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ついに、携帯小説化!
2007-04-15 Sun 17:03
当ブログ連載小説が、MISHIRO様の手により、ついに・・・

携帯小説化!!

HPへはここから!

一部改良、修正加えました。((作者のミス多し・・・

見てねっ!ょろしくw
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番外編 あれから・・・
2007-04-15 Sun 09:27
・・・やぁ。今回は、作者の命令で、僕が主人公になっちゃったよ。
初めての方、どーも。奥大辞アキト!フェアリーファンタジー、登場キャラとして、作者にこっぴどくいじめられました。

そうそう。みんな、フェアリーモンスターの世界から帰った後、どうなったと思う?
僕が、6年1組の一番窓側の席で、少し語ろうじゃないか。


・・・赤川リョウタ、小学5年生。

このチームをまとめて、みんなを引っ張った彼は、野球に熱中してる毎日。この夏中旬にある大会のレギュラー入りも決まったみたいで、ルンルンしてるのが丸分かりだよ。ちょっと元気すぎるのは相変わらずで、マコトとの衝突も多いらしいけどね・・・。

・・・関根カエデ、小学5年生。

みんなのお姉さん役として、責任感強く頑張った彼女は、陸上に励み、仲間との楽しい生活を送っているよ。あ、そうそう。リョウタにちゃんと告白できたのかって?・・・うぅん。まだムリみたいだ。そこらへんは、続編で明らかになるんじゃない?

・・・竹松マコト、小学5年生。

彼は、安全第一で、ちょっと過保護で、だけどやるときはやるヤツだったよ。サッカーも絶好調で、最近は、ユウの親とも会ってるらしいんだ。リョウタとの腐れ縁は相変わらずみたい。ハナミとは、喧嘩多し、仲良さいっぱいでやってるみたいだよ。

・・・古泉シュウ、小学5年生。

影でメンバー支えたのは、間違いなく彼だろうな。寮主がいなくなって、子供の面倒に頑張る毎日だよ。最近は、リョウタやマコト含めて、休み時間に遊んでるみたいだ。そんな彼、なんと、バンド始めたらしいんだ!恋愛知識0は相変わらずだって・・・。

・・・出井花ヒカリ、小学5年生。

クールの裏にあった真相を知ったときは、僕も驚いたよ。彼女は、親と向き合って、アメリカに家族みんなで行っちゃったよ。アメリカでは、空手とピアノに励んでるみたい。そうそう。ファンには気になるシュウとの関係は、続編読めって作者が言ってた。

・・・森風ハナミ、小学4年生。

わがままで泣き虫で・・・だけど笑顔のムードメーカーな彼女。吹奏楽部で頑張ってるし、成長が見られるよ。マコトをデートに誘って、ドタキャンされると、すごいほどにキレるけど・・・。体力のなさは相変わらず・・・。

・・・花山ユウ、小学4年生。

誰よりも一途だった彼は、驚くことに、バスケ始めたんだって!向こうの世界で身に着けた持久力とジャンプ力で大活躍してるらしいよ。アミとは、気楽にお付き合いすることになったらしくて、にこにこしているのが特徴的な子だったよ。

・・・穂高アミ、小学4年生。

そのプライドの高さはすごかったよ。だけど、なんにでも向かってく姿にホレたユウ。分からなくもないよ。頑張ってるからね。シュウと一緒に、寮のみんなの面倒見てる毎日だって。ユウの通ってるバスケクラブ、マネージャーになったらしい・・・。


・・・みんな、やっぱ変わったなぁ。

え?僕?僕は・・・受験生活だよ。

はぁ。みんなが遠いよ・・・また、あの世界にいたときのように話したいな・・・。

・・・この世界に帰ってきたことに、少し後悔を覚える。
みんなの周りに・・・知らない人がいる・・・
当たり前だけど、悲しくて・・・


「おーい!ア~キ~ト!」
ん?誰だ?
「アキト、一緒に帰りましょ」
え?誰・・・?
「何泣いてんだ?早く帰ろうぜ」
聞き覚えある・・・
「どうしたんだ?」
うん。間違えない、この声・・・
「は~や~くっ!テレビ始まっちゃう!」
わがままな声も懐かしい。
「いこうよ!ねっ?」
この声・・・もしかして・・・
「行かないの?用事?」
間違えない・・・この声は・・・

「み、みんな!!!!!」
慌てて顔を上げたよ。
「な~に泣いてるんだよ。だっせーな!たまにはみんなで帰ろうって話になったんだよ。ヒカリはいないけどな!」
笑って言うリョウタ・・・懐かしく感じるよ。

ゎーゎーゎー・・・

・・・やっぱり・・・出会えたコトを誇りに思うよ・・・

笑えるよ。みんなといると・・・


絆は壊れてないって、確信できて、よかったよ・・・・・・。
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ちょっと驚くおしらせ
2007-04-15 Sun 08:51
はい。久しぶり。作者でございます。
みなさまのおかげで、無事最終回したフェアファンですが、これで沈没するフェアファンじゃないですよ~。はい。

ちぇっ、やっと終わると思ったのによぉ・・・というかた、末永くお付き合いょろしく☆

ここで前代未聞の驚くニュースなんですが、なんと!フェアファン読者、MISHIRO様より・・・

携帯小説という形で、フェアファンの再掲載が決定しました!

携帯小説として、読めます、携帯からフェアファンが!!


・・・そうそう。フェアファン2のほうも、続編として当ブログに掲載が決定。
あくまでメインは新キャラですが、中学生となった旧フェアファンキャラも大活躍を予定しております。

でも、高校生活のほうも、しっかり書いてもらいますよ。MISHIROさんが、高校生9人の甘甘ラブ生活書いてくださるとのことで・・・。


ホームページアドレスは、MISHIRO様のHPが出来次第、お伝えいたします。


あ、そうそう。これから番外編書くんだけど、昼までには公開するからね。
書きたい番外編ネタいぱーいあるので、暇の許す限りじゃんじゃんと。


それでゎ、最終回しても不滅だぜSP(??)の応援ょろしくw
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あとがき
2007-04-10 Tue 21:23
・・・自分を信じること。
これは、生きてゆく上でかかせないこと。
・・・周りを信じること。
これは、絆を深める上でかかせないこと。

『誰かを信じる』・・・この言葉は、この小説にこめた思いであり、私自信の課題でもあります。
この小説にこめた思いは、大きく分けて3つです。

1つ目・・・自分を信じてください。
「どうせ、自分は・・・」
「私はキモイんだから・・・」
「あの子は、自分が嫌いなんだ・・・」
・・・マイナス思考に考えてしまうのは、人間の癖であることだと思います。しかし、そこで、どうでるのかは、人によって違うと思うんです。
その思考を、必死にプラスに変えようとすることができる人も、中にはいます。しかし、中には、自分自身で、『マイナス思考の殻』を作ってしまう人もいるんです・・・私もそうであり、今でも作ることがあります。
この小説の登場人物でいう、マコト、シュウ、ヒカリ辺りがそうなんじゃないでしょうか。
自分の何かにコンプレックスを持ってしまい、結果的に、『マイナス思考の殻』を作り、周りを避けてしまいます。
・・・そんな殻を破るには、まず、自分を信じてください。ここまで生きてゆくことの出来た、自分自身を・・・・・・。


2つ目・・・周りを信じてください。
「自分1人で、このくらいできるさ」
・・・そう思ったこと、ありませんか?
しかし、何をするに当たっても、必ず誰かの手が必要です。
例えば、今、この文を読むのにも、パソコン、インターネットを作った人、このブログのプログラムを作った人、そして、この文を書いている、私が必要なわけです。
動く、という動作でさえも、昔、生きていた人々が絶滅しなかったことや、先祖様が必要なわけであり、何をするに当たっても、必ず裏には誰かがいるということです。
・・・そんな、自分の動作1つ1つを助けてくれる人々を、裏切りなさい、信じないでください、といわれたら、どうでしょう。
自分が安心するためには、周りを信じる必要があります。
・・・自分を信じ、周りを信じ、相手に信じられたとき・・・そこに生まれるのは、『絆』です。
今回の小説では、『絆』の無敵さを訴えています。・・・もちろん、信じる力がなければ、『絆』は無敵になりません。
・・・作ってください。誰かとの、『絆』を。


3つ目・・・この小説で、一番伝えたかったこと。
・・・・・・『自分の特徴』を作ってください。
この小説内では、『ココロの証』として書かれています。
1つでも、誇れるものがあると、自分をすごく信じられます。
「でも、あたしは、誇れるところなんて・・・」
と、思ってる人、いますよね?私も、ハッキリ言うとそうです。
しかし、『証』は小さなことでいいんです。
・・・素直になることだって、立派なとりえ。
・・・優しくすること、常に笑顔でいること・・・それでいいです。
「あたしは・・・暗い子だし、嫌われている」
と、言って、逃げ出したくなる人・・・大丈夫。私もあります。
・・・それなら、その弱点を『自分の特徴』に変えたらどうでしょう?
「なんだよアイツ。のろのろしていて、うざったい」
・・・なーんて言うのも、
「そうなんだよ。あたし、のろいんだ~」
と、開き直ってやりましょう。
「あ、アイツだよ。アイツは、もう、のろのろしてるヤツだしね」
・・・時期にみんな、それを、特徴としてとらえてくれます。
これは、人間の特徴の1つであり、変えられぬ特徴です。
「あたしは、のろのろしているけれど、それを逆に誇りにしよう」
・・・そう思えたとき、『ココロの証』は生まれます。


・・・嬉しさのあとには、悲しみが何倍にもなってやってきます。
でも、負けないで・・・泣いてもいいし、振り返ってもいい。だけど、自分を、周りを、そして証を見失わないで。
・・・今回の小説では、子供達が、涙の別れをしたシーンで終わります。
それは、嬉しさのあとにくる悲しみ・・・それは、どんな人にでも乗り越えられると伝えたかったのが、そう設定した理由の1つです。
どんなに泣いても、最終的に動くのは自分です。悲しいことは、時間をかけていいので、しっかり受け止めて、嬉しいことへ向けて歩いていって欲しいです。

・・・私は、えらいことを言える立場ではありません。
だけど、今、泣いて、苦しんでる人に、少しでも勇気を与えたくて・・・この小説を書くことを決意しました。
・・・・・・私は、友達に裏切られたことがあります。
テストの日に、鉛筆を隠されて、コンパスの鉛筆でテストを受けました。
教科書を廊下に投げられ、ソックタッチに消しカスをつけられ汚くされて・・・残酷です。
しかし、そこで負けない勇気を持って欲しいです。
・・・前を見て、歩き続けて・・・すべてを信じて・・・・・・いつか光は見えます。
・・・正しいことには、必ず誰かが味方します。それを信じてください。

・・・信じていくこと・・・この小説に秘めた思いであり、私自身を変えていくものです。
この小説では、常に、みんなが周りを信じていました・・・だからこそ、敵に勝つことが出来たんだということ、信じることの大切さを伝えることができたと思います。


最後に、この小説掲載に辺り、ブログスペースを作っていただいた、FC2の皆様、今回の作品のキャラクターモデルとなっていただいた皆様、メール、コメントをくださった皆様・・・そして、今、この文を読んでくださっているすべての皆様に感謝をこめて、あとがきとさせて頂きます。

未熟な文に、100話という長い間のお付き合いを、ありがとうございました。
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♯100 成長の夏
2007-04-09 Mon 21:50
・・・ついに、ついにこの瞬間がやってきた。
すべてを倒し、すべてが平和になる瞬間だった・・・
・・・・・・しかし、すべてが平和になるということは、子供達に、最後の残酷な現実が押し付けられるのと同じだった・・・・・・

