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♯91~100 総まとめ!
2007-03-31 Sat 17:55
♯91 弱点

・・・家族、そして、世界の人たちからの助言を受けて、諦めないことを誓う子供達。・・・しかし、敵の弱点をつかめずに、全員の体力がなくなるばかり。・・・体力のない、ハナミ、アキトは大丈夫か?!団長とのサバイバル!
『も~みんなで合体して、ベリベリエキスパートエンジェルになれ!』
♯91を読む!

♯92 誓い

・・・いよいよ、デビフェア戦・・・と、言う前に、まだまだあります山登り。ハナミとアキトは限界?!・・・明日、いよいよデビフェアとの戦いを迎える。・・・それぞれの想い、つらいことも、決意も・・・すべてを胸にひめて・・・
『大丈夫ですよ。みんなで力を合わせれば、きっと・・・』
♯92を読む!

♯93 理由

・・・いよいよ朝を迎えた。・・・今までの想いを胸に、いよいよ挑むはデビフェア戦!・・・といきたいところだが、このメンバーならではの、言い合いがスタート。誰が城に一番に入るかでもめているようだが・・・
『こーゆーのは、レディーファーストだ!』
♯93を読む!

♯94 死闘

デビフェアの電気のキライな理由・・・明かされる、この世界の実態・・・。自分達、人間の電気の発達が、この世界を大惨事へと巻き込んでいた!!・・・言葉の出ないリョウタ達・・・そして、死闘は始まった。
『『ずっと待ってた』・・・これと関係あるのか?』
♯94を読む!

♯95 裏切り

ずっと待ってた・・・その理由は・・・殺すのを待っていたということだった。そう。妖精達は、今まで、デビフェアの味方だったのだ。明かされる真実・・・謎がすべて解けたとき、子供達と妖精達の絆は・・・・・・?
『フェム・・・僕・・・信じてた・・・信じてたよ・・・?』
♯95を読む!

♯96 つながり

・・・たとえ昔が敵であっても・・・ 今は、大事なパートナー同士。 負けない・・・・・・君と一緒なら、大丈夫・・・そう胸に秘めた子供達は、必死にデビフェアに向かうが・・・かなわない。なんとかしなければ、また負けてしまう!
『やったんだ!アキト的サイエンスが証明されたんだ!』
♯96を読む!

♯97 記憶

・・・今、明かされる、フーミンの野望、正体!!・・・そのスケールに、驚かされる子供達。・・・そして、何度も重ねた裏切りに、嫌気がさすユウ・・・。そして、さらに、驚くべき事実が発覚する!フーミンは・・・
『・・・戦え・・・ないわよね・・・?』
♯97を読む!

♯98 再生

・・・あのネックレスに導かれて・・・やってきたのは光の世界。弱音を吐いたり、何かを考えたりとする中、マコトはそっと言葉を漏らす。その言葉から、リョウタと激しく衝突してしまう。・・・とめられない暴走・・・
『こんなのヘンよ・・・最後の最後まで・・・』
♯98を読む!

♯99 絆

・・・みんながいるから・・・ このメンバーだったから出来る証。 ・・・誰か1人でもいなくなったら成り立たない・・・そんな証。 そんな、最後の証は・・・・・・絆。絆を胸に、ラストバトル、ついに決着!!
『いこう!みんなで力を合わせよう!!』
♯99を読む!

♯100 成長の夏

・・・いろいろあった・・・仲間を傷つけたりもした・・・つらくて苦しいとき・・・そばにいてくれたのは・・・仲間であり、パートナーだった・・・信じたくない別れ・・・だがこれは、妖精と人間の違いから生まれる、しょうがない現実・・・・・・
『うん・・・忘れないわ。ありがとう』
♯100を読む!
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♯91 弱点
2007-03-31 Sat 17:51
・・・諦めない・・・オレ達しかいないんだ!

「・・・ここ・・・あのドーム?」
リョウタは目を開けて言う。
「戻ってきたのね・・・」
カエデも起き上がって言う。
「どこに行ってたの?さっさとトドメをさすわよ」
団長は待ちくたびれている様子。
「今までのオレ達じゃねぇ・・・みんな!行くぜ!」
『おぉぉぉぉぉぉおおおお!!』
リョウタの合図で、全員が叫んだ。

「ここはウルトラ体でいったほうがよくないか?ハード体は、長期戦には不向きなんだろう?」
「そうだな・・・みんないるわけだし・・・」
アキトの言葉に、返答するマコト。
「みんな!ウルトラ体に進化だ!」
「OK!」
・・・みんなでウルトラ体に進化!

「フフン。何度こようとダメなものはダメ。いい加減に気づいたらどうなの?」
団長は呆れた声で言う。
「諦めるか!この世界も、地球も・・救えるのはオレ達だけなんだ!」
リョウタは叫んで言った。
「・・・その悪あがきがどこまで続くか・・・試してあげる」
団長は、攻撃を連射する。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・

「いやぁ?!」
「ハナミ!大丈夫?!」
倒れたハナミに、声をかけるカエデ。
「うん。平気よ」
ハナミは立ち上がって言う。
「ただがむしゃらに攻撃してもダメだ・・・相手の弱点とかないのか?!」
マコトは唇を噛んで言う。
「それが分かってたら苦労しないさ!敵の攻撃をよけるのに精一杯!」
アキトは走りながら答えた。
「4:1でかかってるのに、相手は傷1つついてないわよ?どれだけの強さなのよ・・・」
アミは敵の姿を見て言った。
「も~みんなで合体して、ベリベリエキスパートエンジェルになれ!」
「ムリ!!」
リョウタの言葉に即答するみんな。

ドッカァァァァアアアアン!!

「うわっ?!」
「きゃぁぁあああ!!」
攻撃の圧力に、転倒する子供達。
「このままじゃ負ける!なんとかしないと・・・」
マコトは辺りを見回す。
「なんで人のデータを読み込んで強くなるのよ?!そのデータをぶちこわせないの~~?!」
ハナミはイライラして言う。
「・・・」

パカッ

・・・黙ってノートパソコンを開いたのは、シュウ。
「・・・なんか久しぶりにノートパソコン見た」
「デビフェアの電気嫌いに対抗して、電池式にしたのよね。デビフェアのせいで、コンセントないから」
「デビフェアって電池は大丈夫なのか?」
「さぁ」
みんなぺちゃくちゃとおしゃべり。

「ねぇ。何か分かった?」
ハナミは画面をのぞきこむ。
「ちょっと待て」
シュウは高速で文字を打ち込む。

ピロン♪

「あ、何かでてきた!」
ユウの声で、みんなが画面を見る。
「これって、団長じゃないか!」
アキトは驚いたように言う。
「シュウ、これって、なんなんだ?体のところどころがマーキングされてるけど・・・」
「・・・アイツのデータがどこにあるかを調べたヤツ。マーキングの色が濃いほどデータも濃い」
リョウタの質問に答えるシュウ。
「ここが一番濃いわ・・・ほら、ペンダントの水晶のところ」
カエデはそこを指差す。
「じゃぁ、そこを攻撃すればいいのね?」
「そうなるね」
アミの言葉に返答するアキト。
「よっしゃ!さっすがシュウ!よし。みんな!水晶を攻撃だ!」
『OK!』
リョウタの言葉に、応答するみんな。

「みんな!一気にいこう!」
「うん!」
みんなで攻撃態勢。
「あたしは無敵!倒れない!!」
団長は相変わらずの強気だ。
「・・・・・・よし!みんな!いけぇぇぇえええ!!」
『おぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!』
リョウタの合図で、みんなが水晶に攻撃。

パキッ・・・

「・・・うっ・・・なぜ?!なぜここが弱点だと分かったの?!そんな・・・デビフェア様になんと言えば・・・あああぁぁぁぁああああ!!」
団長は、空へ昇天した。

「い・・・ぃやったぁぁあああ!!」
リョウタはガッツポーズ。
「よかった・・・」
「負けるかと思った・・・」
みんな安心している様子。

ガタガタガタガタ・・・・

「なにっ?!」
ハナミは辺りを見回す。
「激しい戦いのせいで、ドームが崩れたんだ!」
アキトは顔を青くする。
「みんな!早く出るんだ~~!!」
「うわぁぁあああ!」
「いやぁぁあああ!」
・・・みんながドームを出たころには・・・原型を想像できないほどに崩れたドームが出来上がっていた。

「ふぅ・・・色々あったけど・・・いよいよデビフェアの城だな」
リョウタは、山の頂上に聳え立つ城を見る。
「そうね。デビフェアとの戦いも、弱点をつかめれば大丈夫ね」
カエデは強気で言う。
「ここまできて、弱音は吐けないな」
アキトも気合十分。

「よし!みんな、行こうぜ!」
リョウタの言葉で、みんなは歩き出した。

・・・人の弱点を見抜くのは、簡単なようだし難しい。
その弱点をどう使うかは・・・人次第。
弱点・・・ときには必要のないものであり、ときには必要なもの・・・
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最終回延長の危機?!
2007-03-31 Sat 16:55
いつだったかの投稿で、最終回85~90話前後と公表したフェアファン・・・

ですが、どう頑張ってプロットをねっても、95話を余裕でオーバーすることが発覚。
今現在で90話。これから書きたいシーンはやまほどあり、いよいよ大詰めのシーン。どうしてもカットできないので・・・

目指せ100話フニッシュ!応援よろしく!((??
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♯90 助言
2007-03-29 Thu 20:30
「くそ・・・!もうダメなのかっ?!」
リョウタは床をたたきつける。
「諦めたくないけど・・・方法がないよ・・・」
ユウは肩を落として言う。
「お家に帰りたい!あたし、まだ小学生よ?!これからやることいっぱいやって、デートもお泊り会もいっぱいして、泣いて笑う人生があるのよ?!こんなところで・・・」
ハナミは泣き崩れる。
「なんで、なんであたしたちがこの世界にくる必要があったの・・・他に子供なんかたくさんいるのに・・・」
アミは納得がいかないかのように言う。

