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♯84 復活
2007-03-21 Wed 15:06
「くそぉ!話は後!いくぜ!」
リョウタはかなり慌てて、言葉を発する。
「OKリョウタ!」
フェアもやる気十分で進化した。
「こんなときのために、天井高くしてよかった~」
資材運びは関係ない話を・・・
「いいから。集中しなさい!」
バレリーナの説教。
「分かってるよ~」
資材運びは、言いながら頷く。
「ヒカリさん!私たちも・・・」
フェネはヒカリと敵を交互に見て言う。
「・・・」
ヒカリはフェアッチを見つめるが、反応はない。
「どういうことだ?!」
リョウタはヒカリのフェアッチをたたくが・・・反応はない。
「当たり前でしょう。ココロの証がなければ、進化できないに決まっているじゃない」
「そうそう。ただでさえ、地球何周の体力とココロの魔力を、愛情でおぎなっていたのに、それがなくなれば、ただのザコなんだよ」
敵のセリフに、何も言えないリョウタ。
「リョウタ!とりあえず、僕たちだけでやろうよ!」
フェアがリョウタに言う。
「・・・分かってるよ!」
リョウタは混乱した中で答える。
「いくよ!資材運び、ちゃんとやってよ!」
「分かってるよ~!」
敵軍の突撃!

「うわぁぁぁぁぁああああ!!」
敵の攻撃に圧倒されるフェア。
「フェア!大丈夫か?!」
リョウタは慌てて近寄る。
「うぅ~・・・やっぱ1:2じゃダメだ~」
フェアは、元の姿に戻ってしまった。
「くそ・・・どうすれば・・・」
リョウタは唇を噛む。
「ヒカリさん・・・」
フェネは、そっとヒカリを見る。
「・・・あ゙~~!!やってらんねぇ!ヒカリ!あんなのなくても、また愛情をつくれ!自分でつくるんだ~~!!」
「無茶いうなよリョウタ!」
リョウタの言葉を、否定するフェア。
「がむしゃらだよがむしゃら!さぁ!大きな声で、I LOVE RYOTA!って叫ぶんだ!」
「なんでリョウタ?!」
リョウタの言葉を、再び否定するフェア。
「いいんだよ!オレを好きになれ!そうすれば・・・」
「バカなこと言ってないで、どーするか考えたほうが・・・」
リョウタの暴走を止めるフェア。
「・・・どうするんですか?言い合いしたところで何も・・・」
フェネがため息をついて言う。
「うぅん・・・どうしよう・・・」
フェアは頭を抱えて悩む。
「・・・ダメでもともと、このままいけ~~!」
「えぇええぇ?!」
リョウタの言葉に、驚くフェア。
「ダメなのが分かりすぎだよ!」
「でも、やるしかありませんね・・・」
意外なことに、フェアが反対し、フェネが賛成している。
「その意気だ!いけいけ~!」
無鉄砲に言うリョウタ。
「資材運び!これはあんたで十分でしょ!」
「もちろん~。デブアタック!」
敵の攻撃・・・名前がおかしい・・・
「デブアタック?!・・・ただの体当たりじゃん!」
リョウタは余裕そうに言うが・・・
「威力強いよ~~・・・」
フェアは一発ダウン。
「うそぉ?!」
リョウタは唖然としている。

「・・・諦めません!ここで逃げたら・・・これからずっと逃げなきゃいけません!」
フェネは諦めていなかった。
「ちょこまかとうるさいわね・・・やっちゃってよ」
バレリーナは、めんどくさそうに言う。
「分かってるよ~」
資材運びは攻撃を繰り返す。

・・・何度やられても、どれだけボロボロでも、敵にまっすぐ立ち向かうフェネ。

「・・・」
ヒカリの中の、何かが動く。
「しつこいやつだな~」
資材運びは飽きてきた様子。
「じゃぁ、最後の一発にしよう~」
最大パワーでの攻撃の準備に入る資材運び。
「・・・もう・・・」
フェネの体力は限界に達し、動ける状態ではなくなった。
「最後にするよ!」
攻撃が出された!

・・・死なないで!・・・
自分のために、傷つかないで・・・

「あ、ヒカリ!」
気がつけば、ヒカリはフェネのもとへ走っていた。
「死なないでぇぇぇええええ!」
ヒカリがそう叫んだとき、フェアッチが光った!
「あら~、進化しちゃった~」
資材運びは残念そうに言う。
「なんでなんで?!」
バレリーナは納得いかない。
「おっしゃぁ!挽回だ!」
リョウタは立ち上がって言う。

「ヒカリ?大丈夫?」
フェアが近寄る。
「うん。それより・・・」
ヒカリは上を見上げる。
「やっぱり2:1はキツイか・・・」
リョウタはつぶやいて言う。
「なんとかして、フェアッチプログラムが手に入ればね・・・」
フェアは腕を組む。
「・・・・・・」
ヒカリはしばらく黙った後、フェネを呼んだ。
「あたしものせてくれる?」
「え?でも危険じゃ・・・」
「いいから」
結局、フェネはヒカリを乗せることに。
「で、今から・・・」
ヒカリはフェネに何かを耳打ちする。
「え?・・・あ、はい」
フェネは頷いて答える。

「せーの!」
フェネは、天井に攻撃をはじめた!

ガラガラガラ・・・

岩がふってくる。
「いたいいたい!」
敵は痛がっている。
「やったぁ!」
見事にフェアッチプログラムを入手!
「リョウタさん!」
ヒカリは、1つをリョウタに投げる。
「おっ、サンキュー!いくぞフェア!」
「OK!」
リョウタの合図で、ハード体誕生!
「うわ~、ヤバイっすね~」
「痛くて攻撃できないわよ!!」
敵軍は攻撃ができない。

「よし!一気に行くぜ!!」
リョウタはチャンスを感じた。
「ちょっと!なんとかしてよ資材運び!」
「ムリで~す!」

ドッカァァァアアアアン!!!

攻撃がきまり、敵を倒すことに成功。
「おっしゃぁ!」
「早くここからでないと・・・」
すっかり有頂天のリョウタと、冷静なヒカリ。
「あそこからでられそうだよ!」
フェアは上を見て言う。
「リョウタさん!乗ってください!」
フェネがリョウタを呼ぶ。
「おっ、さんきゅう」
リョウタはフェネに乗り、脱出に成功した。

・・・

「ムリさせて、ごめんなさいね」
「いいえ。ずっと待っていた人ですから」
「え?」
フェネの言葉の意味が、分からないヒカリ。
「あ、これは・・・気にしないでください」
慌てて訂正するフェネ。
「まぁいいじゃん!こうして助かったんだし!」
リョウタは笑顔で言う。
「サーカス団戦も、あと1回だね」
「そーだな。最後って誰だっけ・・・?」
フェアの言葉に、続けるリョウタ。
「まぁ、なんでもいいよ!あれだな。ココロの証ってのは、復活可能ってことだ!」
リョウタは微笑して言う。
「うん。ココロの証は、地球をまわる体力をおぎなえるんだね」
フェアも続けた。


・・・自分の中にあるものが、大きなものであると知ったリョウタとヒカリ。
自分の意思で復活するという、不思議なものだということも・・・。
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