『よいかのぅ。焦らず聞くのじゃ』
ハーミンは、全員を落ち着かせて言う。
『よいか・・・あと2時間で、この世界と人間界へのつながりが切れる・・・あと2時間で、この世界を離れなければならないというわけじゃ』
「えっ?!」
ハーミンの言葉に、全員が声を上げる。
『つらいじゃろうが・・・パートナーと別れなければならないんじゃ・・・』
「ちょっとまって!でも、ここの世界の時間は、人間界の世界より、何十倍、何百倍も早いんでしょ?!それなら、人間界の時間になおせば、何日、何ヶ月いられるってことよねっ?!」
突然の言葉に、抵抗するハナミ。
『それが・・・時空のゆがみで、人間界とこの世界の時間が統一されたのじゃ・・・つまり、今まで時間が早かったこの世界も、今では人間界と同じに・・・』
「そ・・・そんな・・・」
・・・突然の別れ宣言に、ショックを隠せない子供達。
『2時間後・・・繋ぎの谷前へ集合じゃ。もう繋ぎの谷からは人間界へ帰れんが、谷の力とわしの力で、空から帰れるようにしてやろう』
それだけ残し・・・ハーミンは消えた。


・・・子供達は、それぞれ、別れを告げるために、バラバラになった・・・。


「カエデ・・・これから、一緒にいられると思ってたのに・・・」
「うん・・・」
・・・木の上で話しているのは、カエデとフェミだ。
「・・・あたし、この世界にきて、いろんなことがあったけど・・・この世界にきてよかったって思ってる。それは、フェミがいてくれたからよ・・・ありがとう」
カエデは、笑顔を作って言った。
「~~~・・・カエデぇぇぇえええ!!」
・・・カエデの胸元で、泣き崩れるフェミ。
「ごめんなさい!あたし、甘えてばかりで・・・カエデに迷惑ばかりかけて・・・」
「ううん。そんなことなかった・・・甘えられるのも、1つ1つの言葉も・・・嬉しかったよ・・・」
・・・2人は、溜めていた涙を一気に出した。


「・・・結局・・・この旗、意味なかったね」
「そやな~・・・いつやったけな、この旗さしたのうて」
・・・そのころ、海岸方面にいたアキトとフェロは、昔にさした旗を見て言った。
「そう。まだ、この世界にきたばかりのときに・・・ピンチになったらここにこようって言ってさしたんだけ。結局ここに来ることはなかったなぁ」
苦笑いで言うアキト。
「アキトはん。むこういったら、受験勉強、頑張ってくだはいよ」
「それは言うなよ~ますます帰りたくなくなるじゃないか」
フェロの言葉に、ますます苦笑いのアキト。
・・・・・・しばらくの沈黙。
「最後に・・・握手、しよっか」
「どないしたんでっか?急に」
アキトの言葉に、きょとん、とするフェロ。
「いや。なんか・・・感覚がほしくなったんだ・・・」
少し照れくさそうに言うアキト。
「ほな!」
フェロは、ちょっと迷ったあと、手を差し出した。
「ありがとう・・・お互い頑張ろう!!」
アキトは、その手を握り返した。


「いやだよぉ~~!フェムと離れるなんて、いやだぁぁああ!!」
「僕もだよ~!もっとユウといたいよぉぉお!」
・・・ユウとフェムは、2人して泣きじゃくっていた。
「うわぁぁああん!!会えないのいや~~!!」
「ユウ!!・・・もう1回、もう1回会えるって言って~~!!」
泣いて声をからすユウに、最後のお願いをするフェム。
「・・・え?」
「もう1回!もう1回会えるよってユウが言ってくれれば会える気がするんだ~~!!」
泣くのをやめるユウに、泣きながら言うフェム。
「・・・そっか・・・そうだよね!また、会えるよね!!」
「うん。約束・・・約束してねぇ!」
笑顔で言うユウに、言葉を発するフェム。
「うん。また、会おうね」
・・・2人は、指切りをした・・・


「信じられない!!お別れなんてイヤ~~!!」
座って泣いて叫ぶのは、ハナミだ。
「ハナミ~落ち着いて~あたしも悲しいけどさ~」
「いやいやいやったらい~~~や~~~!!残る!!あたし、ここにのこるぅぅぅうう!!」
落ち着かせようとするフェンには見向きもせず、泣くばかりのハナミ。
「ハナミ!マコトとのラブラブ生活送れなくていいのっ?!」
「いやっ!!」
フェンの質問に、即答するハナミ。
「それなら、この世界になんか残っちゃダメ!ハナミには、まだまだいっぱいやることあるじゃない!!ほら!これ食べてっ!」
フェンは、木になっていた実を取る。
「・・・・・・あ、おいしいっ!!」
ハナミは、夢中になって食べる。
「ねっ!ほらほらぁ~!おみやげに持って帰ってら~?」
「うんうん!そうするっ!!」
・・・いつも通り、最後は笑い合う2人だった。


「・・・・・・最後だな。こうやって、隣同士で寝転がるのも」
「あぁ。そうだな・・・」
マコトの言葉に、そっけなく言葉を返すフェマ。
「そんなこんなで、終わりなんだ・・・お前と出会えて、よかったと思ってるよ」
マコトは、起き上がって言った。
「改まって言うなよ。オレもだよ」
ぷっ、と笑って言うフェマ。
「お前、これからどうするんだ?」
「さぁな・・・」
マコトの質問に、遠くを見て答えるフェマ。
「・・・まぁ、お前は、ハナミとの生活を円満に過ごせばいいさ」
「円満って・・・」
フェマの言葉に、苦笑いするマコト。
・・・お互い、その後はあまり話さなかった。


「・・・なんか、寂しいですね」
「そうね・・・」
フェネの言葉に、頷いて言うヒカリ。
「あ、向こうの世界に行ったら、ご両親とお幸せに過ごしてください」
「うん・・・ありがとう・・・」
微笑んで言うフェネに、言葉を返すヒカリ。
「あ、そうでした。これ。預かってたんですよ」
フェネは、何かを取り出した。
「・・・これ、どうしたの?」
フェネからもらったのは、誰かのネックレスだった。
「これは、ケンさんから渡してくれと頼まれたものです・・・自分が、いつかヒカリさんと離れるときに渡してくれと言われました・・・デビフェア戦が終わったときに渡そうと思っていて・・・」
思い出すように説明するフェネ。
「想い出・・・そこに閉まっておいてくださいね」
「うん・・・忘れないわ。ありがとう」
・・・お互い、微笑んで言った。


「短い間だったけど・・・ありがとう」
「ううん。礼を言うのはこっちのほうだ。アミといれてよかった」
・・・まずは、お礼のあいさつから。
「・・・そうだ。これ!これ、あげる」
・・・アミは、自分の手につけていた指輪をはずした。
「これね。おばあちゃん・・・寮のおばあちゃんからもらったの・・・今では形見になっちゃったけど」
アミは、俯いて言った。
「え、でも、それは大事なものなんじゃ・・・アミが持ってないと、想い出が消えるような気がするんだ」
フェスは、首を横に振った。
「そう?・・・ならあたしが持ってようかな・・・あっ!!」

カラカラカラ・・・

・・・指輪は、崖の下に転がっていった。
「・・・あちゃぁ・・・でも、しょうがないか・・・」
アミは、残念そうに言う。
「拾ってくる!」
一瞬の迷いもなく、フェスは飛び降りた!
「えっ?!フェス~~~!!!」
・・・フェスは、その声に反応しなかった。


「・・・あ~ぁ。お別れか~早いね~」
そのころ、ぽつりとつぶやいていたのは、フェナ。
「・・・ねぇ。最後にさ、もう1回聞きたいよ。ハーモニカ」
「好きだなお前・・・まぁ、いいけど・・・」

・・・これが、これが最後のハーモニカ・・・

「・・・うっ・・・ひっく・・・」
・・・自然と涙がでるフェナ。
「何泣いてんだよ。自称、ココロはクールなんじゃなかったのか」
「なんでそんな昔のこと覚えてんのさ~。もう、涙がわんさか涙祭りだ~」
呆れたように言うシュウに、涙を流すフェナ。
「・・・全く、そこらのガキとかわんねぇヤツだな・・・ほら、これ、やるよ」
ため息をついて、シュウは、何かを渡した。
「ううぅ~。・・・えっ?!ハーモニカ、くれるのっ?!」
フェナは、驚いて叫んだ。
「・・・でも・・・両親からもらった、最初で最後のプレゼントでしょ?こんな大事なもの・・・」
「次会う時に、どこまで上達してるか見んのもなかなかだろ。まぁ、オレは、ドレミの歌もできないにかけるけど」
心配そうに言うフェナに、軽く笑って言うシュウ。
「なにさソレ~~!!いいもん!次会う時、目ん玉飛び出すからねっ!」
ムキになって言うフェナ。
・・・いつも通り・・・いつもと一緒にさよならしよう・・・


「ははは。別れだなっ!」
「そうだねっ!別れだ!」
リョウタとフェアは、お互いを見詰め合って言う。
「お・・・オレは寂しくなんか・・・」
「ぼ・・・僕も寂しくなんか・・・」
・・・2人とも、強がってるのが丸分かりだ。
「・・・あ゙~~!!いいかっ!もう会えないなんて言うなよ!」
「分かってるよ、リョウタ!」
リョウタの言葉に、力強く答える。
「本当は・・・オレ・・・」
「僕も・・・本当は・・・」

・・・ひっく・・・うぅっ・・・

2人とも、震えた手で、お互いを抱きしめた。
・・・ありがとう・・・さようなら・・・
・・・言えない想いをこめて。

・・・繋ぎの谷前

『みんな、用意はよいか?』
ハーミンが、聞く。
「もう少し・・・もう少しだけ!・・・」
カエデは、必死に説得。
「フェス~~!!どこいっちゃったのよぉおお!あはぁ~ん!」
・・・なんと、フェスが戻ってきていなかった!
『時間は・・・厳しいのぅ・・・』
ハーミンは、困ったように言う。
「諦めちゃダメだよ!!フェスは絶対くるよっ!!」
強気で言ったのが、ユウだった。
「・・・僕・・・デビフェアに勝ったら・・・渡すって言ったよね。これ」
ユウは、あの時の、虹色の羽を出す。
「お前・・・まさかフェスが・・・」
「そんなわけないでしょっ!!」
リョウタの言葉を、かき消すカエデ。

「これ・・・アミさんに渡すって決めてたんだっ・・・なんにでも諦めない姿は・・・憧れの姿そのものだったんだ・・・あの時、ネズミさんが倒れたとき、すぐに立ち上がって、敵に向かっていったでしょう?・・・だから、だから諦めないで!!」
ユウの力強く、意外な言葉に、驚きを隠せない周りのみんな。
「・・・あはぁん!!もう、なんて言ったらいいか分かんないけど、ありがと・・・あはぁぁあん!!」
・・・ユウによりそって、おーいおいと泣くアミ。

「あ、あたしもっ・・・リョウタ・・・あのね・・・」
カエデも、リョウタと向かい合う。
「ん?なんだ?」
リョウタは、いつもと変わらぬ顔で言う。
「あ、あたし・・・リョウタが・・・す・・・す・・・」

・・・バカみたい・・・好きなんて・・・たった2文字なのに・・・

「・・・スキ・・・・・・すき焼き!!今度みんなで食べに行こうねっ!!」
「はぁぁぁああああ?!?!?」
カエデの言葉に、思いっきり滑るみんな。
「カエデ!せっかくスキって言えたのに・・・すき焼きっ?!」
「だって、恥ずかしいんだもん!ユウみたいになんて言えないっ!!」
・・・ハナミとカエデは、小声で話す。

『時間じゃ!!このオーロラにのれば、人間界へゆけるぞ!』
ハーミンは、叫んで言った。


・・・本当に・・・いろいろなことがあった・・・
時にはお互いを傷つけて・・・それでも壁はやってきて・・・
結局最後は、みんなで力を合わせて乗り越えた。
・・・全く、性格も、住んでいる環境も違う9人の仲間・・・
この世界を救ったのは・・・9人の団結の証。
・・・そうであると、みんな信じている・・・


「っ・・・フェス~~・・・」
アミは、オーロラの中で泣き続ける。
「アミ・・・」
みんな、それしか言えなかった。

アミィィィィィィイイイイイイ・・・!!!