「感動の最後はこれでいいかしら?」
団長は高らかな声で言う。
「・・・それじゃぁ・・・トドメよ!」
「いやぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
ドーム内が光に包まれた!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ん・・・お、おい、みんな・・・」
目を開けたリョウタは、辺りを見回す。
「あ、あたしは平気よ・・・」
カエデは起き上がって返事をする。
「ここはどこなんだ?異空間みたいだけど・・・」
アキトは辺りを見回す。
「敵の攻撃の瞬間に、光に包まれたのよね」
アミは空間を手探りしながら言う。
『私がつれてきました』
「この声・・・!」
どこからか聞こえた声に、何かを勘付くリョウタ。
『そうです。審判メカです』
なんと、声の主は、審判メカだった。
「なんで、この空間につれてきたんだ?」
マコトは、すぐさま審判メカに聞く。
『あなた方が大ピンチなようでしたので。全く情けない』
審判メカは呆れたように言う。
「この空間は、審判メカのものなのか?」
『それ以外何があるというのです?』
アキトの質問に、即答する審判メカ。
「何でオレ達を助けたんだ?お前はサーカス団の・・・」
『・・・この世界は・・・デビフェアによって、荒らされ続けています。こんな世界は、誰も望まない・・・私もです』
リョウタの言葉をさえぎって言う審判メカ。
「でも・・・あたし達、アイツにはかなわない・・・」
ハナミは涙目で言う。
『お前達の力はそんな程度ですか!!』

・・・いきなり審判メカに怒鳴られる。
『今までの数々の試練は、全部ドラマのようにうまくいったんですか?!必ず困難があったでしょう!それを乗り越える力を持っているのが、あなた達、選ばれた子供でしょう?!』
「選ばれた・・・子供・・・?」
審判メカの言葉に、難しい何かを感じる子供達。
『あなたたちは、偶然選ばれたのではありません!必然的に選ばれたのです!』
「必然・・・的・・・」
『そうです!あなた達、ここでやられていいんですか?!』
審判メカの必死の説得。
「でも、アイツ倒す方法なんて・・・」
ハナミは俯いて言う。
『・・・はぁ。全く、しょうがないですね・・・』
審判メカは呆れている様子。
『ちょっと力を使うんですがね・・・たあっ!』
審判メカの声で、何やらモニターが出てきた。

「・・・!母さん!!」
モニターに映されたのは・・・子供達の両親、先生・・・親密な人達。
『今・・・地球は滅亡の危機です。このまま地球結晶化が進んだら、あの人達の命もありません。そちらの方にも映像は届いてるはずですよ』
審判メカは深刻そうな顔をして言う。

「・・・父さん・・・母さん」
「リョウタ・・・」
・・・互いの名前を呼び合う。
「だから反対だって言ったのよ・・・」
「母さん・・・ごめん・・・」
泣き崩れる母。誤るリョウタ。
「・・・リョウタ。お前はなんのために、その世界へ行ったんだ」
「この世界を・・・救うため・・・」
「なら、その使命を果たして来い!」
「・・・うん・・・」
父親の声に、励まされるリョウタ。

「お父さん。お母さん。あたし・・・」
「カエデ。聞かなくても分かる。この世界を救いたいんだろう?」
「・・・」
両親の問いかけに頷くカエデ。
「笑顔で戻ってきてね・・・怪我には注意して・・・」
母親はカエデを心配している。
「・・・分かった」
カエデは頷いて言った。

「父さん!母さん!・・・ユウの母さんも・・・オレ達・・・」
「・・・お願い・・・死なないで・・・」
「諦めるなよ。お前達2人とも、オレの子供だ」
泣きながら訴える母親。母親の違う2人の兄弟に助言する父。
「分かった!僕、頑張る!」
ユウは微笑んで言った。

「・・・お前達が諦めてど~する?!わしに子供達の世話を任せておいて、やられたなんて許さんぞ!」
「シュウ兄ちゃん、アミ姉ちゃん!2人ならできるよ。諦めないで!頑張って!」
アミのおじいちゃん、寮のみんなの励まし。
「・・・分かった。最後まで、やってくる」
「そうね。ここで諦めたくない」
その言葉に押され、決意をしめすシュウとアミ。

「・・・ヒカリ・・・母さんが、母さんがきてくれたぞ・・・」
ヒカリの父は、ヒカリの母を手招きする。
「ヒカリ・・・ごめんね。ミキのことばかり気にして、トラウマにまでなっちゃって・・・ヒカリのことは見てなかったわね・・・直接誤りたいの・・・だから、お願い・・・頑張って・・・」
母は泣き崩れる。
「・・・うん。分かった」
ヒカリは目を合わせて言う。

「アキトちゃま!だから反対したザマス!」
「だから!帰ったらドリルやるって!何ページでも!」
母からの説教に、手を合わせるアキト。
「・・・全く。しょうがない子ザマスね。負けて帰ってきたら、ドリル倍にするザマス!頑張るザマスよ!」
「うん。大丈夫!笑顔で戻ってくる!」
アキトはガッツポーズをする。

「ハナミ!大丈夫。お母さんは、ハナミを信じてる」
「そうだぞハナミ!お父さんも、応援してるぞ!」
ハナミは、両親の言葉に励まされる。
「うん・・・うん・・・」
ハナミは涙を流して頷く。

『・・・この世界も、向こうの世界も、あなた達にしか救えないのですよ!』
審判メカは全員に言う。

「諦めないで!」
「そうだ!諦めるな!」
「Save the earth!(地球を救って!)」
「Do not lose!(負けないで!)」
「Hang in there! Defeat darkness!(頑張れ!闇を打て!)」
・・・地球のみんなからの応援。

『世界のみんなが、あなた達を応援し、期待しているのです!その救世主が、ここで諦めてはなりません!あなた達は、世界中のみんなを味方につけているのですよ!』
「そうだ・・・ここで・・・ここでくたばってたまるかぁぁあああ!!!!」
審判メカの言葉に、闘志を燃やす子供達。
「みんなぁ!ここでやられるわけにはいかねぇなぁ!オレ達9人、今までぶつかって頑張ってきた!行くぜ!直球一本槍!」
リョウタは、みんなに向かって言う。
「そうね」
「あぁ」
「うん」
「そうだね」
「そうね」
「そうだな」
「だよね」
「ですね」
・・・全員から返ってくる返答は一致した。
「待ってろよ!世界中のみんな!必ずデビフェアを倒す!!」
みんなでモニターを見た。

『・・・あぁ・・・体力の限界です・・・では、団長のもとへ戻していいですね?』
審判メカはかなりキツかったようだ。
「OK!みんな、体力も回復したみたいだよ」
フェアは、妖精みんなを見て言う。
「行くぜみんな!」
『おぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!』


・・・たくさんの人からの助言を胸に・・・
再挑戦を挑む子供達だった。
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♯89 合体
2007-03-26 Mon 20:49
「・・・戻って・・・きたの?」
辺りを見回すと、サーカス団のドーム。
「ハナミ!シュウ!」
みんながこちらに駆け寄ってくる。
「みんなぁ~~!」
ハナミは両手を広げて走る。
「あはぁ~ん!怖かったわよ~!」
ハナミは、そのまま、マコトにタックル!
「お、おい!」
マコトは明らかに動揺している。
「大丈夫?」
ヒカリはシュウの腕を見て言う。
「痛そう・・・」
ユウは気の毒そうな顔をする。
「大丈夫だよ」
シュウは自分の腕を見て答える。
「マコトなんか、おもしろかったんだぜ。シュウに彼氏としてのいいところをとられたから、スネてんだよ」
「ち、違う!そんなことないって言ってるだろう?!」
リョウタの言葉に、顔を真っ赤にして返すマコト。
「まぁ、いいじゃない。これで、サーカス団との勝負は終わったのよ」
カエデは微笑んで言う。

「ちょっとちょっと!あたしはまだ残ってるのよ!」
声の先には、団長がいた!
「おっ、そうだったな。ここは、一気にケリをつけちゃおう」
アキトは団長の存在を忘れかけていた。
「よっしゃぁ!夢の全9体ハード体進化だぜぇ!!」
リョウタは自信に満ちた表情をしている。
「ふんっ!どんな相手がこようと、負けたこっちゃないわ!」
団長も自信たっぷり。
「おっしゃぁ!9:1なら楽勝だろ!いけいけぇい!」
リョウタはがむしゃらに応援。
「ちょっと!なにこの展開?!どんな相手がこようと負けないって言ったけど、どんな人数がこようと負けないとは言ってないわよ?!」
団長は、人数の差に不満を感じる。
「同じことさ!いけぇ!とっととカタをつけちゃえ!」
アキトも、リョウタと混じって応援。
「みんな!一斉攻撃だ!」
フェアは、妖精組みに指示する。
「分かりました!」
「OK!」
「了解しましたわ」
みんなが頷きながら言う。

「せ~~の!」
みんな一斉にパワーをためる。
「ちょっとちょっと!なにこの展開?!こんなとこで終わるのイヤ!もうちょっと出演したかったわよ!!」
団長は、明らかに焦っている。
「よっしゃぁ!みんな、いけぇぇぇえええ!!」
リョウタの合図で、全員が必殺技を発射。

「ちょっとま・・・いやぁぁぁぁぁぁああああ!!」
・・・団長の言葉むなしく、団長は消されていった・・・・・・かのように思えた。
「やったぜ!」
リョウタはすっかり有頂天。
「よし、残すところは、デビフェアの城だけだ!」
アキトもすっかりその気になっている。

