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♯10 責任
2006-11-25 Sat 14:47
「そろそろ・・・もどろっかな」
カエデは、よいしょ、と立ち上がる。

「無鉄砲なんだよ!この分からずや!」
マコトの激しい一発。
「なにがいいたいんだよ!オレがバカだってことかよ?!」
リョウタも一発。
「なにやってんの?!」
カエデがアキトに聞いた。
「なんか、あの山にいくか、様子を見るかでもめてて・・・ケンカになっちゃったんだ・・・」
「やめてって言ってもやめないの~」
ハナミは半泣き。
「お兄ちゃん!もうやめて!」
ユウは必死だ。
「もうやめろ。こんなことしたって、何も変わらないだろ!」
間に入って、お互いの手をつかむシュウ。
「だって!」
リョウタは興奮している。
「こういうことは、アキトに任せればいいじゃないか!あいつが一番上なんだから!」
マコトが言った。
「だって、アイツ頼りないじゃん!オレが仕切るしかないだろ!」
リョウタの一言に、アキトはキレた。
「なんだと!僕だって、考えてないわけじゃないさ!都合のいいときだけ僕のせいにして!」
今度は、リョウタとアキトがケンカしてしまった!
「もう!やめなさいよ!リョウタ!あんたケンカしすぎよ?!」
カエデがリョウタをとめる。
「邪魔すんなよ!関係ないだろ!」
リョウタは興奮している。
「静かにしろ!・・・誰かいる」
シュウが言った。
・・・みんなが一気にしんっ・・・とした。
「いったか?」
マコトが言った。
「・・・行ったみたいだ。赤川と奥大辞、ケンカなんかしてると、今度は襲われるぞ」
冷静に止めるシュウ。
「・・・」
みんな黙ってしまった。
「寝たら?この暗闇の中、登山も危険じゃない?」
ヒカリが言った。
「そうだな・・・寝るか」
リョウタも認めた様子。
みんなが眠りについた。

・・・深夜
「なんだいなんだい!都合よく、僕を利用して!」
アキトはみんなから離れると、グチをもらした。
「まぁ・・・リョウタはんは、あういう人やないですか」
フェロがカバーしている。
「だってだぞ?!僕だって考えていないわけじゃないのさ!でも・・・僕が何もしてないみたいに!」
アキトはプンプンしている。
「あれは・・・?山への入口でっせ!」
そこには、大きな扉。
「ここに、何か丸いものをはめるみたいだ・・・」
アキトは見るなりそういった。
「これが開けば、山へ登れるはずでっせ」
フェロは言い切った。
「とりあえず、みんなに知らせに・・・」
アキトが戻ろうとした、そのときだった。
『ハハハハハハ!ニガスモノカ・・・!』
「カゲフェア!」
カゲフェアと直面!

「逃げるで!わてら2人ではムリや!」
フェロはさっさと逃げてしまった。
「まってくれぇぇぇ~・・・」
アキトはちんたらちんたらしている。
「遅いでっせ!命ないでっせ」
「だって!僕、50m走るのに、14秒かかるんだよ~!」
「そりゃぁ、バカがつくほど運動オンチですな!」
『アハハハハハ!』

「危ない!」
カゲフェアの魔の手が、アキトにのびる。
「うわああああああああ!!!」
アキトは、腰を抜かす。

ダメだ・・・このままじゃ・・・みんな・・・が・・・!
僕が・・・責任を持って・・・やらな・・きゃ・・・。

「アキトはん!」
フェロが叫んだとき、フェアッチが光った!

『ナンダ!コノヒカリハ・・・!』
「どうだ?!」
アキトは体勢をととのえる。
「アキトはん!はようみんなに!」
「分かった!」
アキトはみんなに伝えに行く。
『クソ・・・オマエダケデモ・・・!』
カゲフェアから、怪しい光が放たれる。

うわあああああああああああああ!!!

「フェロ!!」
アキトがそれに気付く。
「いってくだはい!わては大丈夫ですわ!」
「でも・・・」
アキトの足が震える。
「いってくだはい!早く!」
「・・・っ・・・必ず助ける!」
アキトはみんなのほうへ向かう。

フェロ・・・!
僕が・・・僕が責任感あって、しっかりしてれば・・・


・・・・・・待ってて!必ず助ける・・・!
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