「!!・・・フェスぅぅううううう!!!」
・・・フェスは、ボロボロになって、アミのもとへやってきた!
「これ、見つけたから!」
フェスは、アミに指輪を投げた。
「・・・ありがとうっ・・・さようならっ!!元気でね!!」
「アミもっ・・・あっ!!」

・・・!!!!

フェスぅぅぅぅぅううう!!

バサッ!!!!


・・・転んだフェスを見て、叫んだアミ。
その時・・・・・・2枚の虹色の羽が、宙を散った。


『さようならぁぁぁあああ!!』
『みんな、元気でねぇぇえええええ!!!』


・・・子供達は・・・空へと消えていった・・・





・・・こうして、9人の子供達の成長の夏は終わった・・・
苦しいことにも、悲しいことにも、数え切れないほどぶつかってきた。
しかし、子供達は知った・・・つらいことを乗り越えるのに必要なもの・・・それは、何よりも自分を信じることであり、周りを信じることであることを・・・・・・

・・・・・・また、会える・・・・・・

そう信じていれば、妖精達へとつながる扉は、きっと開かれる。

・・・そう。フェアリーモンスターと子供達の旅は、これで終わらないということ・・・・・・


また会える・・・そう、信じたとき・・・いつか・・・・・・また、ドラマは生まれる・・・


・・・成長の夏で得たものを・・・・・・忘れていなければ。
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ついに明日、最終回・・・
2007-04-08 Sun 21:41
あ~ぁ。自作小説、ついに最終回だよ。明日。

ここまでこれたのは、読者のおかげ!!っていうのは早い?まだ1話あるし~?

「あ~。やっとこんなバカ小説が消え去るぜ~」
・・・・・・なんて思ってるそこの君!!ダメでしょ!フェアファンは、まだまだ続編だす予定なんだから!
それに、作者の休日の暇つぶしがなくなるからダメ!

・・・あ、勢いで書いちゃいましたが、初代フェアファンキャラ&新フェアファンキャラで頑張る『フェアリーファンタジー two file(仮)』、本当に製作予定ですので。・・・平日に時間があればの話ですけど・・・。休日は余裕で暇なんですが。
うぅ~ん。どうしよう・・・

さてさて、フェアファン最終回です!このままいけば、連載当初に練っていた、プロット通りに終了できそうですw

まだまだ言いたいことはいっぱいあるよ~。

・・・そうそう。最終回しても、万が一、続編廃止が決定しても、フェアファンは永久もんだぜぇい!
・・・だって、最終回したら『ベストシーンランキング』しなきゃだし、番外編も書きたいのいぱーいあるし、あとがきだって、終了後の雑談だってっ!!

「はいはい。お前の腐った根性は十分だ・・・」というかた・・・見捨てないで~~!!最終回読んでね!!

「はいはい。続編も読みますよ」
「続編読んでやってもいい」というかた・・・下へどうぞ・・・











あ~ぁ。見つかった~
















・・・どうも~!しょうがなくでも、続編読んでやるってかた、ありがとぅ!!

決めた!「続編読みたいぜ」「読んでやるよ」メールが、そうだな・・・結構着たら、続編書こう!

左のほうにあるメールフォームに、「続編書け!」「しょうがねぇな。読んでやる」とでも書いといて、メールカモン♪
メールアドレスの公開がイヤだって?んなもんは、適当に書いておけ。ニセでいいから書いておけ((悪。 aaa@なんとかこーとか ってかいときゃ送れる!
大丈夫。メール使ってなんかするほど、わたしゃパソコン知識ないから。


あぁ。言葉遣いが荒くなってしもた((フェロの関西弁うつってしもた

それでゎ、メール&最終回 よろしくっ!!
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♯99 絆
2007-04-08 Sun 21:18
・・・みんながいるから・・・
このメンバーだったから出来る証。
・・・誰か1人でもいなくなったら成り立たない・・・そんな証。
そんな、最後の証は・・・・・・

『絆!!』
・・・子供達は、声をそろえて言った。

ピカァァァァァアアアアッ・・・

・・・10個目の証が光った。
「なんか・・・できそうだよ!勝てそうだよ!」
フェアは、自信に満ちた顔で言う。
「うん。ものすごい合体の予感!」
「わてらも、1つになりまっしょ」
フェナの言葉に続けて、フェロが言う。

・・・・・・全員のフェアッチの光が、妖精達をさした。

「いこう!みんなで力を合わせよう!!」
『うん!!』
フェアの言葉に、全員が頷く。

超合体!!マスター体進化ぁぁぁぁあああ!!

「マスター体っ?!」
カエデは、驚いた声で言う。
「ますたぁってあのますたぁだろ?!なんだかもう・・・」
アキトは、すっかり混乱している。

・・・全員が・・・1つになった。

「これが・・・マスター体・・・」
・・・全員が見上げるような大きさ。
「と、とりあえず・・・これであの、クソジジイに立ち向かえるぜ!みんな!一気にやっちゃおうぜ!!」
『もちろん!!』
リョウタの言葉に、返す言葉は全員同じだ。

・・・光に包まれた空間は消えた。

『ククク・・・ドコニイッテタノカシランガ・・・!!ナ、ナゼマスタータイガ・・・?!』
フーミンは、進化した妖精達を見て驚く。
「へへん!オレ達に不可能はないぜ!さぁ!こっからが本番だ!」
リョウタは、自信に満ちた顔で言う。
「おい・・・調子にのって、大丈夫なのか?」
「平気平気☆大丈夫だって!」
心配するマコトに対し、リョウタは余裕だ。
『フフフ・・・ワシモナメラレタモンダ。ヨカロウ。ラストバトルだ!』

・・・フーミンとの、一騎打ちが始まった!

「いけぇ!必殺!マスターキック!!」
「そんなの使えるの??」
リョウタの言葉に、疑問を抱くアキト。

マスターキック!!

「嘘・・・本当に使った・・・」
カエデは、唖然としている。
「でも、今のはいい当たりだったよ!」
すっかりはしゃぐユウ。
『ナ・・・ナニッ・・・?』
威力の強さに、驚きを隠せないフーミン。
「おっしゃぁ!おせおせ~!ぶっ倒してやれぇい!」
すっかり有頂天の風にのってるリョウタ。

ドッカァァァァァアアアアアアン!!

・・・爆発音が響いた。
「やったかっ?!」
マコトは、そっと目を開く。
『マサカ・・・コンナチカラゴトキニ・・・・・・・・・・・・ヤラレルトデモオモッタカァァ!!!!』
・・・フーミンは、倒れていなかった。
「くそぉ!こっちが優勢で攻撃してるはずなのに!」
悔しい思いの隠せないリョウタ。

『コウシテヤル・・・』

ババババッ・・・

「ちょっと!!また手が増えたじゃない!!キモイッ!」
・・・さらに姿の変わったフーミンに、驚きを見せるハナミ。
『ソレソレ!コウゲキデキナクシテヤル!』
・・・よける暇もなく、なんと、無数の手でパンチを繰り返す。
「ちょっと!そんなのよけられないわよ!!」
やり方に不満を持つアミ。
『ハハハハ・・・タタカイニ、ヒキョウナドナイ!』
そんな言葉を、軽く済ませるフーミン。

・・・何分ほど、パンチが続いただろうか・・・

「もう・・・見ちゃいられないわ!!」
残酷な姿に、手で顔を隠すハナミ。
「んにゃろう!ずるいぞ!!」
「やめろリョウタ!」
フーミンのもとへ走ろうとするリョウタを、止めるマコト。

『フフフ・・・コノグライイタブレバイイダロウ・・・ハハハハハハハ・・・!』
・・・子供達の前に姿を現したのは・・・残酷に姿を変えた妖精達。
「お前ら・・・こんな姿になって・・・」
リョウタは、妖精達のもとへ走り出す。
「大丈夫か?!」
マコトも、必死になって声をかける。
『ハハハハハハ・・・ジツリョクモナイノニ、コウドウスルカラダ!コレデオワリニシテクレル!』
フーミンは、いよいよトドメをさすつもりだ。

ピカァァァァァァァアアアア!!!

『ナ・・・ナンダ?!』
「うわっ?!フェアッチが・・・」
・・・全員のフェアッチが、大きな光を放った。
「見て!辺り一面に・・・世界中のみんなが映ってる!!」
ユウは、辺り一面を指差して言う。
「本当だ・・・でも、なんで・・・」
アキトは、不思議で仕方がない。
『クソ・・・マサカ、ワシノツクッタ、ドウグマデモガテキニナルトハ・・・』
舌打ちをうって言うフーミン。
「これって・・・フェアッチの力なの?」
自分のフェアッチを見ながら、カエデが言った。

「頑張れ!!」
「負けるなぁ!」

「・・・・・・みんな・・・聞こえるか・・・?世界のみんなが、世界のみんなが応援してくれてる・・・そうだ!オレ達には、世界のみんながついてるじゃんか!!」
「そうね!」
「あぁ!」
・・・世界のみんなの声援を受ける子供達。
「だろっ?!負けてらんねぇな!そうだろ?お前ら!」
リョウタは、妖精達に向かって言った。

『・・・そうだね・・・』

・・・全員が頷いた。

「頑張って!!」
「世界を救って!」
「ファイト~~!!!」

フワフワッ・・・

「なんだ?光のかたまりが・・・」
マコトは、かたまりを手にとって言う。
「なんか、力がでてきちゃう!」
ハナミは、微笑んで言った。
「そうだ・・・このかたまりは、世界のみんなの力だっ!!この力で、もう1回、マスター体に進化させるんだっ!!」
光を見て言うアキト。
「よぉし!!みんな!フェアッチを使って、1つに光を集中させるんだ!」
『分かった!!』
・・・全員がフェアッチを上に向けた。

・・・大きな光のかたまり。

「よぉし・・・受け取れぇぇええええ!!!」
それを取ったリョウタは、妖精達に投げた。
「・・・力がでてくる・・・もう1回・・・進化できる!!」

・・・世界中の人との絆のつまった・・・フェアリーモンスターの完成だった!!

『ナマイキナ・・・ココデトドメヲサシテクレル!』
「負けない!!絶対に・・・!!」
・・・お互いが力をためる。

「オレ達の絆・・・世界中のヤツらとの絆が敗れてたまるかぁぁぁああああ!!!」
『いけぇぇぇぇぇえええええ!!!』

・・・世界中の人の気持ちが、1つになった!!


ドッカァァァァァァアアアアアアアン!!!!!


・・・爆発の余韻が残る。

・・・・・・コノセカイヲ・・・シハイスルノハ、ムリダッタノカ・・・ダガ、ワシハ、ワシハァァァァアアアア・・・!!!

・・・辺りが、山頂の景色に変わった。


「・・・やっつけた・・・んだよな・・・」
「えぇ・・・信じられないけど・・・」
「やったんだな・・・」
「本当に終わったんだな」
「よかった。みんな無事なら・・・」
「そうだ!やったんだ!!」
「やったわぁああ!!やったのよっ!」
「よかったよぉ~!死ぬかと思ったよぉ~!」
「うん・・・安心した・・・」

いやったぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!