「フフフ・・・あなたたちも、まだ甘いのね」
「え?!」
その声に、驚くみんな。
「こんなことぐらいでやられる私だと思っているの?私は復活したの!あなたたちが苦労して倒した、サーカス団メンバーのプログラムを利用して!」
団長の声が、ドーム中に響く。
「どういうことだ?!」
リョウタはムキになって聞き返す。
「今までのあんたたちの戦いで、メンバーのプログラムを回収してたの!9人のメンバーのプログラムの入った私は、ウルトラ体となり、無敵となったのよ!!」
団長は、高らかに笑う。
「・・・なんだかわかんねぇけど、とにかくぶつかるのみ!オレたち、直球一本槍!」
リョウタは、話の意味をあまり理解してないらしい。
「・・・そうね・・・ここはやるしかないかもね・・・」
カエデも腕を組みつつ言った。
「おっしゃぁ!みんなで直球一本槍!いけぇ!」
リョウタは、団長を指差して言う。

「甘いんだよ!!」
「うわぁぁぁぁぁあああああ!!」
団長の、幅広く、威力の強い攻撃に、圧倒される妖精組み。
・・・そのせいか、みんなブロンズ体に戻ってしまった。
「おい、大丈夫か?!」
「しっかりしろ!」
「大丈夫っ?!」
みんな、自分のパートナーに近寄って、声をかける。

ハハハハハハハハハ・・・アハハハハハハハハハ・・・!!

「くそ・・・こうなったら・・・」
高らかに笑う団長に向かって、リョウタが走り出した!
「リョウタ!」
カエデは呼び戻すが、リョウタはおかまいなし。
「やめろリョウタ!危ないだろ?!」
マコトはリョウタを引き止める。
「だって!何もしないでやられるなんて、認めるか!」
「落ち着いて考えろ!がむしゃらに動いても、かえってやられるだけだ!」
意見の食い違いの討論が始まった。
「・・・これで終わりにしてやるから!!」
団長は、力をたくわえる体勢に入った。
「いやっ!どうしたらいいのっ?!」
ハナミはうずくまってしまった。
「ハナミ・・・」
カエデはハナミに近寄る。

・・・思わぬ強敵、思わぬ合体の登場。
デビフェアの本拠地を目の前に、立ち往生するのだった。
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♯88 約束
2007-03-25 Sun 21:27
・・・殺される!!

そんな予感はしたものの、足がすくんで動けない。
「いやっ!!」
ハナミは危険を察知して、目をつぶる。

・・・もうダメだ・・・
ハナミの中に、諦めが生まれた。

・・・・・・・・・・・・

「・・・あれ・・・生きてる・・・」
ハナミがそっと目をあけると・・・さっきと変わらない風景。
「なんで?短刀がささったハズなのに・・・」
ハナミは言いながら、上を見る。
「・・・大丈夫か?」
「シュウ!!」
間一髪のところで、シュウがやってきていた!
「ありがとう。あたしは大丈夫!・・・!!」
ハナミは笑顔で答えるが・・・その顔は、もろく崩れる。
「シュウ・・・そのケガ・・・」
ハナミはシュウの左腕を見る。・・・地面向かって、血が流れ出ている。

・・・あたしの代わりに、短刀を受けたんだ・・・
犠牲者を出しちゃダメなんていっておいて、あたしが犠牲者を出しちゃった・・・

「・・・」
ハナミの目に、涙が浮かぶ。
「シュウ!大丈夫?!」
フェナが慌てて近寄る。
「・・・大丈夫だよ。心配性だな」
「心配性とかいう問題じゃないって!普通に誰でも心配するから!!」
シュウの言葉に、即答するフェナ。
「ふん。邪魔をするからだ」
上のほうから、動物使いの声がする。
「そうや。でも、始末するって決めたもんはさせてもらうわ」
火の輪くぐりも、呆れたように言う。
「・・・もうあったまきた!!よくも、パートナーを傷つけたな!許さない!!」
フェナは怒りで我を忘れている様子。
「フェン、これ!」
フェナは、フェンに、フェアッチプログラムを投げる。
「あたしもやるわ!ハナミ、頑張りましょう!」
フェンはそれを受け取り、ハナミに言った。
「・・・うん・・・」
ハナミは、頷いて言った。

「ふん。どんなヤツがきても負けない」
動物使いは、余裕の表情。
「覚悟するんやな!逆らったことを、後悔させてやるわ!」
火の輪くぐりの、火の輪が2人を襲った。
「させるかっ!!」
フェナの攻撃で、相打ちになった。

・・・相打ちの連続。

「どうすれば・・・どうしたらいいの・・・?」
ハナミは必死に対抗策を考える。
「こうなったら、最大パワーでいくしかあらへんな!」
「これで、トドメ」
敵は、最後の力をすべて使うつもりだ。
「それならこっちも!」
「うん!」
フェナとフェンも、パワーをためる。
「負けないでください・・・この世界を救えるのは、あなたたちだけです」
ケロフェアは祈るように言う。
「負けないで!負けないで!」
周りのケロフェア、そして、タマフェアも応援する。
「・・・フェン、お願い。これ以上、犠牲者を出したくない・・・頑張って!お願い!」
「・・・お前らに任せた」
ハナミとシュウも、声をかける。
「これが最後や!!!」
「終わりにする」
「負けてたまるか~~!!!」
「最大パワーよ!」

ドッカァァァァァァァァアアアアアアアアン!!!!・・・・

・・・辺りが煙に包まれる。
「コホッ・・・フェンっ・・・フェンは・・・」
ハナミはフェンを呼ぶ。

・・・煙がはれた。
「敵は・・・?フェンは・・・?」
ハナミは辺りを見回す。

・・・こんなところでやられるなんて・・・情けないわぁ。わても・・・
ふん。火の輪くぐりとの戦争も終わってなかったのに・・・

空のほうから、敵2人の声が聞こえた。

「勝ったのね・・・勝ったのね?!」
「ハナミ~!」
ハナミの感激の声に、フェンが近づく。
「やったのよ!私たち、勝ったのよ!」
「うん。うん。ありがとう、フェン」
お互い、嬉しさを隠せない。
「・・・そうだ!シュウは・・・」
ハナミはシュウの元へ駆け寄る。
「やったよやったよ!あーよかった~」
フェナはすっかり安心している。
「シュウ!大丈夫?!」
ハナミはシュウに聞く。
「大丈夫だよ」
シュウは左腕を押さえて言う。
「・・・ダメ!ちゃんと手当てしなきゃ、やっぱりダメ!ほら!手ぇ出して!」
「自分でやる」
ハナミの言葉を、そっけなく返すシュウ。
「・・・だって・・・あたしのせいでケガしたのよ・・・あたしのせいで・・・あはぁ~ん!!!」
ハナミは、とうとう泣き出してしまった!
「おい、泣くなよ。誰もお前のせいなんて・・・」
シュウは、少々驚いてハナミに近寄る。
「あたし、ただ犠牲者をだしたくなかっただけなのにっ・・・こんな戦い、やめてほしかっただけなのにっ・・・」
ハナミは泣きじゃくって言う。

「あの~」
横から、ケロフェアの声がする。
「ありがとうございました・・・ここを救っていただいて・・・。お礼はなんでもします」
ケロフェアは、頭を下げて言う。
「ううん・・・あたしは、お願いする資格なんかないの・・・犠牲者を出した人に、してもらえることなんてないもの・・・シュウのお願い、聞いてあげて・・・」
ハナミは瞳を開けて言った。
「じゃぁ、ここはお言葉に甘えてさ。なんかお願いしちゃいなよ」
フェナはシュウに言う。
「・・・・・・じゃぁ、ケロフェアとタマフェアの争いをやめてくれないか?」
シュウは少し悩んで言った。
「え・・・」
ハナミは驚いてシュウを見る。

なんで?もっと、お金がほしいとか、自分のためになるようなものじゃないの・・・?

「今回の争いは、もともと、ケロフェアとタマフェアの争いが原因なんだろ。この争いがなければ、コイツがうっさいほどに泣かなくて済んだんだからな」
シュウは、ハナミを横目で言う。
「・・・分かりました。これからは争いをやめます・・・タマフェア軍、それでいいですか?」
「もちろん。これでこりごりしたよ」
ケロフェア軍とタマフェア軍は始めての和解をした。
「ありがとうございました~~!!!!!」
2つの軍のみんなは、手を振って帰っていった。

「・・・シュウ、なんで、自分のためになるお願いしなかったの・・・?」
ハナミは不思議そうに聞く。
「意味のない争いはイヤだとか言ってたの誰だ?」
シュウはそっぽを向く。
「それはあたしだけど・・・」
「ならいいだろ」
ハナミの言葉をさえぎるように、シュウが言う。
「・・・あ、ケガの手当て!あたしだってこのぐらいできるわ!ほら、手ぇだして!」
ハナミはシュウのかばんから、救急セットを出す。
「何、人のかばんあさってんだよ。自分でやるって・・・」
「もう。素直じゃないなぁ。コレ、みんなに公開しちゃおっかなぁ~」
呆れたように言うシュウに、フェナは言葉を入れる。
「・・・なんでお前が手帳もってるんだよ」
「返すタイミングなかったから」
フェナはにんまりして言う。
「・・・はいはい。分かったよ」
シュウは、観念した様子。

