子供達。
「そんな・・・じゃぁなんで・・・電気を嫌う必要があるんだ!この世界が電気のおかげで成り立ってるなら、電気は逆にありがたいじゃないか!」
『何も分からないくせに、口出しするな!!』
リョウタの言葉に重なるように、デビフェアの気迫の強い言葉が響く。
『私だって・・・始めはそう思っていた・・・しかし・・・』
デビフェアは、怒りを隠せないようだった・・・そして、語り始めた。

・・・パソコン、携帯電話、テレビ・・・
そう。人間界の電気による活動は、どんどん発達していった。
始めは、電池なんかを使っていたから、この世界への影響も、それほど大きくはなかった・・・。
しかし、今はどうだ。充電器、コンセント・・・大量の電気を人間界で使用するようになり、電気でできたこの世界は、混乱状態に陥った。
山は荒れ、洪水が起き、電気による異常が、この世界の異常を引き起こした。
・・・そこで、私達は立ち上がった。この世界を壊そうとする、おろかな人間どもの世界をのっとり、今までの分の償いをとってもらおう・・・と。
まずは、この世界を支配する必要があった・・・だから、この世界の支配、地球結晶化を進めたのだ・・・・・・

・・・デビフェアの話に、言葉もでない子供達。

・・・デビフェアも、そんな想いをしていたのか・・・

『分かっただろう・・・さぁ、最後のバトルを続けよう・・・』
「待ってくれ!デビフェア!!」
攻撃しようとするデビフェアを、必死に止めるリョウタ。
「・・・確かに、オレ達人間は、電気を使いすぎてる。だけど、この世界があることも、この世界が電気で成り立っていたことも知らないんだ!だから、人間界で話をする。そうすれば・・・」
『人間なんか信用できるか!』
リョウタの言葉むなしく、デビフェアは攻撃を放った。
「うわっ?!」
「リョウタ!!」
倒れたリョウタに、駆け寄る子供達。
「大丈夫?!」
カエデは、リョウタに声をかける。
「あぁ。大丈夫だよ!こんなんで倒れるオレじゃないし!」
すっかり本調子のリョウタ。

「ここはやっぱり、デビフェアの暴走を止めないとダメそうだよ」
フェアは、デビフェアを見て言う。
「そうみたいだね。話もろくに聞いてもらえなさそう」
頷きながら言うフェナ。
「頑張って・・・ここで負けるわけにはいかないの・・・」
カエデは、心配しながら言う。
「どうする?ウルトラでいくか、それともハード?」
みんなに意見を聞くアキト。
「長期戦になりそうだしな・・・ハード体でいくのは危なくないか?」
マコトは、先のことを考えて言う。
「よっしゃ!そうとなれば、直球勝負だぜ!」
意気込みするリョウタ。

・・・デビフェアとの死闘が始まった!

「えい!」
「たぁっ!」
必死に攻撃するが、デビフェアは、ビクともしない。
『フフフ・・・そんな攻撃が通用すると思っているのか!』
デビフェアは、黒い大きな弾を作り、一気に放った。
「うわぁっ?!」
・・・圧倒的な強さに、尻込みする妖精軍。
「おい、しっかりしろ!!」
リョウタは、慌てて駆け寄る。
「ダメだ・・・強いよ。核が違う」
さっそくダウンのフェア。
「ちょっと!化け物?!ウルトラ体4体でかかって、キズ1つないじゃない!!」
ハナミは、ちょっとキレ気味?
「うぅん・・・ほら、アレ!アレ出して!アレ!」
アレを連呼するアキト。
「アレってなんだ?アレって」
マコトは、アキトに聞いた。
「アレだよ!アレ!」
「アレじゃ分からないよ。なんなの?」
アキトに対して、不思議そうに言うユウ。
「だから・・・その・・・なんか分かるヤツ!」
思い出せずにイライラするアキト。
「ねぇ~シュウ~あの、フェアリーモンスター丸分かり図鑑で調べてよ~」
アキトの言葉と重なるように、ハナミが言った。
「・・・」
アキトは沈黙。

ピッ!

「デビフェアの情報ね・・・」
カエデは、パソコンの画面を見て言う。
「なんだなんだ?!属性も弱点も、なんにも書いてないじゃないか!」
アキトは、目を丸くする。
「あんのクソジジイ!役立たず!!」
リョウタは、フーミンに対してキレている。
「この前みたいに、デビフェアの弱点はどこなのか出してよ!」
ハナミは、シュウに言った。
「あれはデータで出来てたから出せたけど、正体不明のヤツはムリ」
即答するシュウ。
「くそ・・・どうしたらいいんだ・・・?!」
マコトは、床を叩きつけた。

「諦めないで!頑張れば、きっと倒せるよ!」
妖精軍は、自分のパートナーを必死に励ます。
『フフフ・・・正義のヒーローきどりか?』
デビフェアは、その様子を見て鼻で笑った。
「なんで笑うんだよ!」
その態度が気に食わないリョウタは、デビフェアに聞いた。
『フッ・・・死闘の最中に余裕だな・・・』
デビフェアは、リョウタを睨んで言った。
「なんだよ!フェアをバカにしたら、オレがぶん殴るぞ!!」
リョウタは、立ち上がって言った。
『・・・その言葉、この話を聞いても言えるかな?』
おもしろそうに言うデビフェア。
『妖精達は、お前達を・・・』
「言わないでぇぇぇぇええええ!!」
デビフェアの言葉を妖精達が止める。

「な、なんなんだよ・・・なんで聞いちゃいけないんだ?」
マコトは、戸惑って聞く。
「ダメだよ。これは言っちゃ・・・」
妖精達は、何かを隠している。
「つつみ隠さず話してよ!」
アミは、妖精軍を問い詰めた。
「・・・でも、これは・・・」
フェスは、口を噛んだ。
『ほらほら・・・お前達の愛しいパートナーは聞きたいみたいだぞ・・・』
デビフェアは、くすくす笑う。
「『ずっと待ってた』・・・これと関係あるのか?」
何かを勘ぐったシュウは、フェナに聞いた。
「え、えっと・・・それは・・・」
フェナは、言い訳が見つからない。
『フフフ。死闘の最中だが、時間をやる。教えてやったらどうだね?・・・ククク・・・』
やけに優しく、デビフェアが言う。

「・・・リョウタ・・・あのね・・・」
「イヤ!話さないで!!」
口を開いたフェアを、フェミが止める。
「フェミ・・・止めないで・・・」
カエデは、フェミに言った。


・・・僕達・・・実は・・・・・・
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