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♯78 特技
2007-03-15 Thu 21:36
(やけだ・・・こうなったら・・・やけだ!)
アキトは意を決意した。
「答えは・・・答えは・・・一人芝居だっ!!」
アキトはやけになって答えた。
「ちょっと!ちゃんと考えたの?!」
カエデが聞いてくる。
『・・・』
シカイロボは黙ったまま。
「・・・おい・・・間違ってるんじゃ・・・」
マコトは信じたくないことを口にする。
『全く・・・あなたは・・・本当に・・・』
(どうしよう!間違えたんだ!)
アキトは冷や汗をかく。
『すばらしいカンの持ち主!正解です!』
「うそぉ?!」
シカイロボの意外な言葉に、驚く3人。
『先へ進むのです!2階には、もっとすごい強敵が待っていますが・・・』
「強敵・・・」
3人はつばを飲む。

コツコツコツ・・・

3人は階段を上る。
「ねぇ、強敵って・・・」
カエデが言葉を発する。
「怖いよ~カエデ~」
フェミはカエデに甘える。
「・・・も~・・・」
カエデは呆れてため息。
「強敵か・・・今度はちゃんとしたバトルなのか?」
マコトが聞く。
「さぁな。でも・・・」
フェマは何かを言いかけてやめた。
「とりあえず、やるしかないですわ」
「だな。それでは、次の難関へのトビラ、オープン!」
フェロの言葉に続けて、アキトがトビラを開ける。

ガチャリ。

「ファイト!ファイト!」
「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」
「・・・」
3人が見たものとは・・・
「き・・・筋肉マッチョが運動してる・・・」
そう。アキトの言うとおり、マッチョが運動していたのだ!
「いいかてめぇら!ここに例の子供が来る!お前らの力でぶっ倒せ!」
「うぃっす!」
「アイアイサー!」
マッチョは3人。
「うわ~、あんなのに勝てる自信、ありまへんわ・・・」
フェロはすっかり弱気に。
「おい!例の子供!そこにいるのは分かっている!でてこい!」
「ばれてる・・・」
3人はしぶしぶ出て行く。

「さぁ!ここでの勝負は、一騎打ちの命がけマッチ!ノルマ1人1体!先に相手をKOした方が勝ち!ただし、妖精の使用はかたく禁止!」
「え~~~?!?!」
3人は信じられない様子。
「妖精使用禁止はないだろ?!」
アキトは反論。
「うるさい!3階に行きたいなら倒すんだ!」
マッチョの気迫に押される3人。
「妖精を閉じ込めておけ!」
「アイアイサー!」
マッチョの1人が妖精3匹をつまんで、檻に入れた。

「さぁ!よーい・・・スタートだ!!」
1人の合図で、マッチョ3人襲来!
「うわぁ!こんなの絶対ムリだろ~?!」
アキトは逃げまくる。
「アキトはん!しっかり!」
フェロの応援も届かず・・・
「逃げてるだけじゃはじまらないわ!でも・・・相手が相手だし・・・」
カエデも逃げるので精一杯。
「おらおらおらぁああ!!」
マッチョのパンチは、壁を破壊する威力!
「ひぃ!あんなのうけたら、ひとたまりもないや!」
アキトはますますビビる。

(なんとか・・・なんとか、相手の動きを封じられれば・・・)
マコトは必死に考える。
「おらおら!トレーニングボールを投げまくるぜ!」
「ひやぁぁあああ!!」
巨大ボールを投げまくるマッチョから、逃げる3人。
「もう!絶対ムリよ!」
カエデは諦めるさんだん。
(あのボール、どうにかして・・・)
マコトは何かを考えている。
「もうだめだ~!僕にあのボールを蹴飛ばせる威力があったらなぁ・・・」
「それだぁ!!」
アキトの言葉に、何かを思いつくマコト。
「なんだなんだ?!」
アキトは目を丸くする。

マコトは、くるっ、と方向をかえる。
「危険だ!やめておけ!」
フェマが叫ぶ。
「イチかバチかだろ!」
マコトは大ジャンプ!
「何する気だ?!」
アキトはマコトの意図がつかめない。
「飛んできたボールを・・・」
マコトの狙いは、一点にさだまった!
「サッカー部の意地でけり返してやるんだよ!!」
マコトはそのボールを、マッチョにけり返した。
「いでっ!」
マッチョに効いた!
「今だ!」
マコトはトドメの一発!マッチョにパンチ!

KO~~~!!!

「くそ!三男が~!!」
「あれ三男だったの?!」
「どうやって見分けてるんだ・・・」
マッチョの言葉に、驚き、呆れの3人。
「しょうがないから、勝ったやつは次の階へ進ませましょう。兄さん」
次男が言う。
「そうだな次男・・・。コイツの妖精だけ出すんだ!」
「アイアイサー!」
次男はフェマをつまみ出し、マコトのもとへ。
「さんきゅ、マコト」
「何言ってるんだ。当たり前だろう」
2人は何気なく和解か。
「じゃぁ、階段のところで待ってるから!」
マコトは部屋を出て行った。

「どうしよう・・・マコトみたいに特技があれば・・・」
アキトは考え込む。
「うぅん・・・悩むわ・・・」
カエデも考えている。
「・・・よし!相手は痛がりだ!」
行動に出たのは、アキト!
「確かリュックに・・・」
アキトはリュックをあさる。
「あった!眼鏡コレクション!」
アキトは眼鏡を取り出した。
「このガラスだけとって・・・」
「それ!」
アキトは、ガラスを仕掛けた。

ブチッ!

「いたたたた!イタイイタイ!」
「今だ!科学部の水酸化ナトリウムパンチ!!」
アキトのパンチも効いて・・・

KO~~~!!!

「やりましたで!アキトはん!」
フェロは大喜び。
「くそ・・・次男まで・・・」
長男は、フェロを出した。
「アキトはん!信じてましたで!」
「もちろんだろう!フェロは必ず助けるさ!」
2人もこれまた和解。
「それじゃ、頑張れカエデ!」
アキトは部屋を出て行く。
「ちょっと~~~!!あたしが長男とヤルわけ?!」
カエデはパニック!

(こうなったら・・・恥を覚悟でアレを使うしか・・・)
カエデは決心した!
「すぅ・・・」

・・・息を深く吸い込んだ。
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