・・・痛かっただろうな・・・こんなに深い傷・・・
ハナミは、手当てしながら、涙をうかべる。
「ねぇ・・・なんで、あたしを助けたの・・・?」
ハナミは口を開く。
「理由なんか聞く必要あるのか?」
「だって、あんな・・・打ち所悪かったら、死んでたに決まってるし・・・」
「人生で決まってるのは1つだけだ」
ハナミの不安げな言葉。はっきりと返したシュウの言葉。
「1つ・・・だけ・・・?」
「歳とったら死ぬ。約束されてるのはこれだけ」
不思議そうなハナミの言葉に、即答するシュウ。
「助けた理由?・・・別にいらないだろ」
シュウは後になって、ハナミの質問に答えた。
「自分は何をするべきで、何をしてはならないなんて決まってない。だから、お前を助けただけ」
「・・・やっぱ、寮暮らしは違うわね~・・・でも、なんかそんな気もする。・・・手当て終わったよ!」
シュウの言葉に、感心して答えるハナミ。

「よしっ!あたし、今まで以上に頑張るわ!死ぬまで、悔いのない人生を送ることを、約束してやろうじゃない!」
ハナミは強気になって立ち上がる。
「そのいきよ、ハナミ!あたしも頑張る!」
フェンも笑顔を見せる。


・・・今の自分に、約束されてるのは1つだけ。
だから、どんな困難でも立ち向かっていける・・・そう思っていいよね・・・?
君と一緒に頑張る・・・約束していいよね・・・・・・??
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♯87 意味
2007-03-24 Sat 21:04
「よし!分かった!」
フェナは自信たっぷり。
「どうやるんだ?」
シュウは不思議そうに聞く。
「☆があらわすのは・・・つまり大きさ!これがちっちゃいの!普通のと、でっかいの!」
フェナは指差して言う。
「・・・そんな単純なわけないだろ?仮にそれだとしても、左にある数字はなんなんだ?」
「えっと、それは~・・・」
シュウの質問に、答えられないフェナ。
「あれ?なんでカレンダーがおいてあるんだろう?」
フェナは、話をそらす。
「今まで気づかなかった~!あは。あははは・・・」
(カレンダー・・・?)
シュウは、カレンダーに目を向ける。

ピロピロピロ・・・

「?・・・シュウ、フェアッチがなってるよ」
フェナはいち早く音を察知。
「え?」
シュウはフェアッチを見る。

『あ、シュウ?!あたし、大ピンチなの!早くきて!今ちょっと・・・きゃぁぁぁああああああ!!』

ブチッ・・・

・・・通信がきれた。
「ハナミ・・・何かあったんだ!!早く行かないと・・・」
フェナは焦りを見せる。

・・・何なんだ・・・星の意味と数字の意味は・・・
早くしないと、森風が危ない・・・
でも、謎が解けない・・・

シュウにも、焦りがこみ上げてくる。
「シュウ?どうする?ここは、ハナミのところに先にいく?って、ん・・・?」
フェナは、シュウのポケットに入っている何かを抜き出す。
「何コレ。手帳?えっと、日曜日、生徒会登校日・・・木曜日には、寮でのサマーキャンプ?」
予定を読み上げるフェナ。
(曜日?・・・日、月、火、水・・・どっかで聞いたことある・・・何か・・・)
シュウは何かを勘付く。

「・・・・・・分かった」
シュウは、9枚のカードを手にとる。
「えぇ?!分かっちゃったの?!」
フェナは驚きを隠せない。
「あぁ。たぶんな」
シュウは9枚のカードを広げる。

「まず、上にある星の数・・・これは強さの分類。星1つがブロンズ体、2つがスーパー体で、3つがハード体」
「お~・・・」
シュウの説明に、フェナは感激。
「左の数字は・・・属性を曜日ごとに現したもの。曜日を左から順に言ってみろ」
「え?日、月、火、水、木、金、土?」
「1~3は、日~火曜日、4~6は、水~金曜日、7~9は、土と、星、無を現してる。曜日=属性で考えて、カードをはめていけば・・・」
シュウは1枚1枚カードを並べる。
「あ!ちょうどよくなってる!」
フェナは感激の目を見せる。

キィィィィィ・・・

「扉が開いた!」
フェナは扉の方へ向かう。
「やったぁ!フェアッチプログラム2つ入手!早く、ハナミのところへ!」
フェナはスーパー体に進化。
(アイツ・・・大丈夫だよな・・・)
シュウは、ハナミに対する不安を胸に・・・フェナの背中に乗った。

「いやいやいやいやい~~~や~~~!!!!」
そのころ、ハナミは・・・?
「なんであたしが戦争に巻き込まれなきゃいけないの~~?!」
「塔から落ちたら、戦争の邪魔しちゃったのよ~~~!!」
ハナミの言葉に、答えるフェン。

ドッカァァァアアアン!!!

「きゃぁ?!」
「ハナミ、しっかり!」
倒れたハナミに、声をかけるフェン。
「・・・仲間の死ぬところは・・・見たくないです・・・」
ケロフェアの、悲しそうな顔。

なんで・・・なんで、誰かが死ぬのをみなければならないの・・・?
こんな戦い・・・意味あるの・・・?

「動物使い!お前さん、意見に固執しすぎや!」
「うるさい。お前がちゃらけているだけだ」
「なんやとぉ?!」
「やるなら、こい」

ドッカァァァァァァァァアアアアアアン・・・

「いや・・・いや・・・やめてぇぇぇぇええええ!!!!」
ハナミは、敵2人に向かって走り出した。
「うるさい!例の子供!黙っていれば何もせえへんのに!」
「そうだ。お前のことは、後回しだ」
敵2人は、ハナミを気にしていない様子。
「最後のトドメや!」
「こっちこそ」
敵は最大の攻撃をするつもりだ。
「・・・いや・・・こんな戦い・・・何も意味ないでしょ?!やめてよ!!」
ハナミは、2人の間に入る。
「うるさいやつやな・・・そんなにやられたいんか?!」
「だって・・・意味のない戦いで、犠牲者がでるなんておかしいもの・・・こんなの、いやよ・・・」
火の輪くぐりの言葉に、涙しながら返すハナミ。
「・・・なら、殺すまでだろう」
動物使いは、短刀を出してきた。
「・・・!」
ハナミは1歩引く。
「覚悟!」
「いやぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

ハナミは目をつぶった。
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5600hit記念!
2007-03-24 Sat 14:15
5600hitしました☆((やった~

またまた記念画像作りましたwお持ち帰り自由ですw

5600hit



この素材は、white board様のものを1部使用しております。
この記念素材を貼り付ける場合、white board様のバナーも一緒に貼り付け願います。



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♯86 戦争
2007-03-23 Fri 20:28
「なんで・・・こんなことしてるのかしら・・・」
ハナミは納得がいかない様子。
「あ、また1匹死んだ!・・・なんか残酷って、ん?」
フェナは注意をはらう。
「敵がいるわ・・・お互い戦ってるみたいよ」
フェンがそっと指差す。
「動物使いと、火の輪くぐりって、仲悪いの?!」
「知るか」
ハナミの質問に、即答するシュウ。
「でも、なんか性格あってなさそうだったよね。この戦争っぽいのも、あの2人が原因だったりして・・・」
フェナは冗談半分で言う。

「そうなんです・・・」
「うわっ?!あんた誰?!」
突然出てきた生き物に、驚くハナミ。
「僕はケロフェア。あの2人の対立で、この世界は戦争状態になってしまいました・・・。無理やり戦争に参加させられて、仲間が次々に死んでいきます。この世界は、もともと、ケロフェア軍とタマフェア軍で対立していて、そこに2人が現れて・・・」
ケロフェアは次々に説明していく。
「そう・・・争いはよくないわ!あの大玉の2人を倒せばいいのよね!でも、フェアッチプログラムがないと・・・」
ハナミは俯く。
「ん?・・・そういえば、そんなようなのを、西か東のどちらかの塔に隠したという噂が・・・」
「え?!」
ケロフェアの言葉に、驚く2人。
「はい。西の塔は、すぐそこに見えるあれ。東の塔は、向こうにあります」
ケロフェアは指差して言う。
「そっかぁ・・・ここは二手に分かれたほうがいいかもね・・・」
フェナは腕を組んで言う。
「それなら、そっちの可愛い女の子は、西の塔へ。僕が案内します」
「可愛いなんて~♪テレちゃうわよ」
ケロフェアの言葉に、すっかり乗せられるハナミ。
「それじゃぁ、ついてきてください」
ケロフェアの案内で、ハナミは西の塔へ。
「僕たちも行こう!早くしないと、戦争が悪化する恐れが・・・」
フェナは焦っている様子。
「さぁ!乗ってのって!」
フェナの指示で、シュウはフェナの上にまたがった。

「・・・塔登るのって、結構キツイのね・・・」
ハナミは体力の限界?
「頑張って!呼吸を整えるのよ!」
フェンはハナミを励ます。
「それにしても、この世界に何しにきたんです?一緒にいた彼氏とデートですか?」
「ちっ、違うわよ!シュウはただの仲間よ!しかもデートじゃなくて、あの2人を倒すためなの!」
ケロフェアの質問に、ハナミは動揺して答える。
「あ、そうですか。では、妖精の方のデートのお付き合いですか?」
「デートじゃないよ!フェナはただの仲間よ!」
今度はフェンが動揺。
「え?そんなにあの人たち嫌いなんですか?」
ケロフェアが聞く。
「嫌いなんじゃないわよ。・・・ただ、シュウって、大人だし、異様にクールだし、近寄りがたいオーラ発生してるし、あたしみたいなのとは付き合いたくなさそうだし!」
ハナミは言葉を途切れ途切れにして言う。
「それに対してフェナは、誰とでもすぐに親しくなれるオーラが出てて、笑うときは笑い、真面目なときは真面目なヤツ!協調性のある・・・」
フェンが続ける。
「あ、その2人の性格の合わなさが苦手なんですか?」
「ち、違う!そーじゃないの!つまり、その、付き合いたくても付き合えないようなヤツらってこと!」
ケロフェアの質問に、やけくそに答えるハナミ。
「では、あなたたち、あの人たちが好きということに・・・」
「それは違うのよ!あたしは、現役彼氏持ち☆」
ケロフェアの言葉に、自慢そうに答えるハナミ。
「そうだったんですか!」
「うんうん。告白されちゃって、初めて好きって気づいたときは、我ながら泣いちゃったわよ~」
ハナミは恋愛談を語る。
「その彼氏は、いい方なんですか?」
「過保護で~性格ハンパで~サッカー少年で~だけど・・・意外と一途なヤツよ」
ハナミはテレくさそうに答える。
「いやいや。そうだったんですか・・・」

ガタガタガタ・・・

「何?!」
ハナミは辺りを見回す。
「戦争の攻撃で、この塔が崩壊します!」
「えぇぇぇええええぇぇえええ?!」
ケロフェアの言葉に、驚くハナミ。
「フェアッチプログラムとかいうものがある塔は、崩れないはずです!」
「じゃぁ、この塔を登った意味ないってこと?!」

ガッタァァァァアアン!!

