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♯71 ふたり
2007-03-05 Mon 22:02
「いやいやいやいや~~!こんなとこ絶対ムリ!!」
ちょっとした間を前に、ハナミは妥協。
「ハナミ、そんなのジャンプしてくれば一発だろ?」
リョウタは呆れ顔。
「だって!これで失敗したら、確実に死ぬじゃない!」
ハナミは勇気が出せない。
「そもそも、アキトのせいよ!!」
ハナミはアキトに責任を押し付ける。
「だから、あれは悪かったって!」
アキトは誤るが・・・通じない。

話をさかのぼると、10分前の出来事にさかのぼる。

・・・10分前

「ちょっと道が崩れてるみたいね・・・」
カエデが言った。
「へーきへーき!こんなのジャンプすれば・・・」
リョウタは持ち前の運動神経でとび越える。
「あたしも!」
「オレも!」
「・・・」
5年生組みは、楽々突破!
「・・・あ、あたしも!」
「僕も~!・・・怖いよ~!」
アミとユウは少々ビビりながらも、とび越えに成功。
「・・・」
残すはアキトとハナミ。
「大丈夫だって!とび越えてこいよ」
リョウタは呆れつつ言う。
「・・・そんなに心配なら、あそこにささってる木の棒につかまってくればいいじゃないか」
マコトもため息をついて、壁にささっている気の棒をさす。
「う・・・ん。アキト先行って!」
ハナミは強引に押す。
「え~~?!・・・しょうがないなぁ」
アキトは木の棒に捕まって・・・とび移り成功!
「よし、ハナミもこっちに・・・」
リョウタが言った瞬間・・・

バキッ!!

「・・・」
沈黙が走る。
「あ・・・ごめん・・・木の棒折っちゃった・・・」
アキトが言う。
「・・・なにやってるのよ~~~!!あたし、渡れなくなっちゃったじゃなぁぁあああい!!!」
ハナミは泣き始めた!
「ごめんハナミ!!」
アキトは誤るが・・・無念。

・・・というわけで、現在の状況に至る。

「ハナミ!勇気をだして飛んできてよ!」
カエデが言う。
「いやいやいやいや!!死ぬじゃない!失敗したら・・・」
ハナミはどうしてもいやな様子。
「ハナミ~頑張ってよ~」
フェンが言うものの・・・
「いやよいやよいやよ!死にたくない~~!!」
ハナミには通じない。
「もういい!おいていこうぜ!」
リョウタはついに言った!
「意地悪~~!!おいていくなんてひどい!!」
「じゃぁとんでこいよ!」
リョウタもハナミもイライラ。

・・・他の人はどう思っているのだろうか・・・

カエデ(ハナミがんばって!)
マコト(まぁ頑張れ)
シュウ(パソコンの電池かえないと・・・)
ヒカリ(地球結晶化が進んでるの、分かってるのかしら?)
アキト(ハナミに怒られる~!)
ユウ(案外楽なんだけど・・・)
アミ(気の毒ね・・・)

・・・ここですでに、性格に違いが見られる。

「~~・・・もういいわ!とんでやる!そして、死んだら一生呪ってやるわ!」
ハナミは覚悟を決めて・・・大ジャンプ!
「いやぁぁぁあああ!!!」
ハナミは助走をつけすぎて・・・受け止めようとするみんなを通り越してしまった!
「まってまって!いやぁぁあああ!!」
「ハナミ~~!!」
こんなに叫んでいるのに、この騒動に気づいていない人が約1名。
(電池・・・どこやったかな・・・?)
カバンをあさっているシュウは、全くこの騒動に気づいていなかった!
「ちょっと誰か助けて~~~!!!」
ハナミは叫ぶまくり!
「・・・シュウ、危ない!」
カエデがシュウに向かって叫ぶ。
「え・・・」
叫ばれて上空を見ると、やっと騒動に気づいた!しかし・・・

ドッカァアアアン!

「大丈夫か?!」
みんながかけよってくる。
「こ・・・怖かったわぁああ!!」
ハナミは叫びはじめる。
「もーだめ!死ぬかと思った!!」
ハナミは叫びまくる。
「・・・・・・あのさ、人の上で正座して叫ぶのやめてくれないか?」
シュウが苦しそうに言う。
「え・・・?あ、ごっめ~ん!!」
ハナミはやっと気づき・・・立ち上がる。
「・・・まぁ、先にいこうぜ!」
リョウタは場の空気をかえる。
「そうね!」
カエデもそれにのった。

・・・数時間後

「・・・?なんかあるよ?」
ユウが指差して言う。
「・・・ドーム?」
アキトが目を丸くする。
「なんで山にドームがあるのよ!?」
ハナミは納得がいかない様子。
「ここはデビフェアの本拠地よ。忘れたの?」
アミが呆れたように言う。
「何があってもおかしくないってことだな・・・」
マコトが言った。

ピロピロピロ!!