・・・ついに、敵をすべて倒したのだ。

「やったぜフェア~!」
「リョウタ~!やったんだね~!」
リョウタとフェアは、すっかりはしゃいでいる。
「カエデ~やったよぉ。一緒にいられるね!」
「うん・・・うん・・・」
安心して泣くカエデに、甘えるフェミ。
「・・・ふーん。なんか、実感ないな」
「オレもだよ。マコト」
マコトとフェマは、倒した実感がわかない。
「やったよぉ!もう。大変な目にあって、マジで死ぬかと・・・」
「はいはい。分かったから」
最終決戦を語るフェナを、呆れたように見つめるシュウ。
「よかったです。こうして平和になって・・・」
「そうね。安心しちゃった」
ヒカリとフェネは、一安心を感じた。
「やった・・・アキト的サイエンス・・・証明だぁぁああ!」
「最後まで不明なキャラでっせ、アキトはん!」
あまりの嬉しさに狂うアキト。止めるフェロ。
「やったのねぇぇえええ?!」
「やったのよぉぉおおお!!」
ハナミとフェンは、お互い抱き合う。
「やったんだ・・・やったね!」
「うん!やったね!」
ユウとフェム、お互いガッツポーズ。
「なんか・・・すごいことした気分」
「そうだな。世界を救ったんだからな・・・」
アミとフェスは、自分達のやったことを実感する。

ピピピピピピピ・・・

「誰だ?」
『わしじゃ・・・ハーミンじゃ』
「ハーミン!!そういえば、いたなぁ。そんなの」
・・・すっかりハーミンを忘れていた。
『じいさんの暴走を止めてくれてありがとう。本当にこの世界は救われたのじゃ』
「やったぜ!なっ☆」
リョウタは、すっかり有頂天。
『世界の絆を1つにするなんて・・・たいしたもんじゃ。それで、話が・・・』

・・・世界中の絆が、1つになって・・・・・・

・・・2つの世界に、平和がおとずれた。
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♯98 再生
2007-04-07 Sat 21:05
・・・諦め・・・それが生まれたとき、光に包まれた子ども達。

「なんだここ・・・」
突然の出来事に、驚くリョウタ。
「あのネックレスが、光ったのよね」
カエデは、リョウタの持っているネックレスを見て言う。
「前々から気になっていたんだ。あと1個、光ってないところがあるのが・・・」
腕組みをして言うアキト。
「証の記憶・・・とられちゃったんだよね・・・何も思い出せないよ」
ユウは、頭を抱えて言う。
「・・・もう!!分かんないことばっかり・・・あたしにどうしろっていうのよ!なんにもとりえのないあたしに・・・」
フーミンの裏切りと、思い出せない証の記憶に嫌気がさしたハナミは・・・泣き崩れてしまった。
「ハナミ・・・頑張りましょうよ。この戦いが、きっと最後だから・・・」
フェンは、泣き崩れるハナミを必死に励ます。

「・・・自信ねぇな」
マコトが、そっと言葉を漏らす。
「何がだ?」
疑問に思ったフェマが、マコトに聞く。
「・・・地球が本当に救えるのか・・・ここで悩んでいる間にも、フーミンの支配は続いてるんだろう?オレ達・・・」
俯き加減で言うマコト。
「んな・・・とりあえず、まずは思い出すしか・・・」
「思い出すってどうやってだ?!これっぽっちも記憶はないのに、どうやって思い出せばいいんだよ!!」
リョウタの言葉を聞いてすぐ、マコトは言葉を返した。
「どうやってなんて・・・そんなの知るかよ!うじうじしてても、しょうがねぇってことだよ!!」
「その無鉄砲なところは、いつになっても変わらないな!無駄なことに時間を割いてる暇はないんだ!」
・・・2人の言い争いは続いた。
「・・・無駄なこと?!オレ達のやってることに、無駄なんてねぇんだよ!」
「その考えが無駄だって言ってるんだよ!無鉄砲に行動して、ハメはずしたら、お前は責任取れるのかよ?!大して力もないのに、そうやって無鉄砲に行動するのが無駄なんだよ!」
「なんだと?!」

バキッ・・・!

・・・マコトの言葉に、リョウタの一発が響く。
「・・・そうやって、消極的な考え方して・・・人にケチつけときながら、自分は曖昧になりやがって!ずりぃんだよ!!」
手を震わせながら、リョウタは言った。
「こんな状況で・・・プラス思考になんかなれる方がおかしいんだよ!その思考が売りなのか知らねぇけど・・・目障りなんだよ!」

ドカッ・・・

・・・今度はリョウタが倒れこむ。
「・・・このやろぉ!!」
「やめて!やめてよ!」
立ち上がるリョウタを止めるカエデ。
「こんなのヘンよ・・・最後の最後まで・・・」
「うるせぇんだよ!マコトとは1:1で決着つけなきゃいけねぇんだよ!!」
カエデの言葉むなしく、カエデの手を振り払うリョウタ。
「リョウタ!今の言い方はないんじゃないのか?!」
アキトも口をはさむ。
「お兄ちゃん・・・やめようよ・・・」
ユウは、マコトの服を引っ張る。

・・・崩れる仲間・・・苛立ちから、どうしても仲間にあたってしまう。

「・・・どうしても・・・この話だけは、終わらせておかなきゃいけねぇんだよ!」
リョウタは、マコトの上に馬乗りする体勢になった。
「オレは・・・この世界も、オレ達の世界も、ただ救いたいだけだ!!お前とケンカするために、この世界にきたんじゃねぇよ!!」
・・・リョウタから目線を離さず、言葉を発するマコト。

・・・2人の暴走は・・・止められなかった。

「こんな意味ないこと・・・」
アミは、そんな2人を黙って見つめる。
「・・・・・・」
黙って2人のもとへ歩くのは・・・シュウ
「こんにゃろぉ!!」
リョウタは、マコトに拳を振り上げる。

パシッ・・・

その拳は、マコトに振り落とされることはなかった。
「何やってんだ、やめろよ」
シュウは、リョウタの手をそっけなく掴む。
「・・・離してくれよ!」
「無駄なことがどうだって話をしてるみたいだが、お前らのケンカ自体が無駄なんだよ・・・今やることを考えることが最優先なんじゃないのか?」
・・・視線をそらさずに話す。

「今やることか・・・とりあえず、証を・・・」
アキトは、腕を組んで言う。
「何か手がかりがあれば・・・」
アミは、俯いてつぶやいた。
「・・・アミ。アミは、常に前だけ見てきたじゃないか。その気持ちになれたのは、何かを信じてきたからだろう?その何かが、アミの証だ」
そんなアミに、声をかけるフェス。

・・・何か?常に何かを信じてた・・・?
あたしの信じてたものって・・・証って・・・

「・・・・・・未来・・・?」
アミが、そっと口にしたとたん、胸元が光った。
「証の再生や!証が再びできたんや!!」
驚いて言うフェロ。
「ネックレスも、1つ光ってるぞ」
リョウタも、ネックレスを見て驚く。

「ユウ。ユウは、最初に証を光らせたよね。何かにまっすぐ挑戦するユウに、あったものって何?それがユウの証だよ」
フェムが、ユウに言った。

・・・何かに向かっていく・・・
・・・そのために・・・

「・・・勇気・・・勇気だね!!」
ユウは、微笑んで言った。
「そう!そうだよ!!」
フェムも嬉しそうだ。

「ハナミ。・・・常に正しいことを追って、自分の意見をしっかり持っていたじゃない!!ハナミの証は、正しいことを追っていく、その姿だよ!!」
私も、というように、フェンが言った。

・・・正しいこと・・・それを追う?
その姿って・・・

「・・・高・・・潔?」
思い出すように言うハナミ。
「やった!!そうだよっ」
「うそ?!キャ~~!!」
2人とも嬉しそうだ。

「アキトはん。みんなをまとめようと、チームをよくしようと、努めて頑張りはるその姿そのものが、アキトはんの証でっせ!」
フェロは、アキトの肩をたたく。

・・・みんなを・・・まとめようとすること・・・
・・・チームを・・・よくしようとすること・・・

「・・・うん・・・理念・・・かな?」
曖昧に言うアキト。
「そうでっせ!アキトはん!」
フェロは、嬉しそうに言った。

「ヒカリさん。ヒカリさんが、みんなからほしかったもの、みんなにあげたかったもの。・・・それが証です。・・・ケンさんに、両親に、仲間達に、もらって、あげたものです」
優しい声で言うフェネ。

・・・誰かに・・・もらいたいもの・・・あげたいもの・・・
そう。あたしが・・・求めたもの・・・

「・・・愛情・・・」
清らかに言うヒカリ。
「はい。そうです。よかった・・・」
安心したように言うフェネ。

「シュウ・・・その一匹狼な性格だから、みんなの前にあまり出さなかったもの・・・あるでしょう?パートナーの僕にでさえ、あまり出さなかったもの。心の奥にあるもの・・・だよ?」
フェナが必死になって言う。

・・・周りのヤツらに出してないもの・・・
・・・ずっと、心の奥にしまってたもの・・・

「・・・感情・・・」
「いやったぁぁあああ!!!」
シュウの言葉を聞いてすぐ、フェナは大声を出した。
「よかった~あ~よかった~」
フェナは、肩の力を抜いた。

「マコト・・・お前と誰かがいなければ、マコトの証はないんだ。笑って怒って泣いて・・・それが想い出となるのは・・・」何があるからだ?」
フェマは、マコトに問うように言った。

・・・仲間と笑うために必要なもの・・・
・・・誰かがいなければ・・・できないもの・・・

「友情・・・だな?」
マコトは、問いに答えた。
「・・・あぁ。そうだよ」
フェマは、安心したように言った。

「カエデ~。甘えてばっかの私だし~みんなも~。カエデは、何かをみんなに与えたよね~。それが~証だよ~」
少し甘ったれた声で言うフェミ。

・・・あたしがみんなにあげたもの。
・・・あたしがフェミにあげたもの・・・

「真心・・・あたしがあげたのは・・・」
カエデは、俯き加減で言う。
「そうだよ!!やったねカエデ!!」
自分のことのように喜ぶフェミ。

「リョウタ。リョウタは、どーしよーもないバカだけど、常に何かを戦いで見せてたねっ!!ちょっとかっこよく見えちゃうよ。それって何?」
笑って言うフェア。

・・・戦いで、見せたもの・・・?
・・・オレの証って・・・

「闘志・・・だろっ?!」
はにかんで言うリョウタ。
「うん!さっすがっ!」
「あったりめぇよ!!・・・カンペキッ!!」
・・・2人でガッツポーズをして言った。

・・・9人の胸元が光る。
・・・全員の証が・・・再生されたのだ。

「見て!ネックレスの最後の1つの部分が光ってる・・・!」
カエデは、ネックレスを見て驚く。
「・・・今・・・今、みんなにあるもの・・・それが10個目の証。・・・みんなとつながってる・・・その証だよ!!」
妖精達が、力強く言う。
「みんなぁ~!オレ分かった!!分かんねぇヤツ、いねぇよなぁ?」
リョウタが、みんなに聞く。
「もちろん!!」
「分かってる」
「あぁ」
「えぇ」
「もちろんさ!!」
「分かった!」
「僕も!!」
「1つしかないわよね」
・・・みんなの返事は同じだ。


『最後の証は・・・・・・』
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♯97 記憶
2007-04-06 Fri 20:59
・・・今まで、当たり前のように味方だと思っていたフーミンが・・・・・・敵だった。

「マジ・・・かよ・・・」
予想もしない展開に、手に汗をかくリョウタ。
「なんでだ?!なんでデビフェアを嫌っていたんだ!」
納得いかないマコトは、フーミンに投げやりに言った。
『ワタシハ、コノセカイヲシハイシヨウトシタ。シカシ、デビフェアノカッテナコウイデ、ソノユメハヤブラレタ!ダカラ、デビフェアヲタオスヒツヨウガアッタ。デモ、ワシノチカラダケデハムリダッタ・・・』
フーミンは、淡々と語り始める。
『ワシハカンガエタ。デビフェアヲタオスホウホウヲ・・・ソシテミツケタ!・・・フェアッチヲツクリ、ヨウセイヲアヤツリ、タオスホウホウダッタ。・・・ダガ、カンジンノ、フェアッチヲアヤツルモノガイナカッタ。ヒトリヒトリ、ココロノアカシヲモッテイルモノデナイトダメダッタ・・・ソコデミツケタ!フェアッチヲモツニフサワシイヨウセイトパートナーヲ!・・・ソコデ、アエテミカタニツキ、デビフェアヲタオシテモラウサクセンダッタノダ!!』
・・・明かされる、フーミンの真実。

「そんな・・・色々あたし達に協力してくれたじゃない!じーさんだったけど!!」
真実を信じられないハナミ。
「いやだよぉ・・・裏切られるのばっかり・・・僕・・・もう・・・もう・・・・・・もうヤダよぉぉお!」
ユウは、ショックで泣き出してしまった。
「僕達が・・・僕達が何したっていうんだ!!こんな目にあってばかりっ!!」
納得いかないように、アキトが言う。
「許さねぇ・・・ぜってぇ許さねぇ!!」
怒りに震えるリョウタ。
『ヤレルモノナラヤッテミロ。サッキノタタカイデ、ヨウセイハ、タイリョクヲツカッタハズ。シンカシルチカラハナイ。・・・ソシテワタシハ・・・』


・・・・・・マスタータイダ!!