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!


「・・・だいぶ登ったね。ふぅ。いい汗かいたよ」
そのころ、シュウたちも塔登りをしていた。
(飛んでるのに汗ってかくのか・・・?)
シュウの、ちょっとした疑問。
「あれ?塔の中に、部屋があるよ?」
フェナはドアを開ける。

「うっわぁ!広いね~」
フェナは部屋の中を飛び回る。
「扉がある!ん・・・?ん~~~!」
フェナは扉を押すが、ビクともしない。
「石盤がある!・・・なんかのカードを入れるみたいだよ」
フェナは、扉の近くにある石盤に近づく。
「これ使うんじゃないのか?」
シュウは、9枚のカードを拾う。
「ビンゴ!これを使って謎を解けば、扉の向こうのお宝ゲット!」
(お宝とは決まってないんじゃ・・・)
シュウのちょっとした否定。

「さっそく謎解き!探偵気分だね。まずは、石盤の文字を確認だ!」

            ☆ ☆☆ ☆☆☆
         1~3
         4~6
         7~9

「何コレ」
「知るか」
フェナの質問に、即答するフェナ。
「・・・まぁ、気を取り直して、カードの柄を確認しよう!」
フェナはカードを広げる。
「フェアのハード体のカードだ。これはフェミのブロンズ体。フェマはスーパー体だし、あ、僕のブロンズ体!なんかテレるね。フェネはハード体だね。フェロはスーパー体だし、フェンはブロンズ体!フェムはハード体。最後にフェスがスーパー体」
1枚1枚見るフェナ。
「つながりが全く・・・見えない。ダメだ・・・」
フェナは妥協。

~観戦組みなりに考えてみよう~
「なんか久々に観戦組みの様子が書かれた気がする」
アキトが言う。
「謎解きか・・・でも、手がかりもないしな・・・」
リョウタは腕を組む。
「石盤の文字の意味が分かればいいんだけど・・・」
カエデも真剣だ。
「☆の数は、何を表しているんだろう?」
ユウはうぅん、と考える。
「もっと妖精に関する情報がいるのかしら」
アミも頑張って考える。
「属性とかか?」
フェスが聞く。
「うぅん・・・」
みんなが頭を悩ませている。


・・・果たして、9枚のカードと石盤の謎は解けるのか・・・?
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♯85 疑惑
2007-03-22 Thu 20:15
「ん・・・あ?戻ってきた?」
気がつけば、元の場所にいたリョウタ達。
「リョウタ!なんであんな無鉄砲に行動したんだ!」
づかづかと近寄るのは、マコトだった。
「いや、わりぃわりぃ・・」
「全く人の忠告をなんだと思ってたんだ・・・」
マコトは呆れたようにため息をつく。
「観戦してる方がドキドキハラハラするな・・・作者がメンドくさがって、観戦組みの様子書かないけどね」
アキトが言う。

「・・・なんで?!なんでこうなるの?!」
団長は納得いかない様子。
『はいはい!いよいよ大詰め、ラストバトルです!』
審判の声が、ドーム中に響く。
『第四ラウンド、ザ・フェア・サーカス、子供達共に、あまりとあまり!』
「ちょっと!あまりって何よ!あまりって!!」
審判の言葉に続くように、文句をつけるハナミ。
「そうやそうや!省略しすぎとちゃうか?!」
ハナミに続いて入ってきたのは、火の輪くぐりだ。
「メンドくさいが、仕方がない・・・」
動物使いも、しぶしぶでてくる。
「頑張ろっか!」
「そうだね」
フェナをフェンは、すっかりお話して、楽しいムード。
(メンドくせ・・・)
シュウは何も言わずに、黙って出て行った。
『それでは、ラストですので、思う存分暴れて盛り上がってください!相手を全力で切るのです!それでは・・・テレポート!』
・・・ラストバトルの始まりだった。


ドンッ!!

「いったぁ・・・本当、やり方が傲慢なのよ!」
ハナミは足を押さえて言う。
「これからどうする?特に情報もないしね~・・・」
フェナは腕を組んで言う。
「適当に進んでれば、なんとかなるわよ!敵のほうから出てくるわよ!」
ハナミは立ち上がって言う。
「そうね!とりあえず、進めば情報が集まるわね!」
フェンも後に続ける。
「さぁ!そうとなれば強行突破!さっさと進化させて~!」
(投げやりすぎる・・・)
やる気十分のフェナと、呆れかえるシュウ。

「さぁ!乗ってのって!」
進化したフェナは、ハナミを手招きする。
「乗れないわよ!あたし、乗馬経験なんかないわよ?!」
ハナミはキンキン声で言う。
「普通にまたがればいいんだよ~」
「ムリ!ぜぇったいムリ!」
フェナの励ましもむなしく、ハナミは立ち往生。
「・・・ほら」
シュウはため息をついて、手を差し出す。
「え?あ、ありがとう」
ハナミは一瞬戸惑ったが、シュウの手を握った。

「♪♪~~気持ちいい~!あたる風が涼しいわ~」
ハナミはすっかり上機嫌だ。
「う~~ん!すっきりさわやか!のびたい気分・・・」
ハナミは、うっかり手を離してしまった!
「え・・・いやいやいやいや~~!!」
ハナミは落ちそうになる。
「なにかつかむもの・・・ひやっ?!」
慌ててしがみついたのは・・・なんとシュウだった。
「落ちるのいや~~!!」
「ハナミ!もう大丈夫だよ!」
叫ぶハナミに、声をかけるフェン。
「ん・・・あ、ご、ごっめ~ん!」
ハナミは、慌てて手を離す。
「・・・・・・」
シュウからの応答はない。
「い、痛かった?怒ってる?」
ハナミは恐る恐る聞く。
「・・・・・・」
またも応答はない。
「・・・・・・ちょっと!聞いてんの?!人の話に答えなさいよ!」
「え?あ、すまない」
いつもの調子にハナミが戻り、それでやっと反応したシュウ。
「最近考え事多くない?大丈夫?」
フェナが聞いた。
「・・・別に・・・」
そっけなく答えるシュウ。
「あ、草原よ!草原!」
ハナミは指差して、はしゃいで言う。
「はぁ、疲れた~」
フェナは言葉を漏らす。
「少し休もうよ。フェナも疲れたでしょう?」
フェンが言う。
「賛成!」
ハナミは笑顔で言った。

「うぅん~~!!最高!軽井沢旅行以来の自然体験!」
ハナミはのびをして、すっかり旅行気分。
「ここは気分がいいし、歌でもうたっちゃおう♪曲は、そうねぇ・・・みんな知ってる名曲でいいわ」
ハナミはのん気に歌いだす。
「・・・ねぇ~、さっき考えてたことは何なの?」
フェナがシュウに聞いた。
「え?・・・大したことじゃ・・・」
「シュウの大したことないは信用ならない!ちゃんと言って!」
シュウの言葉をとぎって、フェナが言う。
「いや・・・『ずっと待ってた』の意味が気になっただけだ」
「え??」
シュウの返答に、言いたくないことをつかれたような感じで言うフェナ。
「ななな、なんで?別にそんな・・・」
フェナは明らかに動揺している。
「人間界に戻る前、ってかずっと前、関根が崖から落ちそうになったのを助けたヤツも言ってただろ。『ずっと待ってた』って・・・」
「記憶力いいね・・・助けたヤツって、フェミのことだよね」
「なんか関係ある気がして・・・」
「え?そんなことないよ?だって僕らみんな、パートナーを待っ・・・」
そこまで言って、フェナは口を止める。
「なんだよ。ハッキリしろ」
シュウは正面からフェナを見る。
「えっと、あの、その・・・これは・・・企業!企業秘密!!」
「は?」
「あはは。あはははは・・・。フェン~ハナミ~!」
フェナはうまくごまかして、ハナミのもとへ逃げた。
「・・・・・・」
シュウは目をつぶって、自分1人の瞑想の世界へ入っていった。

ドッカァァァァアアアン!!!

