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♯91 弱点
2007-03-31 Sat 17:51
・・・諦めない・・・オレ達しかいないんだ!

「・・・ここ・・・あのドーム?」
リョウタは目を開けて言う。
「戻ってきたのね・・・」
カエデも起き上がって言う。
「どこに行ってたの?さっさとトドメをさすわよ」
団長は待ちくたびれている様子。
「今までのオレ達じゃねぇ・・・みんな!行くぜ!」
『おぉぉぉぉぉぉおおおお!!』
リョウタの合図で、全員が叫んだ。

「ここはウルトラ体でいったほうがよくないか?ハード体は、長期戦には不向きなんだろう?」
「そうだな・・・みんないるわけだし・・・」
アキトの言葉に、返答するマコト。
「みんな!ウルトラ体に進化だ!」
「OK!」
・・・みんなでウルトラ体に進化!

「フフン。何度こようとダメなものはダメ。いい加減に気づいたらどうなの?」
団長は呆れた声で言う。
「諦めるか!この世界も、地球も・・救えるのはオレ達だけなんだ!」
リョウタは叫んで言った。
「・・・その悪あがきがどこまで続くか・・・試してあげる」
団長は、攻撃を連射する。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・

「いやぁ?!」
「ハナミ!大丈夫?!」
倒れたハナミに、声をかけるカエデ。
「うん。平気よ」
ハナミは立ち上がって言う。
「ただがむしゃらに攻撃してもダメだ・・・相手の弱点とかないのか?!」
マコトは唇を噛んで言う。
「それが分かってたら苦労しないさ!敵の攻撃をよけるのに精一杯!」
アキトは走りながら答えた。
「4:1でかかってるのに、相手は傷1つついてないわよ?どれだけの強さなのよ・・・」
アミは敵の姿を見て言った。
「も~みんなで合体して、ベリベリエキスパートエンジェルになれ!」
「ムリ!!」
リョウタの言葉に即答するみんな。

ドッカァァァァアアアアン!!

「うわっ?!」
「きゃぁぁあああ!!」
攻撃の圧力に、転倒する子供達。
「このままじゃ負ける!なんとかしないと・・・」
マコトは辺りを見回す。
「なんで人のデータを読み込んで強くなるのよ?!そのデータをぶちこわせないの~~?!」
ハナミはイライラして言う。
「・・・」

パカッ

・・・黙ってノートパソコンを開いたのは、シュウ。
「・・・なんか久しぶりにノートパソコン見た」
「デビフェアの電気嫌いに対抗して、電池式にしたのよね。デビフェアのせいで、コンセントないから」
「デビフェアって電池は大丈夫なのか?」
「さぁ」
みんなぺちゃくちゃとおしゃべり。

「ねぇ。何か分かった?」
ハナミは画面をのぞきこむ。
「ちょっと待て」
シュウは高速で文字を打ち込む。

ピロン♪

「あ、何かでてきた!」
ユウの声で、みんなが画面を見る。
「これって、団長じゃないか!」
アキトは驚いたように言う。
「シュウ、これって、なんなんだ?体のところどころがマーキングされてるけど・・・」
「・・・アイツのデータがどこにあるかを調べたヤツ。マーキングの色が濃いほどデータも濃い」
リョウタの質問に答えるシュウ。
「ここが一番濃いわ・・・ほら、ペンダントの水晶のところ」
カエデはそこを指差す。
「じゃぁ、そこを攻撃すればいいのね?」
「そうなるね」
アミの言葉に返答するアキト。
「よっしゃ!さっすがシュウ!よし。みんな!水晶を攻撃だ!」
『OK!』
リョウタの言葉に、応答するみんな。

「みんな!一気にいこう!」
「うん!」
みんなで攻撃態勢。
「あたしは無敵!倒れない!!」
団長は相変わらずの強気だ。
「・・・・・・よし!みんな!いけぇぇぇえええ!!」
『おぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!』
リョウタの合図で、みんなが水晶に攻撃。

パキッ・・・

「・・・うっ・・・なぜ?!なぜここが弱点だと分かったの?!そんな・・・デビフェア様になんと言えば・・・あああぁぁぁぁああああ!!」
団長は、空へ昇天した。

「い・・・ぃやったぁぁあああ!!」
リョウタはガッツポーズ。
「よかった・・・」
「負けるかと思った・・・」
みんな安心している様子。

ガタガタガタガタ・・・・

「なにっ?!」
ハナミは辺りを見回す。
「激しい戦いのせいで、ドームが崩れたんだ!」
アキトは顔を青くする。
「みんな!早く出るんだ~~!!」
「うわぁぁあああ!」
「いやぁぁあああ!」
・・・みんながドームを出たころには・・・原型を想像できないほどに崩れたドームが出来上がっていた。

「ふぅ・・・色々あったけど・・・いよいよデビフェアの城だな」
リョウタは、山の頂上に聳え立つ城を見る。
「そうね。デビフェアとの戦いも、弱点をつかめれば大丈夫ね」
カエデは強気で言う。
「ここまできて、弱音は吐けないな」
アキトも気合十分。

「よし!みんな、行こうぜ!」
リョウタの言葉で、みんなは歩き出した。

・・・人の弱点を見抜くのは、簡単なようだし難しい。
その弱点をどう使うかは・・・人次第。
弱点・・・ときには必要のないものであり、ときには必要なもの・・・
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