『マスター体っ?!』
フーミンの言葉に、驚きを隠せない子供達。
「あの、一番強いヤツ?」
アミは、思い出すように聞いた。
「あぁ。・・・未発見だったはずなんだが・・・」
「こんなところで会うなんて、予想もしてなかったさかい」
フェスの言葉に、続けるように言うフェロ。
「マスター体って・・・僕達、倒せないじゃないか!」
アキトは、すっかり弱気モード。
「おいおい!こんなとこで弱気になんなよ!オレ達、ここでめげるわけにはいかねぇだろ」
弱気なアキトの肩を、ぽんっ、と叩くリョウタ。
「・・・そうよね。ここまで来たんだもの・・・最後の最後で負けられないわね」
顔を上げて言うカエデ。

『サッサトシヌノダ!ソシテ、コノセカイヲシハイスルノハ、コノワシダ!』
フーミンの声が響く。

ドッカァァァァァアアアアアアアン!

「うわっ?!」
「きゃぁぁああ!」
・・・フーミンの攻撃!
「・・・ゲホゲホ。煙すげぇな!おい!大丈夫か~?!」
リョウタは、みんなに叫んで言った。
「なんとか・・・な」
「大丈夫よ」
・・・みんな大丈夫みたいだ。
「・・・戦え・・・ないわよね・・・?」
ハナミは、フェンに聞いた。
「うぅん。デビフェアの時の体力が、まだ回復してないの~」
フェンは、俯いて答えた。
「そっか・・・そうよねっ」
テンションを崩さないようにして言うハナミ。
『マダマダ!タオスマデ・・・シヌマデコウゲキヲツヅケル!』

ドッカァン!
バァン!!

「うわぁっ?!攻撃する暇なんてないじゃないかぁああ!!」
アキトは、ひたすら逃げ回る。
「なんとかなんねぇのかよ!スペシャル合体だっ!!」
「ムリ!」
リョウタの声に、即答するフェア。

『チョコマカトウルサイヤツラメ・・・コウナレバ・・・』
フーミンは、そう言い終えると・・・

バババババババッ・・・

「いやっ!何アレキモイ!!」
・・・ハナミは、変わったフーミンの姿を見て驚く。
・・・・・・数え切れない無数の手・・・・・・人間、という形を超えている。
「マスター体に、不可能はないってことなのね・・・」
そっ、とカエデがつぶやく。

『ハハハハハハ・・・オマエタチガツヨクナルゲンドウリョクデアル、アカシガトレレバコッチノモノ・・・オマエタチノアカシヲトッテクレルワ!!』
・・・フーミンの言葉が終わると・・・無数の手が子供達に襲い掛かる。

「イヤイヤイヤぁ!!こないでぇえ!」
・・・必死に逃げるのだが・・・むなしく捕まるハナミ。
『トッテクレル・・・ソレ!』
フーミンは、子供達から、何かを吸い上げるようにする。

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!

・・・子供達から、何かが取り出された。
「・・・あったまきた!進化だっ!」
リョウタは、ムリヤリ進化させようとするが・・・

しーん・・・・・・

「なんでだ!!」
・・・フェアッチは、反応を示さない。
『アタリマエダ!!アカシガナケレバ、シンカナドフカノウダ!・・・イッソノコト、ジブントナカマノアカシガナンナノカ・・・ソレモワスレサセテヤル!!』
また、無数の手が、子供達を襲う。

・・・証についての記憶が・・・すべてとられた。

「卑怯だ!こんなのズルイよ!」
やり方に、納得のいかないフェナ。
『ヒキョウ?タタカイカタニ、ヒキョウナドナイ!ココデクタバレ!』
フーミンの声が響く。

・・・もう・・・ダメか・・・・・・

・・・そう、諦めが生まれたとき・・・

ピカァァァァァアアアアッ!!

「うわっ?!なんか光った!」
・・・リョウタの持っていた、あの、ネックレスが光った。
光はどんどん大きくなる。

うわぁぁぁぁぁぁあああああ!!


・・・全員、その光に飲まれた・・・

自分の証、そして、仲間の証を思い出し・・・フーミンを打ち勝つことができるのだろうか・・・・・・
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♯96 つながり
2007-04-05 Thu 21:31
・・・たとえ昔が敵であっても・・・
今は、大事なパートナー同士。
負けない・・・・・・君と一緒なら、大丈夫。

『私が倒せると思っているのか!!』
デビフェアは、すごい気迫で言う。
「るせー!ここで負けるわけにはいかねぇんだよ!」
リョウタも負けていない。
「行くぜみんな!」
『うん!』
リョウタの合図に全員が頷く。

・・・ウルトラ体進化ぁぁぁぁぁぁああああああ!!!

『フン。何度来ようとムダだ!』
デビフェアは、何度も攻撃を連射する。

ドカァァァァァァァアアアアアアアアアアン!!!

・・・相打ちの爆発音が響く。

「どうするんだ?!このままじゃ、またやられるだけじゃないか!」
アキトは、慌てていった。
「なんか、妖精をパワーアップする道具とかないの?!」
「そんなのあったら苦労してないよ!」
ハナミの言葉に、言葉を返すユウ。

ピピピピピピピ・・・・・・

『わしじゃ!フーミンじゃ!パソコンを開けっ!』
・・・シュウのパソコンに、フーミンからの音声メールが届いた。
「もう!なんだよ!こんなときに!!」
リョウタは、イライラしながら画面を見る。
『大変じゃ!地球結晶化が進んでおる!このままでは、お前達の世界が・・・』
「えっ?!」
フーミンの言葉に、驚きと焦りを隠せない子供達。
『さっさとデビフェアを倒すのじゃ!!』
「んなこと言われても・・・アイツ、すげぇ強いんだぜ?!」
フーミンの言葉に、反抗するリョウタ。
『お前達には、フェアッチと証があるじゃろう?!証を使って、妖精の力をアップさせるのじゃ!』
フーミンは、興奮気味に言う。
「パワーアップ?!・・・でも、どうやって・・・?」
その言葉に食いついたハナミだが、すぐに弱気に戻った。
『簡単じゃ。お前さん達が、自分の証を最大限に思うだけじゃ。そうすれば、フェアッチがそのパワーを伝えてくれる』
「自分の・・・証を・・・?」
フーミンの言葉を、繰り返す子供達。
『そうじゃ。まぁ、適当に、頑張るのじゃ!』
フーミンは、そう言い残すと、メールを終えた。

「自分の証を思うって・・・どういうこと?」
メールが終わると、カエデが口を開いた。
「あのジジイ。いっつも肝心なところを言わねぇんだからよぉ」
リョウタは、両手を組んで言う。
「あたし、分かった!」
すくっ、と立ち上がったのは、ハナミ。
「こうやって、フェアッチをかざして・・・」
ハナミは、フェアッチを上に向ける。
「高潔!!!」
天に向かって叫んだハナミだが・・・

しーん・・・

「何にもなんねぇじゃん!」
「ただ言っただけじゃ、ダメってことか・・・」
リョウタとマコトのキツめの言葉。
「なんか、こう、証に対する思いが必要なのよ」
カエデが、マコトの言葉に付け足すように言った。
「今度はオレがトライだぜ!」
今度立ち上がったのは、リョウタ。
「大丈夫なのか?」
マコトは、完全に信用していない。
「おっしゃぁ!やってみるぜ!」
すっかり燃えているリョウタ。
「オレの闘志は最強だぜぇい!この証は燃えるぜぇい!オレだけの証だぜぇい!!」
がむしゃらに叫びまくるリョウタ。
「バカ・・・」
マコトは、頭を抑える。

しーん・・・・・・

「・・・なんでだよ?!証のいいところを言ってやったのに!」
「くすっ」
苛立つリョウタを見て、意地悪そうに笑うハナミ。
「なんだよハナミ!」
「ふーんっ。あたしの時に、キツい言葉言ったお返しっ!」
怒り気味で言うリョウタに、つーん、と言葉を返すハナミ。
「ちょっと、こんな時にケンカなんてしないでよ!」
カエデは、2人の間に入る。

「・・・・・・」
さっきから黙っているのは・・・ユウとアミ。
「?・・・ユウ、どうした?」
マコトは、ユウに声をかけるが、反応なし。
「おーい。2人とも、目ぇつぶって、何やってんだ~?」
リョウタも声をかけるが、これまた返事は返ってこない。
「どうしたのかしら。さっきから黙ってばっかりだけど・・・」
カエデは、心配そうに言った。
「・・・・・・!」
・・・2人が目を開けた。

「勇気!!」
「未来!!」
・・・そう叫んだのと同時に・・・2人はフェアッチをかかげた。

ピカァァァアアアッ・・・!

・・・フェアッチは光を放って・・・妖精達の元へ飛んでいった。
「力が出てきた~!」
・・・証の力が伝わったのだ。

「やったぁ!成功だよっ!いえ~い!」
ユウは、すっかり喜んで、アミにハイタッチを求める。
「・・・そうね。よかった・・・」
アミも、ユウにハイタッチを返した。
「おい、お前ら、今、何やったんだ?!」
リョウタは、すっかり興奮気味。
「え?自分の証が、妖精達にどうつながってるか考えただけだよ~」
きょとん、として言うユウ。
「・・・と、言っておいて、この案を考えたのってアミさんなんだけど、1人でやって失敗したらイヤだって・・・」
「ちょっと!なんでそう、いっつもいっつも一言余計なのがくっついてるのよ!」
ユウの言葉に、慌てて言葉を入れるアミ。

「まぁ、いいじゃない!あたし達も、やってみましょうよ!」
カエデは、そっと目をつぶった。
「よし、じゃぁオレも」
「あたしもっ!」
・・・みんなが目をつぶって、考え始めた。

・・・証が・・・どうつながっているか・・・?

「・・・よしっ!いけぇ!」
リョウタは、フェアッチを妖精達に向ける。
「あたしもっ!」
ハナミも分かったようだ。
「オレも!」
「あたしも!」・・・
・・・・・・みんなが、フェアッチを向けた。

ピカァァァァァァァアアアアアア!!!

・・・全員のフェアッチが光った!

『なんだなんだ?!』
デビフェアは、予想外の展開に驚くばかり。
「力が・・・力がわいてくるよ!」
「みんなの証が・・・伝わってくる!」
妖精達は、伝わってくる証を感じた。
『何をやろうと・・・負けるものか!!』
「こっちだって!」
デビフェアと妖精達の手が光る。

うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!

・・・全員のパンチがぶつかりあった。


ドカァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアン・・・


・・・爆発の煙に包まれる。

こ・・・こんなことが・・・あっていいのか・・・
くそ・・・しかし、私は、人間を許さない・・・・・・
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!

・・・デビフェアは、最後の言葉を残して・・・・・・この世を去った。

「・・・マジ・・・だよな・・・オレ達・・・」
「勝ったの・・・?デビフェアに・・・」

い・・・いやったぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!

・・・みんなが、歓喜の声を上げる。
「みんな~~!」
・・・妖精達も、無事戻ってきた。
「やったんだな!オレ達、やったんだな!」
リョウタは、興奮して、まともに文になっていない。
「フェン~~!!どうなるかと思っちゃったわよ~~!!!」
ハナミは、フェンに泣きつく。
「やったんだ!アキト的サイエンスが証明されたんだ!」
「意味不明ですわ、アキトはん!」
アキトとフェロは、いつものトーク。


グラッ・・・・・・


「なんだ?!辺りがゆがみはじめたぞ!」
マコトは、辺りを見回して言う。
「いやぁ!気持ち悪い・・・」
カエデは、完全に異空間に囲まれた世界を見て言う。

ピピピピピ・・・

『よくやった!パソコンを開くんじゃ!』
・・・フーミンからのメール。
『よくやった・・・本当に』
「へっへーん♪・・・じゃねぇんだよ!デビフェアをぶっ倒したのに、なんでこんな空間にこなきゃいけねぇんだよ!!」
フーミンの言葉に、有頂天になるかと思いきや、キレ気味のリョウタ。
『そんなのは簡単じゃ・・・フフフ・・・ハハハハハハハ・・・!!!!!』

・・・パソコンから、なんと、黒いかたまりが出てきた!