「何?!」
ハナミは驚いて辺りを見回す。
「シュウ!行こう!」
フェナの声で、瞑想の世界から覚めるシュウ。

・・・・・・

『わーわーわーわー・・・』
「なにやってるのかしら・・・」
ハナミは木の陰からのぞく。
「大群同士が戦ってるみたいだけど・・・」
フェナが言った。


ドッカン!!バンッ・・・

爆発音が響いた。
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♯84 復活
2007-03-21 Wed 15:06
「くそぉ!話は後!いくぜ!」
リョウタはかなり慌てて、言葉を発する。
「OKリョウタ!」
フェアもやる気十分で進化した。
「こんなときのために、天井高くしてよかった~」
資材運びは関係ない話を・・・
「いいから。集中しなさい!」
バレリーナの説教。
「分かってるよ~」
資材運びは、言いながら頷く。
「ヒカリさん!私たちも・・・」
フェネはヒカリと敵を交互に見て言う。
「・・・」
ヒカリはフェアッチを見つめるが、反応はない。
「どういうことだ?!」
リョウタはヒカリのフェアッチをたたくが・・・反応はない。
「当たり前でしょう。ココロの証がなければ、進化できないに決まっているじゃない」
「そうそう。ただでさえ、地球何周の体力とココロの魔力を、愛情でおぎなっていたのに、それがなくなれば、ただのザコなんだよ」
敵のセリフに、何も言えないリョウタ。
「リョウタ!とりあえず、僕たちだけでやろうよ!」
フェアがリョウタに言う。
「・・・分かってるよ!」
リョウタは混乱した中で答える。
「いくよ!資材運び、ちゃんとやってよ!」
「分かってるよ~!」
敵軍の突撃!

「うわぁぁぁぁぁああああ!!」
敵の攻撃に圧倒されるフェア。
「フェア!大丈夫か?!」
リョウタは慌てて近寄る。
「うぅ~・・・やっぱ1:2じゃダメだ~」
フェアは、元の姿に戻ってしまった。
「くそ・・・どうすれば・・・」
リョウタは唇を噛む。
「ヒカリさん・・・」
フェネは、そっとヒカリを見る。
「・・・あ゙~~!!やってらんねぇ!ヒカリ!あんなのなくても、また愛情をつくれ!自分でつくるんだ~~!!」
「無茶いうなよリョウタ!」
リョウタの言葉を、否定するフェア。
「がむしゃらだよがむしゃら!さぁ!大きな声で、I LOVE RYOTA!って叫ぶんだ!」
「なんでリョウタ?!」
リョウタの言葉を、再び否定するフェア。
「いいんだよ!オレを好きになれ!そうすれば・・・」
「バカなこと言ってないで、どーするか考えたほうが・・・」
リョウタの暴走を止めるフェア。
「・・・どうするんですか?言い合いしたところで何も・・・」
フェネがため息をついて言う。
「うぅん・・・どうしよう・・・」
フェアは頭を抱えて悩む。
「・・・ダメでもともと、このままいけ~~!」
「えぇええぇ?!」
リョウタの言葉に、驚くフェア。
「ダメなのが分かりすぎだよ!」
「でも、やるしかありませんね・・・」
意外なことに、フェアが反対し、フェネが賛成している。
「その意気だ!いけいけ~!」
無鉄砲に言うリョウタ。
「資材運び!これはあんたで十分でしょ!」
「もちろん~。デブアタック!」
敵の攻撃・・・名前がおかしい・・・
「デブアタック?!・・・ただの体当たりじゃん!」
リョウタは余裕そうに言うが・・・
「威力強いよ~~・・・」
フェアは一発ダウン。
「うそぉ?!」
リョウタは唖然としている。

「・・・諦めません!ここで逃げたら・・・これからずっと逃げなきゃいけません!」
フェネは諦めていなかった。
「ちょこまかとうるさいわね・・・やっちゃってよ」
バレリーナは、めんどくさそうに言う。
「分かってるよ~」
資材運びは攻撃を繰り返す。

・・・何度やられても、どれだけボロボロでも、敵にまっすぐ立ち向かうフェネ。

「・・・」
ヒカリの中の、何かが動く。
「しつこいやつだな~」
資材運びは飽きてきた様子。
「じゃぁ、最後の一発にしよう~」
最大パワーでの攻撃の準備に入る資材運び。
「・・・もう・・・」
フェネの体力は限界に達し、動ける状態ではなくなった。
「最後にするよ!」
攻撃が出された!

・・・死なないで!・・・
自分のために、傷つかないで・・・

「あ、ヒカリ!」
気がつけば、ヒカリはフェネのもとへ走っていた。
「死なないでぇぇぇええええ!」
ヒカリがそう叫んだとき、フェアッチが光った!
「あら~、進化しちゃった~」
資材運びは残念そうに言う。
「なんでなんで?!」
バレリーナは納得いかない。
「おっしゃぁ!挽回だ!」
リョウタは立ち上がって言う。

「ヒカリ?大丈夫?」
フェアが近寄る。
「うん。それより・・・」
ヒカリは上を見上げる。
「やっぱり2:1はキツイか・・・」
リョウタはつぶやいて言う。
「なんとかして、フェアッチプログラムが手に入ればね・・・」
フェアは腕を組む。
「・・・・・・」
ヒカリはしばらく黙った後、フェネを呼んだ。
「あたしものせてくれる?」
「え?でも危険じゃ・・・」
「いいから」
結局、フェネはヒカリを乗せることに。
「で、今から・・・」
ヒカリはフェネに何かを耳打ちする。
「え?・・・あ、はい」
フェネは頷いて答える。

「せーの!」
フェネは、天井に攻撃をはじめた!

ガラガラガラ・・・

岩がふってくる。
「いたいいたい!」
敵は痛がっている。
「やったぁ!」
見事にフェアッチプログラムを入手!
「リョウタさん!」
ヒカリは、1つをリョウタに投げる。
「おっ、サンキュー!いくぞフェア!」
「OK!」
リョウタの合図で、ハード体誕生!
「うわ~、ヤバイっすね~」
「痛くて攻撃できないわよ!!」
敵軍は攻撃ができない。

「よし!一気に行くぜ!!」
リョウタはチャンスを感じた。
「ちょっと!なんとかしてよ資材運び!」
「ムリで~す!」

ドッカァァァアアアアン!!!

攻撃がきまり、敵を倒すことに成功。
「おっしゃぁ!」
「早くここからでないと・・・」
すっかり有頂天のリョウタと、冷静なヒカリ。
「あそこからでられそうだよ!」
フェアは上を見て言う。
「リョウタさん!乗ってください!」
フェネがリョウタを呼ぶ。
「おっ、さんきゅう」
リョウタはフェネに乗り、脱出に成功した。

・・・

「ムリさせて、ごめんなさいね」
「いいえ。ずっと待っていた人ですから」
「え?」
フェネの言葉の意味が、分からないヒカリ。
「あ、これは・・・気にしないでください」
慌てて訂正するフェネ。
「まぁいいじゃん!こうして助かったんだし!」
リョウタは笑顔で言う。
「サーカス団戦も、あと1回だね」
「そーだな。最後って誰だっけ・・・?」
フェアの言葉に、続けるリョウタ。
「まぁ、なんでもいいよ!あれだな。ココロの証ってのは、復活可能ってことだ!」
リョウタは微笑して言う。
「うん。ココロの証は、地球をまわる体力をおぎなえるんだね」
フェアも続けた。


・・・自分の中にあるものが、大きなものであると知ったリョウタとヒカリ。
自分の意思で復活するという、不思議なものだということも・・・。
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♯83 契約
2007-03-20 Tue 22:01
「知らないから!もういいんだ!みんなして・・・」
すっかり興奮しているフェア。
「なんだよ!フェネのヤツ、神経質になりすぎなんだ!」
そばにいないフェネを批判する。
「・・・落ち着いて?」
誰かの声がする。
「?・・・ヒカリ!」
フェアは驚いた顔をする。
「悪気がないのは分かるわ・・・。きっとフェネだって、それは分かってるわ」
まっすぐ向かい合って話すヒカリ。
「だって!リョウタまで・・・」
フェアはヒカリを否定する。
「リョウタさん?あなた達がなかなか仲直りしないのに、いらいらしただけなの。2人が仲良くなってほしいから、必死で頑張ってた」
「・・・」
フェアは黙り込む。
「だから、みんなのところに戻ってあげて。落ち着いて話せば、あなたの意見も分かってもらえるから・・・」
ヒカリは優しそうな目で言った。
「・・・ヒカリは?」
「・・・やることがあるの・・・」
ヒカリはフェアに背中を向ける。
「この道を引き返していけば、会えると思うわ」
ヒカリはそれだけ言うと、すうっ、と消えていった。
「・・・消えちゃった・・・うぅん。戻ろうかな・・・」
フェアは、もと来た道を引き返した。

・・・そのころ

「あ゙~~!!ムッカムカする!やってらんねぇよ!勝手に仲間割れなんか・・・」
リョウタは壁を叩きつける。
「・・・ヒカリは、誰について行ったんだろう・・・」
リョウタは後ろを見るが、ヒカリの姿はない。
「リョウタさん・・・リョウタさん!」
背後から声がする。
「?・・・ヒカリ!いつの間に・・・」
「フェアがあなたを探してるわよ」
「え?・・・」
ヒカリの言葉に、驚くリョウタ。
「言いたいことがあるって。・・・ヘンな意地張ってないで。あなたがいなくなったら、このメンバーがまとまらないもの」
ヒカリは、優しい声のトーンで話す。
「来た道を戻れば、会えるんじゃない?」
ヒカリは、また背中を向ける。
「・・・ヒカリは・・・来ないのか?」
「・・・・・・やることがあるの」
その言葉だけ残して、またもや消えていった。
「フェア・・・オレのこと探してるのか・・・」
リョウタは来た道を引き返していった。

・・・・・・

「はぁ・・・あたしって、そんなに神経質なんでしょうか・・・」
フェネは頭を抱えて悩んでいる。
「・・・フェネ」
「!・・・誰ですか?!」
自分を呼ぶ声に、驚くフェネ。
「あたしよ。・・・フェネは神経質じゃないと思うわ」
「ヒカリさん・・・」
少し体勢をゆるめるフェネ。
「あなたの考えてることは、間違いじゃないと思うの。・・・でも、他の2人だって、わざと迷惑をかけたんじゃないだろうし、何らかの意思があると思う・・・だから、それを聞いてあげて」
優しく微笑んで・・・まっすぐ言葉を発するヒカリ。
「・・・そうですね・・・ヒカリさんも・・・」
「・・・」
ヒカリは首を横に振る。
「・・・どうしてですか?・・・」
「・・・やらなきゃいけないの・・・」
「何をですか?」
「それは・・・関係ないこと。あなたには・・・」
ヒカリは顔を落として答える。
「来た道を引き返して・・・ケンカしたところで、会えると思うわ」
ヒカリは、背中を向けて、反対のほうへ歩き出した。

