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♯76 試練
2007-03-13 Tue 21:31
「あ~あ~みなさん!これから、奥大辞家伝統の歌を披露します!」
アキトは、すっかり芸人気分だ。
「この歌は、家族みんなで歌い、97点をおさめた歌です。どうぞお聞きください!!」
「アキトは~ん!頑張ってくだは~い!」
自信満々のアキトに、フェロは必死の応援。

男狩り

「・・・」
曲名が出た途端、みんながしーんとする。

凌駕する オレの腕がなる
お前等を離し 旅をするとき
自分と言う男を 狩るときが来た
待っていろ 必ず男前になり
お前等と川を 上ってやるさ
そうさ 男は 無限大だと 信じていろ~ ・・・

(演歌?!?!)
みんなは呆然としていた。
「渋い・・・歌詞もメロディーも・・・」
マコトは思わず口にする。

・・・5分後

「終わった!さぁ、得点は?!」
アキトは得点のほうを見る。

68点

「・・・奥大辞家・・・敗れたり・・・」
「アキト~~!!」
アキトは、ショックのあまり、失神してしまった。

「・・・で、どーするんだ?」
マコトが話を切り出す。
「あと歌ってないのは~」
「・・・な、なんだよ!オレは歌わないぞ!」
みんなでマコトのほうを見る。
「ずるいぞ!みんな歌ってるのに!」
「そうですわ!わてらなんか、恥ずかしくても歌ったんですわ!なぁ、フェマはん」
「そうだぞマコト。男の名がすたるだろ」
みんなしてマコトを批判。
「~~~・・・分かったよ!やればいいんだろ?!」
マコトはついに歌う決心をとげた!

「適当に番号入れて、とっとと終わりにしてやる!」
マコトは、なんと曲一覧をみないで、適当に番号を入れる。
「お、はじまった!」
アキトが言う。

トーストマンマーチ♪

「・・・」
みんなは唖然とする。
「な・・・なんだこれ?!幼児向けのアニメの曲じゃないか!」
マコトはすっかり焦る。

さぁさぁ!トースト食べたら大声で呼ぼうよ
トーストマーン!!
大きな声出して かばんをしょって 歩こうよ
重たい荷物も 皆で持てば 軽くなる (そうだね!)
ほら 愛と勇気と胸に 振り向かないで走ろう
夢 それがあれば大丈夫 そのままでいいんだ
もしもだめなら その時は みんなで呼ぼうよ
トーストマーン!! ・・・・・・・・・

「・・・」
マコトは歌う気も無くしている。
「マコト、もういいじゃん!歌っちゃえよ!」
アキトが言う。
「ぜぇぇぇったいにムリだ!こんな歌!」
「ちゃんと曲一覧みればよかったんに、適当に押すからですわ」
フェロが呆れたように言う。
「モニターで映ってるんだろう?!一生の恥だ、こんなの!」
・・・言い合っているうちに、曲は終わった。

50点

「・・・点数とれてる・・・歌ってないのに・・・」
みんな、唖然としている。
「・・・・・・分かったかもしれないぞ・・・」
アキトが言う。
「え?!」
みんながアキトを見る。
「マコト、もう1回、トーストマンマーチ出してくれ!」
「オレは歌わないぞ?!」
「僕と2人で歌おう!」
「なんでだよ?!」
マコトとアキトの言い合い。
「つまり、カラオケってのは、こーゆー原理だと思うんだ!」
アキトが説明をはじめる。
「みんな、カラオケ行ったとき、1人で歌ったらダメな歌が複数で歌ったら点が上がった・・・ってことないか?ちなみに作者はあるみたいだ。つまり、自分1人で歌うと、ズレる音程で点が下がるけど、複数いれば、それがカバーできる。それに歌詞とか間違えても、他の人の大声でカバーが可能だしね。僕がさっきの演歌で68点だったのは、家族みんなで歌ってないからなんだ。・・・つまり、複数でトーストマンマーチを歌えば、点がとれるという・・・」
アキトは長々と説明。
「アキトはんの言うとおりにするしかあらへん!」
フェロが言う。
「と、言うわけでマコト、2人でトーストマンマーチ・・・」
「他の曲にしてくれないか!!」
「じゃぁ演歌」
「それもムリ」
「じゃぁトーストマン」
「・・・」
結局男2人で、オタクならぬ、トーストマンマーチを歌うことに。

さぁさぁ!トースト食べたら大声で呼ぼうよ
トーストマーン!!
大きな声出して かばんをしょって 歩こうよ
重たい荷物も 皆で持てば 軽くなる (そうだね!)
ほら 愛と勇気と胸に 振り向かないで走ろう
夢 それがあれば大丈夫 そのままでいいんだ
もしもだめなら その時は みんなで呼ぼうよ
トーストマーン!! ・・・・・・・・・

・・・アキトはノリノリ、マコトはいやいや。

・・・曲終了

「・・・アキト、お前、恥ずかしくなかったか?」
「別に。マコト、ほとんど歌ってなかっただろう」
「だって・・・あんな曲・・・」
「得点発表でっせ!」
2人の言い合いをフェロが止める。

ジャカジャカジャカジャカ・・・

96点!!!

「・・・嘘だろ・・・」
みんな信じられない。
「あ、カエルが消えたわ!」
カエデが言う。
「よし、これで入れるぞ!」
みんなは、敵の城へと侵入!

・・・城内

『おほほほほ!おめでとう!』
「でた!オバハンシラガーズ!」
城内放送の声に、反論するアキト。
『だから違う!いい?!1、2階にある試練をのりこえ、3階まできてみなさい!!まぁ、頑張るのね!』
・・・それだけ言うと、声は途絶えた。
「まず、最初の試練はなんなんだ?」
マコトは辺りを見回す。

パッパパパーン!

「なんだなんだ?!」
突然のBGMに、驚くアキト。
『こんにちは!司会進行のシカイロボです。これから、フェアファンを振り返るなぞなぞをお送りします。5問中3問正解で、先へ進めます』
「いきなりなんなんだ・・・」
『はいはい!席について~!』
ロボの司会で、なぞなぞ開始!

『では、最初の問題は・・・』

果たして問題は?!
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