「フーミン!そんなかたまりにいないで、でてこぉぉおおい!」
リョウタは、フーミンを呼ぶ。
『ハハハハ・・・ワナニカカッタナ!アノ、イマイマシイデビフェアモイナイ!コノセカイヲシハイスルノハ、コノワシダ!』
フーミンは、笑いながら言った。
「どういうことだっ?!」
アキトは、フーミンに聞く。
『ソウイウコトダ!ワシハ、ズットミカタノフリヲシテイタノダ!ニックキデビフェアヲ、オマエタチニタオシテモライ、ヨウガスンダラコロス!ソシテ、コノセカイヲシハイスルノダ!』

・・・・・・フーミンは・・・・・敵だった。

証のつながりを知り、念願の勝利を飾ったはずだったのに・・・


・・・・・・最大の敵が現れた。
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♯95 裏切り
2007-04-04 Wed 21:06
・・・今まで、気になっていたようで避けていた話題。
『ずっと待ってた』理由・・・・・・

「あ、あのさ。実は・・・僕達・・・」


・・・・・・敵だったんだ・・・・・・


「・・・・・・え?」
フェアの言葉に、それしか言えないリョウタ。
「僕達、デビフェアと組んでたんだよ・・・前まで・・・」
「ちょっとまて。そんな冗談・・・今更言うなよ」
フェアの言葉を、否定するマコト。
「冗談じゃないんだよ。オレ達、昔、デビフェアの仲間だったんだよ」
マコトの言葉をかき消すように、フェマが口を開いた。
「待ってた理由は・・・」
フェアは語り始めた。


・・・そう。昔、デビフェアの仲間だったんだ・・・
人間界のせいで、この世界が危なくなってるって知ったとき、デビフェアの命令で、地球に侵入したら、人間を殺すように言われたんだ
・・・僕達9人は、平凡な妖精生活を送ってたはずなんだけど・・・

・・・子供達に出会う前の、妖精達の世界

「はぁ~あ。お腹すいた~」
「フェアは食いしん坊だね。デビフェアからの命令の最中も、あくびしてたしね」
フェアとフェナの、いつもの会話。
「しっかし、わてらも不運ですわ。デビフェアの命令地に住んでたせいで、人間を殺せだの言われてもーて。もっとあの山から離れてくらせばよかったさかい」
ため息混じりに言うフェロ。
「デビフェアの命令地にいる以上、さからったらどうなるか・・・」
フェムは、かなりデビフェアを恐れている。
「デビフェアは、これからどんどん命令地を拡大して、この世界を支配するつもりみたいです。・・・私達9人、おとなしくしていたほうが無難かもしれませんね・・・」
フェネは、半分諦めて言う。
「・・・私は・・・これからデビフェアのところへいかなければ・・・」
声をはさんだのは、フェス。
「どうして?」
フェンが聞く。
「デビフェアのハチシモベの部下になれと言われたんだ・・・命令にさからいたくてもさからえないしな」
「そう・・・気をつけてね・・・」
・・・こう言って、フェスと別れた。

・・・そして、フェスと再開するのは、人間界での、ハチシモベとの死闘の時となった。

「はぁ~あ。暇だな~」
「そうだね~デビフェアの命令だとか誓いの言葉だとか聴くばっかだもん・・・ん?」
・・・さっきと似たような会話をするフェアとフェナだが・・・
「洞窟よ!なんかありそうな予感!」
フェンは、わくわくしている。
「みんな~入ろうぜ~!」

わーわーわーわー・・・

・・・洞窟内

「だいぶ奥まで入ったけど・・・」
「なにも景色変わってないよ~戻ろうよ~」
先頭を行くフェアを、止めるフェミ。
「扉でっせ!この奥になにか・・・」
フェロは、扉を発見。
「行こう!レッツゴー!」
勢いよく扉を開けるフェア。

「・・・ん?何コレ?」
部屋に置いてある、何かをとるフェナ。
「腕時計みたいよね。でも、あたし達がはめるにしてはデカすぎ・・・」
フェンも手にとって見る。
「箱の側面に、なんか書いてありまっせ!」
フェロは、なにやら文を発見。
「えっと・・・なになに?」

『人間と妖精が対立を起こした時、この道具、フェアッチが両世界を救うであろう』

「・・・これって・・・重大発見?!」
妖精8人、すっかり興奮。
『何が重大なのだ?』
「うわぁぁあああ!デビフェア・・・・・・・様」
後ろから聞こえた声・・・デビフェアがいつの間にかいた。
『それは・・・なんだ・・・?』
「あ、いや、これは・・・」
デビフェアは、フェアッチに気づく。・・・慌てて隠す妖精達。

ピカッ!!

「うわうわうわ?!なんか映ったよ!」
壁に映った映像を見て、興奮気味のフェナ。
「何?別の世界みたいだけど~」
映像をじっと見る。
「何?なんか、フェアッチが光ってるよ!」
フェンは、フェアッチを見て言う。
「向こうの世界にいる人に反応してるみたいでっせ!」
フェロは、映像を指して言う。

『リョウタ~待ちなさいよ!』
『へっへーん♪』

「この声・・・人間・・・?」
・・・みんなが映像を見る。
「8人いるよ。でもフェアッチは9個・・・」
映像とフェアッチを見比べるフェア。
『ククク・・・人間撲滅のチャンスだな・・・』
笑って言うデビフェア。
『お前達!それを1人1つ預ける!あの世界にいる人間を、そのフェアッチの力で引き寄せ、ぎったぎたにやっつけるのだ!』
「でも、9個あるよ?」
デビフェアの命令に対して言うのはフェナ。
『もう1つは、フェスを支配するハチシモベに預ける。よこせ』
デビフェアの言葉で、しぶしぶフェアッチを渡す。
『お前達の初仕事だ。しっかりやるんだぞ』
そう言って、デビフェアは消えた。

「・・・なんか・・・重大な役目?」
フェナは、フェアッチを見て言う。
「殺すなんてイヤですけど・・・」
「この世界のためよ」
フェネの言葉に、また言葉を入れるフェン。
「とりあえず、これ、使い方覚えておこう」

う~~ん。これは~~
うわぁ! どかーん

ピ~~  しばらくお待ちください  ピ~~

「ふぅ。やっと一通り覚えた~」
みんな、意外と機械オンチ?
「うわぁ?!また光った!」
フェアは、またフェアッチを見る。
「見て!向こうの人間が・・・」

『きゃぁぁああああ!!』
『うわぁぁぁぁああ!!』
・・・谷に落ちる子供達。

・・・この瞬間・・・待ってた瞬間。
人間を・・・殺す瞬間。


・・・こうして、子供達と妖精は出会った。


「そ・・・んな・・・」
子供達は、予想できない真実に肩を落とす。
「じゃぁ・・・あたし達、ずっと裏切られていたってこと・・・?」
カエデは、涙目で言う。
「信じてたんだぞ!僕は、フェロのこと・・・なのに・・・」
アキトも悲しみを隠せない。
「・・・くそぉぉぉおお!!!」
リョウタは、床をおもいっきりたたきつけた。

バンッ・・・!!

・・・城の中に、音が響き渡る。

「フェム・・・僕・・・信じてた・・・信じてたよ・・・?」
ユウは、泣きはらした目をしている。
「殺そうと・・・してたのね」
ヒカリも表情を黒くした。
「なんでだ・・・なんで・・・」
マコトは、唇を噛んだ。
「イヤ・・・殺そうとしてたなんて・・・信じない!」
アミは、両手で、涙でいっぱいの顔をおおった。
「ちくしょう・・・なんで・・・なんでこんな思いしなきゃなんねぇんだよぉぉぉおおおお!!!!!」
リョウタの叫びは、城の中で響いた。

・・・みんなが悲しみにくれる中、1人、妖精に近づく人がいた。

「・・・シュウ」
みんなが、顔を上げてシュウを見る。
「お前・・・その話、本当なんだろ?」
「・・・」
シュウの問いに、何も答えないフェナ。
「今は・・・今はどうなんだよ」
さっきと視線も表情も変えずに聞くシュウ。
「・・・今は・・・殺そうなんて思ってないよ!!出会ってから、すぐ考えは変わった!みんなだってそう!パートナーを守りたいって!みんな、出会ってすぐ、気持ちは変わったはずだよ!」
強い言葉で言うフェナ。
「・・・なら、いい。大事なのは今。こんなときに、前まで殺そうとしてただとか、デビフェアの味方だったとか、言ってる暇ないし」
そっけなく言い放つシュウ。

「・・・・・・そうだ・・・大切なのは・・・今はどうかだよな」
アキトは立ち上がった。
「そうだね」
「うん」
「あぁ」
子供達は、お互いに頷きあう。
「ごめん・・・ごめんね・・・」
妖精達は、みんな泣いている。
「いいの。いいのよ」
「あぁ。今はパートナーだ!」
みんな、仲良く和解しあった。

『フン・・・お互いの絆だけは図太いようだな・・・裏切った分、この世界を荒らした分、仕返ししてやろうぞ・・・』
「負けない・・・お前なんかに負けない!」
デビフェアの言葉に、強気で返すリョウタ。
「行くぜフェア!」
「フェミ!」
「フェマ!」
「フェナ!」
「フェネ!」
「フェロ!」
「フェン!」
「フェム!」
「フェス!」

「リョウタ!」
「カエデ!」
「マコト!」
「シュウ!」
「ヒカリさん!」
「アキトはん!」
「ハナミ!」
「ユウ!」
「アミ!」


『うぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!』
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投票結果発表w
2007-04-03 Tue 22:29
さてさて、もう少しでこのコーナー終わるのか((汗
今回のテーマは『兄弟・姉妹にするなら、この人!』だったっけ。
それでは、さっそく発表ねw
ベスト3までしか発表しないねw((時間の関係

今回は、死闘!死闘!サバイバル!集計がおもしろかったですw














●お兄ちゃん部門●

1位 シュウ  2位 リョウタ  3位 マコト


小学5年生チーム、大健闘!

はい。1位はシュウでしたwさすが上位の常連。そっけなく優しいところが好き、といった、ギャップに惚れた(?)方が多数で、隣でハーモニカ吹いて欲しいという方も。いると安心するようなのは、まさしく兄に向いてるんだろうな~。

2位は、大健闘でリョウタ!一緒に遊んでくれそう、流行にのってくれて、話があいそう、といった、リョウタらしい票の集め方をしてくれましたっ!なんとなく、一番納得できる理由で票を集めたんじゃないかなぁ。

3位は、リョウタとの死闘に負けて、マコト。でも、マコトにしては大健闘!やっぱり、ユウの面倒みたり、励ましたりしてる姿が印象的だった様子。過保護に面倒を見られたい、という方も結構いました。



●弟さん部門●

1位 ユウ  2位 リョウタ  3位 シュウ


圧倒的票差!ユウ君大勝利!

と、いうことで、1位は、圧倒的大差で、ユウ君ですwこれは、作者も想像以上の票差でした。癒し系、天然といった、弟にするにはもってこいの性格!という方が多数。その笑顔にいやされてぇ!なんていう方も!

2位は、おやおや。リョウタ君。また出てきたんだね((笑 子供っぽくて、ちょっと無鉄砲なのが、守ってあげたくなるのかなんなのか・・・。とりあえず、シュウとの死闘で2位にくいこんだよ。おめでとう。

3位は、とりあえず意外!シュウです。一匹狼な性格が、母性本能をくすぐりまくりっ?!悩みとかを聞いてあげたいよ~って人が多数で、兄としても、弟としても欲しい存在ということに。恋愛相談にものってあげたいね!