(なんなんでしょう・・・やらなきゃいけないことって・・・)
フェネは、またも頭を抱えている。
「あ・・・」
顔を上げた先に、リョウタとフェアの姿。
「・・・えっと、その・・・」
3人とも、言葉がうまくでない。
「ご、ごめんな!」
リョウタは口を開いた。
「なんか、うまくいかないのにイライラして・・・」
「誤るのは僕だよ。無鉄砲に行動してたし・・・」
「いいえ、あたしです。みんなの意見を、聞いてあげられずに・・・」
3人は、それぞれ打ち解けることができた。

「そうだ!ヒカリは・・・」
リョウタは辺りを見回す。
「なんか、やることがあるって・・・」
フェアが思い出すように言う。
「何なんでしょう。やることって・・・」
フェネは不思議そうにつぶやいた。
「その辺探すか~・・・はぁ、どこ行ったんだ?」
リョウタは適当に歩き始めた。

「・・・く~~!どこ歩いてもいないじゃんか!」
リョウタはイライラがたまっていく。

・・・!・・・・・・

「誰かの声がする」
フェアは壁に張り付いて、静まる。
「・・・本当だ・・・なんか聞こえる」
リョウタも耳を澄ませる。
「どうします?」
「どうします?・・・入る!」
フェネの質問に、あっさり応答するリョウタ。

「じゃますっぞ~!!」
あっさり入って行ったリョウタ!
「おじゃましま~す!」
「また無鉄砲な行動して・・・」
続けて入るフェアと、呆れるフェネ。
「あ、あっさりみつかったっすね」
声の主は、資材運び。
「結構隠れたつもりなんだけど。まぁいいわ」
バレリーナは、余裕の顔。
「いい加減に決着を・・・」
リョウタは言いかけてやめた。
「・・・ヒカリは・・・?」
みんなは辺りを見回す。
「あぁ、あの子のこと?それならいるよ。お返しするよ~」
資材運びは、あっさりとヒカリを返してくれた。
「ヒカリ!大丈夫だったか?!」
リョウタは心配そうに聞く。
「・・・うん」
ヒカリは平然をよそおうように言った。
「よかったです。心配しました」
フェネは安心した様子。
「・・・そう」
・・・ヒカリからの返答は、そっけないものだった。

「契約したのよ。あなたたち3人に会わせる代わりに、その子の愛情をいただくことを」
バレリーナは、手のひらを広げる。
「フェアッチプログラムと一緒にもってるわ。資材運び、1個もってて」
「分かったよ~」
資材運びに、フェアッチプログラムを渡す。
「そんな・・・なんでそんな約束したんだ!」
リョウタはヒカリに問い詰める。
「こうでもしないと、ケンカが止まらないでしょう?」
ヒカリは冷静に答える。
「さぁ!決戦をはじめるわよ」
敵軍は戦う気満々。


・・・敵との契約で、愛情をなくしたヒカリ・・・
その契約が、善と出るか悪と出るか・・・。
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5500hitです!
2007-03-19 Mon 22:20
フェアファン訪問者、5500ヒット達成!

今までは作ってなかったのですが、ヒット達成画像を、ささやかながら作りました。
キャラのイラストでものっけられればいいのですが、そんな画力はなく断念・・・。((マウスじゃ上手にかけないよ!!

これからも、フェアリーファンタジーを、何卒よろしくお願いします

hit



この素材は、white board様のものを1部使用しております。
この記念素材を貼り付ける場合、white board様のバナーも一緒に貼り付け願います。



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♯82 絡み
2007-03-19 Mon 22:12
・・・1時間後

「はぁ、やっとまいたな。しっかし困ったな」
リョウタは汗ばんだ顔で言う。
「フェアとフェネを見つけるのが先じゃない?私たちだけじゃ、何もできないもの」
ヒカリは全く疲れた様子はない。
「そうだな。全く、こんな時に仲間割れかよ・・・」
リョウタは呆れ困った顔でつぶやく。
「あら。人のこと言えるの?マコトさんとしょっちゅうケンカしてるの、あなたじゃない?」
ヒカリは微笑して言う。
「い・・・今は関係ないって!とりあえず敵に見つかる前に、アイツら探そうぜ!」
リョウタはテレ隠しをして、先を歩く。

「全く、アイツらどこいきやがったんだ?」
結構歩いたが・・・影すら見えない。
「ちょっと心配ね・・・」
ヒカリはため息混じりに言う。
「まぁ、大丈夫だとは思うけど・・・」
リョウタが歩きながら言葉を発すると・・・

ガコンッ!

「うわぁぁぁあああああ!!!」
誰かのワナなのか・・・落とし穴に落ちた2人。

ドタンッ!

「いって~・・・ヒカリ?おい、返事しろよ。ヒカリ!」
リョウタは暗闇の中、ヒカリの名前を呼ぶ。
「・・・」
返答はない。
「おい、いなくなったのかよ・・・まさか、はぐれた・・・」
リョウタの顔は、一気に青ざめる。
「なんにも見えねぇな。シュウやアキトみたいに準備がよければ困ってないけど・・・」

パッ!

リョウタの語尾と同時に、一面に明かりがつく。
「なんだなんだ?!」
リョウタはすっかりパニック。
「あ・・・」
誰かの声がする。
「誰だ?!」
リョウタは辺りを見回す。
「リョウタさん・・・」
「ヒカリか?!」
「違います・・・フェネです・・・」
姿を現したのは、フェネだった!
「なんだお前か。ヒカリが心配してたぞ?ま、ここはどこなんだ?」
リョウタは、ちぇっ、という顔をして言う。
「ここは敵のアジトみたいですね・・・地底みたいです」
フェネは辺りを見回して答える。
「そっか~・・・とりあえず、適当にぶらぶら・・・」
「また無鉄砲な行動して・・・大丈夫なんですよね?」
「平気平気♪フェアッチがあるだろ!」
リョウタはフェネの言葉に軽く答え、フェアッチの通信をON!

ブーブーブーブー・・・

「・・・通信不可能に作られてるみたいです」
フェネはため息をついて言った。
「なんだよ~~!!役立たず!不良品だろ!役に立った例がないじゃんか!!」
リョウタは叫んで、先へ進む。
「あ、全く・・・」
フェネは呆れた顔をして、リョウタについていった。

・・・そのころ

「ねぇ、ここって、敵のアジトなんだよね?」
「なんだよね?って言われてもね・・・あなたが言ったんでしょう。敵のアジトだよ、って」
ヒカリとフェアも合流し、リョウタ達を探していた。
「敵に見つからないか、心配ね・・・」
ヒカリは後ろを振り返りながら言った。
「大丈夫だよ!人生、せんべいとプラス思考だよ」
自信満々に言うフェア。
「そうかしら?せんべいは余計じゃない?」
ヒカリは微笑しながら答えを返す。

おーい!

「あ、リョウタの声だ!」
フェアは声のする方へダッシュ。
「いたいた!探しただろ!」
リョウタはフェアを掲げて、ぐるぐる回って大喜び。
「心配かけてすいませんでした・・・」
「誤らなくていいわよ」
ヒカリとフェネも、安心した様子。
「さて!あとは仲直りで、敵へ向かっていけるな!」
リョウタは回るのをやめて言った。
「・・・」
2人とも、いっこうに言葉が出ない。
「なんだなんだよ。相手が異性だからって、遠慮すんなよ。恥ずかしがらずにいけ~!」
ハイテンションなリョウタだが、2人とも黙ったまま。
「・・・」
それでも沈黙。
「なんだよ!ケンカなんて、オレなんかしょっちゅうだぜ?!1回のケンカで頑固になったら、やってけねぇよ!」
リョウタは発展のない場にイライラ。
「・・・2人にしてあげたら?」
ヒカリはリョウタの耳元で、小声でささやく。
「だな。・・・も~いい!おいて行く!行こうぜ!」
リョウタは自然と見せかけるため、わざと捨てゼリフを言って、ヒカリと道を曲がる。

「さぁ、2人に進展はあるのか?」
リョウタは、ちゃっかり2人を見ている。
「・・・誤る気なんて全然ないからな!」
「・・・あっそうですか。それならこっちもです」
「あらら・・・」
リョウタとヒカリは、展開の進展がなく、肩を落とす。
「・・・」
2人とも、さっきから睨み合っている。
「あ゙~~!!もうやめやめ!オレまでおかしくなってきた!!」
リョウタはついにキレた!
「もうどーでもいい!お前らなんか知るか!オレは行く!どーなっても知らねぇ!」
「やっぱり仲直りなんかできないんだ!いいよいいよ!僕だって!」
「そちらがおかしいんですよ。いつも無鉄砲な行動ばかり!」
複雑な想いの絡み合い。
「ちょっと、仲間割れなんかしてる場合じゃないでしょ?」
ヒカリは冷静に止めに入るが・・・
「あっそう!もう別行動!」
話は進み、3人とも別行動をとってしまった。
「あ、ちょっと!」
ヒカリは誰について行ったらいいか分からない。

「はぁ・・・」
ヒカリは、まとまりのないメンバーに嫌気がさす。それと同時に、これからの不安が襲い掛かる。
「大変なことになったっすね」
・・・聞き覚えのある声。
「どうも。資材運びっす」
「・・・!」
いきなり現れた敵の姿に、警戒心を見せるヒカリ。
「待ってっす。オレ、団長にいじめられてるから、争いは嫌いなんだよ。分かるだろう。どうしてもというなら、仲間に合わせてあげてもいいと言っていた。バレリーナが」
「・・・」
資材運びの言葉に、黙り込むヒカリ。
「ただ、バレリーナは、交換条件を出してきたんだよ。それをのむならいいとか・・・」
「なに?その、交換条件って・・・」
ヒカリは警戒態勢を変えずに、質問をぶつける。
「簡単なことだよ。条件は・・・」


・・・絡み合う想い、複雑な心境。
そんな中、確実に敵は動き出す・・・・・・。
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♯81~90 総まとめ!
2007-03-18 Sun 21:54
♯81 無鉄砲

第二回戦を無事に終え、仲間のもとに帰ってきたマコトたち。いよいよ第三戦のスタート。今回は、リョウタとヒカリのペアとなった。リョウタとマコトの、青春のハイタッチによりスタートした試合は、思わぬ方向に?!
『はぁ・・・リョウタさんは、どういう教育受けてきたんでしょう・・・』
♯81を読む!