「フェアッチは・・・この中をさしてるわ・・・」
カエデはフェアッチを見て言う。
「入ろうぜ!もー怖いものなし!」
リョウタはドームに入るさんだん。
「・・・そうだな・・・」
マコトも入っていくと・・・皆が入って行った。


・・・ドーム内

「真っ暗だよ・・・」
ユウは不安そうに言う。

パッ!

「何だ?!」
突然ついた明かりに・・・皆驚く。
「オホホホホ!!ようこそ!サーカスショーに!」
上から声がする。・・・そこを見ると、空中ブランコに誰かのっている!
「玉乗りピエロ兄弟で~す!」
「資材運びでぇす」
「マラカスシスターズよ!」
「動物使いだ」
「火の輪くぐりっす!」
「バレリーナよ!」
サーカス団(?)メンバーは次々自己紹介。
「そして私が!団長、空中ブランコ乗り!」
団長らしき人は、ブランコから降りた。
「何だ?!お前等は!」
リョウタは身を乗り出して聞く。
「デビフェア様のシモベ!ザ・フェア・サーカス団よ!」
団長っぽい人が答えた。
「お前達、にせの反応をだしていたのか?!」
マコトが聞く。
「にせ?フェアッチプログラムはちゃんとあるわよ?」
サーカス団の全員が、手を広げる。・・・中には、フェアッチプログラム!
「やい!それをよこせ!」
リョウタはバトル体勢。
「まぁ、待って待って。ここはダブルバトルでいきましょうよ」
団長は焦りをみせない。
「ダブルバトル?」
みんな、目を丸くする。

「そう。おいそこのデブ!あれを用意しな!」
「デブじゃなくて資材運びだよ~。分かったよ~」
団長の言葉を否定しつつ、資材運びは何かを用意する。
「これは、風力式モニター!デビフェア様は電気が嫌いだから、風力で映るようにしてんのよ!」
団長は自信満々に紹介。
「それを用意してどうするのよ?!」
ハナミが聞く。
「ルールは簡単よ!1回戦ごとに、代表2人を、ランダムで選出するの。その2人はこことは違う異世界で戦っていただくのよ!それで、先に相手をぶっ倒したほうが勝ちってわけ!なお、会場を盛り上げるため、戦いの様子はモニターに映されるのよ!ランダムに選出するのは、この、審判メカが決めるわ!これはぜんまい式!電気がお嫌いだからね!デビフェア様は!どう?分かった?」
団長は審判メカのねじを巻きながら言う。
「・・・おう、やってやろうじゃねぇか!異世界にいる間に、プログラムを奪ってもいいんだな?」
リョウタが言う。
「もちろん。どんな手を使ってでもいいから、相手をぶっ倒せばいいのよ」
「ペアの人とのチームワークが鍵だな・・・」
マコトは腕組み。
「まって!僕たち9人だから、誰か1人になるの?!」
ユウが言う。
「え・・・」
みんな黙り込む。

「はいはい!準備完了!さぁ、さっそく第一ラウンドよ!」
団長は言う。
『これより、ザ・フェア・サーカスVS子供達の試合を行います!第一ラウンド、ザ・フェアサーカスは、ピエロ兄弟の2人!子供達は、ガキんちょと、その隣にいるつり目!』
審判が喋り始める。
「ちょっと!ガキんちょって僕のこと?!」
ユウは怒り気味。
「その隣のつり目って・・・」
アミが聞く。
『お前等以外に誰がいる!はじめるぞ!』
「なんかムカつく・・・」
2人は審判に怒り気味?
『それでは、テレポート!』
「頑張れ~!」
みんな応援する。

「やっぱ・・・ちょっと怖いわね・・・」
「大丈夫だよ!」
アミは弱気、ユウは強気だ。
「・・・そうね」
アミは微笑む。

「やっちゃってよ~!!」
ハナミが叫ぶ。
「頑張ってこいよ~!」
「気をつけて~!」
みんなの声を受けて・・・

フッ・・・

2人は消えて行った。
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