●お姉ちゃん部門●

1位 ヒカリ  2位 カエデ  3位 アミ


明るいお姉ちゃんVS頼れるお姉ちゃん!奇跡の2票差!

はい。今までにない、ものすごい死闘で1位にのぼりつめたのはヒカリ。投票理由は、「頼れる」、「力になってくれそう」などなど、ヒカリらしい理由がほとんどでしたねw死闘に勝ち抜きましたね~。よかったねw

2位は、奇跡の2票差で敗れたカエデ。だけど、大健闘だったと思いますwやっぱり、本編でのお姉さんぶりが、ここで発揮されてる気がします。集計するのも、ハラハラドキドキ。最後まで展開が分からなくて面白かったw

3位は、寮育ちの意地で、アミがランクイン。小4ながらに、しっかりしているところが頼りがいがあるとのことでした。↑の2人の戦いを見守るかのようなランクインでしたw・・・ハナミとも結構死闘でしたが。



●妹さん部門●

1位 ハナミ  2位 ヒカリ  3位 カエデ


わがままで首位!ハナミの快挙

・・・はい。1位は、ハナミでした。わがままっぷりが妹らしさをだしてて1位にっ!「流行にのっていそう」、「買い物とかしたら楽しそう」という意見が多数で、ハナミらしい票の集め方が目立ちましたっ!

2位は、あれれ?予想外の展開で、ヒカリです。なぜ?と思って投票理由を見てみると、「意外に純粋だから」、「脳内パニック起こしてるところが意外でいい!」という意見が多数。これは前代未聞に驚いた結果かも・・・。

はい。3位は、カエデでしたw投票理由は、ハナミとかぶってるところがあるかも。やっぱりカエデは「お姉ちゃん」というイメージが強いのか、ここでの票は低め。ですが、姉妹にしたら楽しそうというイメージは強いみたい。


はいはい。以上が結果ですw

次のテーマは~・・・といきたいところだが、6日から学校が始まり、集計の暇もなさそうなので、投票コーナー最終回の危機?!

・・・・・・大丈夫。連載終了したら『読者の好きなベストシーンランキング』やる予定ですからw

では、ヾ@(o・ェ・o)@ヾ@(o・ェ・o)@ヾ@(o・ェ・o)@バイバイ♪
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♯94 死闘
2007-04-03 Tue 21:56
・・・ずっと、追い求めたもの・・・
デビフェアは、なぜ電気がキライなのか・・・
今、その真相が明かされようとしている・・・・・・

『・・・お前達は・・・この世界が何で出来ているかを知っているか?』
「んなの・・・知るかよ」
デビフェアの質問に、答えるリョウタ。
『ならば教えてやる。この世界は・・・』
デビフェアは、一瞬言葉を止めた。

・・・電気の力で出来ているのだ・・・

「えっ?!」
デビフェアの言葉に、驚きを隠せない子供達。
「そんな・・・じゃぁなんで・・・電気を嫌う必要があるんだ!この世界が電気のおかげで成り立ってるなら、電気は逆にありがたいじゃないか!」
『何も分からないくせに、口出しするな!!』
リョウタの言葉に重なるように、デビフェアの気迫の強い言葉が響く。
『私だって・・・始めはそう思っていた・・・しかし・・・』
デビフェアは、怒りを隠せないようだった・・・そして、語り始めた。

・・・パソコン、携帯電話、テレビ・・・
そう。人間界の電気による活動は、どんどん発達していった。
始めは、電池なんかを使っていたから、この世界への影響も、それほど大きくはなかった・・・。
しかし、今はどうだ。充電器、コンセント・・・大量の電気を人間界で使用するようになり、電気でできたこの世界は、混乱状態に陥った。
山は荒れ、洪水が起き、電気による異常が、この世界の異常を引き起こした。
・・・そこで、私達は立ち上がった。この世界を壊そうとする、おろかな人間どもの世界をのっとり、今までの分の償いをとってもらおう・・・と。
まずは、この世界を支配する必要があった・・・だから、この世界の支配、地球結晶化を進めたのだ・・・・・・

・・・デビフェアの話に、言葉もでない子供達。

・・・デビフェアも、そんな想いをしていたのか・・・

『分かっただろう・・・さぁ、最後のバトルを続けよう・・・』
「待ってくれ!デビフェア!!」
攻撃しようとするデビフェアを、必死に止めるリョウタ。
「・・・確かに、オレ達人間は、電気を使いすぎてる。だけど、この世界があることも、この世界が電気で成り立っていたことも知らないんだ!だから、人間界で話をする。そうすれば・・・」
『人間なんか信用できるか!』
リョウタの言葉むなしく、デビフェアは攻撃を放った。
「うわっ?!」
「リョウタ!!」
倒れたリョウタに、駆け寄る子供達。
「大丈夫?!」
カエデは、リョウタに声をかける。
「あぁ。大丈夫だよ!こんなんで倒れるオレじゃないし!」
すっかり本調子のリョウタ。

「ここはやっぱり、デビフェアの暴走を止めないとダメそうだよ」
フェアは、デビフェアを見て言う。
「そうみたいだね。話もろくに聞いてもらえなさそう」
頷きながら言うフェナ。
「頑張って・・・ここで負けるわけにはいかないの・・・」
カエデは、心配しながら言う。
「どうする?ウルトラでいくか、それともハード?」
みんなに意見を聞くアキト。
「長期戦になりそうだしな・・・ハード体でいくのは危なくないか?」
マコトは、先のことを考えて言う。
「よっしゃ!そうとなれば、直球勝負だぜ!」
意気込みするリョウタ。

・・・デビフェアとの死闘が始まった!

「えい!」
「たぁっ!」
必死に攻撃するが、デビフェアは、ビクともしない。
『フフフ・・・そんな攻撃が通用すると思っているのか!』
デビフェアは、黒い大きな弾を作り、一気に放った。
「うわぁっ?!」
・・・圧倒的な強さに、尻込みする妖精軍。
「おい、しっかりしろ!!」
リョウタは、慌てて駆け寄る。
「ダメだ・・・強いよ。核が違う」
さっそくダウンのフェア。
「ちょっと!化け物?!ウルトラ体4体でかかって、キズ1つないじゃない!!」
ハナミは、ちょっとキレ気味?
「うぅん・・・ほら、アレ!アレ出して!アレ!」
アレを連呼するアキト。
「アレってなんだ?アレって」
マコトは、アキトに聞いた。
「アレだよ!アレ!」
「アレじゃ分からないよ。なんなの?」
アキトに対して、不思議そうに言うユウ。
「だから・・・その・・・なんか分かるヤツ!」
思い出せずにイライラするアキト。
「ねぇ~シュウ~あの、フェアリーモンスター丸分かり図鑑で調べてよ~」
アキトの言葉と重なるように、ハナミが言った。
「・・・」
アキトは沈黙。

ピッ!

「デビフェアの情報ね・・・」
カエデは、パソコンの画面を見て言う。
「なんだなんだ?!属性も弱点も、なんにも書いてないじゃないか!」
アキトは、目を丸くする。
「あんのクソジジイ!役立たず!!」
リョウタは、フーミンに対してキレている。
「この前みたいに、デビフェアの弱点はどこなのか出してよ!」
ハナミは、シュウに言った。
「あれはデータで出来てたから出せたけど、正体不明のヤツはムリ」
即答するシュウ。
「くそ・・・どうしたらいいんだ・・・?!」
マコトは、床を叩きつけた。

「諦めないで!頑張れば、きっと倒せるよ!」
妖精軍は、自分のパートナーを必死に励ます。
『フフフ・・・正義のヒーローきどりか?』
デビフェアは、その様子を見て鼻で笑った。
「なんで笑うんだよ!」
その態度が気に食わないリョウタは、デビフェアに聞いた。
『フッ・・・死闘の最中に余裕だな・・・』
デビフェアは、リョウタを睨んで言った。
「なんだよ!フェアをバカにしたら、オレがぶん殴るぞ!!」
リョウタは、立ち上がって言った。
『・・・その言葉、この話を聞いても言えるかな?』
おもしろそうに言うデビフェア。
『妖精達は、お前達を・・・』
「言わないでぇぇぇぇええええ!!」
デビフェアの言葉を妖精達が止める。

「な、なんなんだよ・・・なんで聞いちゃいけないんだ?」
マコトは、戸惑って聞く。
「ダメだよ。これは言っちゃ・・・」
妖精達は、何かを隠している。
「つつみ隠さず話してよ!」
アミは、妖精軍を問い詰めた。
「・・・でも、これは・・・」
フェスは、口を噛んだ。
『ほらほら・・・お前達の愛しいパートナーは聞きたいみたいだぞ・・・』
デビフェアは、くすくす笑う。
「『ずっと待ってた』・・・これと関係あるのか?」
何かを勘ぐったシュウは、フェナに聞いた。
「え、えっと・・・それは・・・」
フェナは、言い訳が見つからない。
『フフフ。死闘の最中だが、時間をやる。教えてやったらどうだね?・・・ククク・・・』
やけに優しく、デビフェアが言う。

「・・・リョウタ・・・あのね・・・」
「イヤ!話さないで!!」
口を開いたフェアを、フェミが止める。
「フェミ・・・止めないで・・・」
カエデは、フェミに言った。


・・・僕達・・・実は・・・・・・
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最終回カウントダウン♪
2007-04-02 Mon 22:32
フェアファン、最終回迫る!
お風呂の中でも布団の中でも、春休みの部活の最中でもフェアファンを100話フニッシュ!させるので頭がいっぱいだったわけですが、頑張って、100話で終わるように、プロットを練りました!((根性で!

左の、メッセージのところに、カウントダウンを流してます。。

あとわずかで最終回を迎えるフェアファンですが、この機会に、作者も1話から読み直そうと思います。(明日部活が終わってからでも)

技術不足、説明不足、言葉足らず・・・いろんな面で未熟な作品ですが、最終回まで見守ってくださると、嬉しいですねw


・・・はぁ。最終回間近なので、ぶっちゃけて制作秘話だすと、恋愛的展開等を一部友人にまかせっちゃってたり・・・((汗

作者「はぁ~ぁ。今日も、例のあのネタがおもいつかないよ~」
友人A「じゃぁさ~。ここはこ~ゆ~展開にしてさ~」
友人B「ここは敵に一歩押されるところだよ!」

・・・などなど、色々アドバイスもらっちゃってますw

一番手抜きして、友人に任せちゃったのが、洞窟前で話す、ヒカリとシュウのシーン(♯70)・・・これは思い出すだけで、友人に申し訳ない。

ジャケット脱いで渡す、というシュウの行動も、ヒカリの胸キュンシーンのセリフも、90%くらい友達のシナリオパクった・・・((汗

そのほか、『任せすぎだよシーン』は山ほど。。
恋愛一本槍なシーンは、ほぼ、任せすぎだよシーンということでお願いします((開き直りw
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♯93 理由
2007-04-02 Mon 22:01
・・・日の出・・・そして今日は・・・
デビフェアとの対決・・・とうとうここまできた・・・

「・・・みんな、用意はできたか?」
リョウタは、振り返って、みんなに聞く。
「みんなできたわ。行きましょう」
カエデは、帽子をかぶった。
「・・・なんか・・・運動会の全員リレー直前並みに緊張する」
アキトは胸を押さえて言う。
「大丈夫かな・・・勝てるかな・・・」
ユウは、大きな城を見て、不安を抱える。
「大丈夫だ・・・きっと・・・」
マコトは、ユウの背中をさすった。


・・・1時間後

「・・・着いちゃった・・・」
「デビフェアの・・・城・・・」
・・・聳え立つ城。ささやかにふく風。

「・・・入るの怖い!リョウタ先頭で!」
アキトは、リョウタを強引に押す。
「なっ!アキト、最年長なんだから、どーぞ!」
リョウタも、アキトの後ろに回る。
「いやだ!・・・誰か入ってくれ!」
必死に拒むアキト。
「あたし、い~や!絶対イヤ!」
ハナミは猛反対。
「あたしだって、イヤよ!」
「僕もヤダ!」
・・・みんな、先頭はイヤらしい。

「こーゆーのは、レディーファーストだ!」
「何よ!いつもみたいに突っ走って入ればいいじゃない!!」
・・・言い合いはしばらく続きそう・・・
「バカらしい・・・本当に緊張感ないヤツらばっか・・・」
フェスは、頭を抑えて言う。
「まぁ。このチームは、そこが魅力やさかい」
フォローを入れるのは、フェロ。
「地球結晶化って、どのくらいの時間かかるんだ?」
「さぁ。それは分かんないよ」
シュウの言葉に、すばやく答えるフェナ。
「みんな入らないのかしら」
「やっぱり怖いんでしょうか・・・」
みんなの言い合いを、静かに見守るヒカリとフェネ。

「・・・ここはジャンケンで決めよう!全員強制参加で!」
アキトは、とうとうこの提案をした。
「よっしゃぁ!何だそう・・・」
リョウタは首をひねる。
「負けられないわ!」
ハナミも気合十分。
「・・・・・・」
呆然と立ち尽くすシュウとヒカリ。
「よし!いくぜ!」
リョウタの考えが決まった!
「待って!もう少し時間を・・・」
みんな、必死に心理作戦を練る。

ジャンケンポン!あいこでショ!・・・・・・

「・・・いつまでも終わんねぇじゃねぇか。待ってる暇ねぇし・・・開けるか・・・」
ケリのつかないジャンケンに飽き飽きしたシュウは、城の扉の前に立った。
「でっかい扉だよね~1人じゃ開けられそうにないね」
フェナは扉を眺めて言う。
「・・・あたしも手伝うわ」
いつの間にいたのか、ヒカリも扉の前にいた。
「あたしもやります!」
「わても!」
「わたしもやろう」
フェネにフェロ、そしてフェスも参戦(?)
「せーの!」
フェナの合図で、みんなが扉を押す。
「・・・はぁ。あきまへんな・・・」
フェロは、へろへろとして言う。
「もっと人手がいるのか・・・」
フェスは後ろをむくが・・・

ジャンケンホイ!チチンノホイ!

「・・・まだ続いてるんですね・・・」
「わてらだけでやりまっしょ」
呆れて言うフェネに声をかけるフェロ。
「はぁ・・・」
呆れてため息をつくシュウ。
「どうしたの?ため息なんて」
そんなシュウに言葉を発するヒカリ。
「・・・いや。なんでも・・・」
シュウは、そっけなく言って、扉に手をかける。
「・・・」
ヒカリは、じっ、とシュウを見上げる。

・・・やっぱり・・・迷惑なのかな・・・
そっけないのはもともとだけど・・・でもなんか・・・
・・・うぅん。こんなに気になるのって・・・スキ・・・なのかな?
よく分からないよ・・・うぅん・・・

「・・・ヒカリさん?」
フェネの声で、目覚めるヒカリ。
「え?あ、ごめんなさいっ!」
慌てて我に返ったヒカリは、扉に手をかける。
「大丈夫か?・・・この前もぼー、としてたよな。具合でも悪いのか?」
横目で様子を見ていたシュウは、ヒカリに声をかけた。
「あ、うん。大丈夫」
ヒカリは、我を取り戻して言った。
「・・・」
そんなヒカリを気にしてなのか・・・シュウはヒカリの手の上に、自分の手をそえた。
「?」
ヒカリは一回シュウを見たが、すぐにそらした。
「もう一回!せーの!」

ギギギギギギ・・・

「やった!開いた!」
フェナは歓喜の声を上げる。
「え、開けちゃったの?今、ジャンケンでハナミに決まったところだったのに・・・」
アキトは少々残念がっている。

「まぁいいじゃん!入ろうぜ!」
リョウタの合図で、みんなが城に入った。

バンッ!

「ドアが閉まった!」
マコトは、振り返って言う。
「もう出られないってこと?!」
焦りを見せるハナミ。

『ハハハハハハ・・・ついにこの時がきたのだな・・・』

「・・・デビフェアかっ?!」
リョウタは、辺りを見回す。
『その通り・・・』
・・・デビフェアが姿を現した!
「やい!覚悟しろっ!!」
リョウタは、デビフェアに向かって言う。
『勝てるものなら・・・やってみるんだな・・・』
デビフェアは鼻で笑うと、攻撃を連射した。
「うわうわうわ!よけるので精一杯だっ!!」
アキトは、慌てて攻撃をよける。

「なぁ!教えてくれよ!どうして電気が嫌いなんだ?!」
リョウタは、デビフェアに近寄って言う。
『うるさい!関係ないだろう!!』
「うわっ!」
デビフェアの攻撃に押されるリョウタ。
「リョウタ!大丈夫か?!」
マコトは慌てて近寄る。
「あぁ。・・・デビフェア・・・なんで嫌いなのか、教えてくれよ!」
マコトに言葉を返して、また立ち上がるリョウタ。

『・・・しつこいヤツめ・・・そこまで言うのなら・・・』
デビフェアは攻撃を止めた。

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♯92 誓い
2007-04-01 Sun 21:33
「はぁはぁ・・・」
・・・外は、夕焼けが包んでいるにもかかわらず・・・暑い。
「あ~~ん!疲れた~~!」
ハナミは、さっそく弱音を吐く。
「頑張れ!城まであと少しだ!」
リョウタは、ハナミに声をかける。
「ひぃ~。なんでこんな山登りなんか・・・」
すっかり息切れしているアキト。
「アキトはん。頑張っていきやしょ」
フェロは、アキトの背中を押す。
「・・・そうだね。もう少し・・・」
アキトは、重い足を動かす。

サァァァァァァアアアッ・・・

・・・木や草の、風に煽られて、ゆれる音が聞こえる。
月が、そっと子供達を照らす。

「これ以上進むのは危険ね・・・今日はここらへんで休みましょうよ」
カエデが言う。
「そうだな・・・デビフェア戦に向けて、妖精の体力を蓄えないとな・・・」
マコトも腕を組んで言う。
「それじゃ、ここで休みな~」
リョウタの言葉で、みんなが解散した。

・・・辺りはすっかり暗くなっていた。

「・・・明日・・・なんだな」
「何が?」
「デビフェアと戦うのが、だよ」
リョウタは仰向けに寝転がって言う。
「まぁ。大丈夫だよ!リョウタらしく、明るくいるべきだよ!」
フェアはリョウタに寄り添って言った。
「・・・うん。そっか。そうだな!」
リョウタは笑顔で答える。
「そうそう。世界のために・・・そして、カエデからの話のために!」
頷きながら、からかいを入れるフェア。
「なっ・・・カエデは余計だよ!!」
リョウタは、慌てて否定する。

・・・大丈夫・・・きっと、きっと勝てる・・・

「カエデ~」
そのころ、カエデとフェミも話をしていた。
「もぅ。最後まであまえちゃって・・・」
カエデは微笑んで言う。
「一緒♪カエデとは、ずぅうっと一緒」
「・・・そうだといいんだケド」
カエデに寄り添うフェミ。上を見て言うカエデ。
「デビフェア戦・・・まずはこれに勝たなきゃ」
「そうだね!」
カエデの言葉に、頷いて答えるフェミ。

・・・ずっと一緒にいたい・・・まずは、デビフェアに勝つ・・・

「・・・はぁ・・・」
マコトは、ため息をついて寝転がった。
「どうした。ため息なんて、らしくないな」
「いや・・・明日、勝てるか自信がなくて・・・」
フェマの質問に、答えるマコト。
「自信なんて誰もないさ。やれることをやるだけだろ」
フェマは、上を向いて答えた。
「あぁ・・・そうだな」
そう言って、マコトは瞳を閉じた。

・・・やれることを・・・精一杯やりたい・・・

「・・・なんだかんだで、明日なんだね~デビフェア戦」
フェナは、いつもと変わらぬ様子で言う。
「やれることはやる!精一杯、自分の限りをつくす!自分が死んででも!」
堂々の決意表面を見せるフェナ。
「・・・なんで・・・必要以上に一生懸命なんだ?」
少し黙った後に、シュウが口を開いた。
「なんでって・・・決まってるじゃない!守るべきものがあるからだよ!大事な人のためなら、なんでもするフェナであってこそフェナ!だと思ってるんだ」
フェナは、にっこりとして答えた。
「・・・そっか」
ポケットからハーモニカを取り出しながら、シュウが言った。
「・・・デビフェアとの戦いが終わったら・・・また聞かせてね」
・・・ハーモニカのメロディーが、風にのる。

・・・大切な人のために・・・精一杯をつくす・・・

「明日ですね。いよいよ・・・」
・・・遠くを見て言うフェネ。
「そうね・・・今まで、たくさんの人を犠牲にして、ここまできたんだもの・・・」
「負けるわけにはいきませんね」
ヒカリの言葉を、すでに分かっているかのようにして言うフェネ。
「・・・うん・・・その人達に恥のないように・・・」
ヒカリは目をつぶって言った。
「大丈夫ですよ。みんなで力を合わせれば、きっと・・・」
フェネはヒカリの背中をさする。

・・・今までお世話になった人に・・・恥のないように・・・

「いよいよだよフェロ!アキト的サイエンス証明のときだよフェロ!」
「わけわかりまへんわ。もしかして、緊張してくるってしもた・・・」
アキトは動揺するのに対し、いつものようにツッコミをいれるフェロ。
「なんか・・・緊張するなぁ・・・こんな僕に、世界が救えるんだろうか・・・」
アキトはため息混じりに言う。
「何言って・・・アキトはん、この冒険で成長したやないでっか。アキトはんならできるって、わてはずっと信じてたんでっせ?」
「フェロ・・・君はいいやつだなぁ!」
涙目でとびつくアキト
「ぐ・・・ぐるぢい・・・あ゙ぎどばん・・・」
フェロの叫びは、声にならない。

・・・前とは違う・・・今ならなんでもできる・・・

「あはぁ~~ん!こわいこわいこわいぃぃぃいい!!!負けたらお家帰れないじゃなぁぁあああい!!」
ハナミは、泣いて叫びまくり!
「ハナミ。落ち着いて。ハナミは涙をパワーに変えて、今まで頑張ってきたじゃない!」
「涙を・・・パワーに・・・?」
フェンの言葉に、落ち着きを取り戻すハナミ。
「今まで何回も泣いて、弱音はいてきたハナミだけど・・・でも、最後はそれをパワーにかえたじゃない!大丈夫!ハナミ。あたしと頑張ろう!」
フェンは、ハナミの背中を押す。
「・・・うん!頑張るわ!やってやろうじゃない!」
ハナミは、元気を取り戻す。

・・・不安も悲しみも・・・力にかえて・・・

「頑張る!」
「うん!」
「強くなる!」
「うん!」
「好きな子に告白!」
「うん!」
ユウの言葉に頷くフェム・・・さっきからこれの繰り返し。
「僕・・・決めたんだ!デビフェアに勝って、強くなって、好きになった人に、この虹色の羽を渡すって・・・」
ユウは、バックから出した虹色の羽を見て言う。
「ユウ。僕も・・・ユウの目標を達成できるように、応援する!」
フェムも気合十分。

・・・夢に向かって・・・走れる。頑張れる・・・

「・・・あっという間だった気がするかも」
「アミ。まだ戦いは残ってるんだ。終わりにするのは早くないか?」
・・・アミから出た言葉を、否定するフェス。
「なんかね・・・フェスのパートナーとして、大したことしてあげてなかったでしょ?それで、なんていうか・・・なんか、失礼だなぁ・・・とか・・・」
「私をデビフェアのチームからはずし、良心に戻してくれたのは、アミじゃないか。・・・お礼とか、そういうのじゃなくて・・・アミにつくしたいことでいっぱいだ」
・・・2人とも、お互いへの感謝でいっぱいだ。

・・・ありがとう・・・それを、次の戦いで伝えたい・・・


・・・それぞれの誓いを胸に・・・

・・・・・・・・・・・・・・・日の出を迎えた。
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