♯82 絡み

ケンカが原因で失踪したフェアとフェネを探すため、歩き続けるリョウタ達。だが、一向に手がかりがなく、リョウタは嫌気がさしていた。そんな時、仕掛けてあった落とし穴に落ち、はぐれてしまったリョウタとヒカリだが・・・?
『もうどーでもいい!お前らなんか知るか!オレは行く!どーなっても知らねぇ!』
♯82を読む!

♯83 契約

ヒカリは3人を仲直りさせるため、1人1人を説得させに行く。3人は無事合流し、打ち解けるが、ヒカリの「やらなければならないこと」が分からないことに不満を残す。果たして、ヒカリは、敵とどのような契約を結んだのか・・・
『それは・・・関係ないこと。あなたには・・・』
♯83を読む!

♯84 復活

リョウタとフェアは、2人だけで戦おうとするが、かなわない。一方、ヒカリは、愛情を忘れてしまい、何もできずにいた。リョウタは、ヒカリの愛情を戻そうと、ヒカリに言葉をかけるが、効果はないみたい・・・。
『いいえ。ずっと待っていた人ですから』
♯84を読む!

♯85 疑惑

無事に戻ってきたリョウタ。がみがみとマコトの説教をうけるが・・・そんなこんなで、いよいよラストバトル。ハナミのワガママに、シュウはどこまでついていける?性格合わない2人は、さっそくハナミのワガママでトラブル・・・?
『えっと、あの、その・・・これは・・・企業!企業秘密!!』
♯85を読む!

♯86 戦争

戦う理由が分からず、納得のいかないハナミ。戦う様子を見ていると、なんと敵同士が戦ってる?!動物使いと火の輪くぐりは相性悪いのか?と思ったとき、すべてを知るものが現れた・・・(??)真相は一体・・・。
『うんうん。告白されちゃって、初めて好きって気づいたときは、我ながら泣いちゃったわよ~』♯86を読む!

♯87 意味

シュウとフェナは、石盤とカードの謎に悪戦苦闘。そんなとき、ハナミからの連絡が入る。大ピンチだから、早く来て!・・・というものだった。焦りを感じるシュウ。そんなとき、フェナの発した一言がヒントになった?!
『・・・仲間の死ぬところは・・・見たくないです・・・』
♯87を読む!

♯88 約束

殺される!!・・・そんな不安を感じたハナミ。もうダメだ・・・と思い、目を開けると・・・そこには、シュウの姿。よかった、助かった・・・と思ったとき、シュウの腕を見ると・・・・・・罪悪感に包まれるハナミ・・・。
『歳とったら死ぬ。約束されてるのはこれだけ』
♯88を読む!

♯89 合体

無事にもとの世界に戻ってきたシュウとハナミ。サーカス団との戦いも終わりだ・・・と和んでいた子供たちだが、最後に、1人・・・・・・。そう、団長だ。今までのパワーをフルに生かして戦えるのかっ?!
『おっしゃぁ!みんなで直球一本槍!いけぇ!』
♯89を読む!

♯90 助言

もうダメだ・・・アイツは倒せない・・・子供達の中に、諦めが生まれだす。そんなとき、激しい光に包まれてやってきたのは、審判メカの作り出した異空間。・・・そこで子供達が手に入れたものは?見たものは?聞いたものは?!
『あなたたちは、偶然選ばれたのではありません!必然的に選ばれたのです!』
♯90を読む!
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♯81 無鉄砲
2007-03-18 Sun 21:50
ドンッ!!

「いったぁ~・・・」
「もとの場所に戻ってきたんだな」
ぶつけたところを痛がるカエデと、辺りを見回すマコト。
「本当!やっと一安心だよ!」
アキトは、息を漏らす。
「お、戻ってきた!」
リョウタが3人を見て言う。
「お疲れ様!いいバトルだったよ!」
ユウはにっこりとして言う。
「カエデって、あんなに音痴だったの?」
ハナミがさりげなく聞く。
「・・・それ・・・言わないでほしい・・・」
カエデは肩を落とした。

「ちょっと!!2回とも負けたじゃない!デブ!説明して!!」
「そんなこと言われても~」
団長の言葉に、戸惑う資材運び。
『団長!デブいじめばっかり、よくあきないですね。第三回戦です!』
審判メカの呆れ声で、みんながおとなしくなる。
『第三ラウンド、ザ・フェア・サーカスは、デブとバレリーナ!子供達は、黒帯とバカ男!』
「やっと出番だ~!団長から逃げられる~!」
資材運びは大喜び。
「うるさいから喋らないで」
バレリーナは冷静だ。
「おっしゃぁ!バカって言われ方は気に入らないけど、オレの出番だぜ!」
リョウタは上機嫌?
「あまり無鉄砲に動くなよ?」
マコトはからかい半分に言う。
「分かってるって!行こうぜヒカリ!」
リョウタはヒカリを呼んだ。
「じゃぁ、行ってくらぁ」
「せいぜい、ケガしないで帰ってくるんだな」

パァンッ・・・

・・・リョウタとマコトのハイタッチの音が響く。
『それでは、両者気を抜かないように!2度あることは3度あるになるか、3度目の正直になるかは、あなたたち次第です!それでは・・・テレポート!』
ハイタッチの余韻を残して・・・2人は消えていった。
「うんうん。素晴らしい青春シーンだった・・・DVDは1枚700円」
「アキトはん・・・」
アキトの言葉にフェロは呆れ顔。
「なんか性格合ってないペアだけど、大丈夫かしら?」
アミが言葉を漏らす。
「・・・まぁ、なんとかなるんじゃないか?」
フェスが答えた。
「リョウタ・・・」
カエデは心配そうに、モニターを見つめた。


「うわっ?!・・・みんな言ってるとおり、飛ばし方下手だな~」
リョウタは尻餅状態で言う。
「辺りは海みたいだけど、何かあるのかしら?」
「さぁな。でも、とりあえずぶらぶらしてりゃ、適当にバトルになるさ」
ヒカリの質問に、軽々しく答えるリョウタ。
「・・・あ、そうだ、前々から気になってたんだけどさ、ヒカリは好きなヤツとかいるのか?・・・ほら!ヒカリはすっごいモテるしさ。絶対幸せになれるって!」
「リョウタさん!」
リョウタの言葉を、フェネが止める。
「忘れたんですか?!ヒカリさんはケンさんを失ったばかりで・・・」
「おっ?!そうだった!」
フェネはリョウタに耳打ちする。
「好きな人?・・・そうね。いるかもね」
ヒカリは、案外平然と答えた。
「え?ケンのこと?」
フェアがこれまた無鉄砲に聞く。
「~~・・・もういいです・・・なんでこんなに意識が薄い人ばかり・・・」
フェネは呆れたようにため息をつく。
「ううん。他の人。もちろん、ケンさんは大事な人。でも、いつまでも引きずっちゃいられないもの」
ヒカリは少し俯いて答える。
「へぇ。これまた意外なニュースだな。やっぱり、かっこいいヤツなのか?」
リョウタは質問を次々にぶつける。
「うぅん・・・。内面がいい人よ。ケンさんと同じような気持ちを、その人に感じて、好きなのかな、って思ったのよ」
「じゃぁ・・・このメンバーの誰かってコトか?!」
ヒカリの返答に、興奮気味に聞くリョウタ。
「質問ばかりね。・・・うん。そういうことになるわね」
ヒカリはキッパリと答えた。
「そっか~。いや~、意外なニュースを聞いちまったな。・・・あ、質問ばっかで悪かったか??オレは・・・」
「いいわよ、言わなくて。大体分かってるもの」
リョウタの言葉を、遮るように言葉を発するヒカリ。
「え?!オレってそんなに、心が見えちゃう人間?!」
「知らない人の方が少ないわよ」
リョウタのパニックに、微笑しながら答えるヒカリ。
「そっか~・・・ん?なんか建物がある」
リョウタは目を凝らす。
「でっかい屋敷だな。入ってみようぜ」
リョウタはドアを開ける。

「わぁお!中も広いな~!」
リョウタはすっかり興奮。
「あっち行ってみようよ~」
フェアは適当にドアを指さして、リョウタの手を引っ張る。
「あ!また無鉄砲に行動して!やめましょうよ。海にこんな屋敷があるほうがおかしいです!」
フェネの言葉も・・・無念。2人は屋敷探索に夢中だ。
「ほっておいたら?何言っても無駄よ」
ヒカリが呆れた声で言う。
「はぁ・・・リョウタさんは、どういう教育受けてきたんでしょう・・・」
フェネはリョウタに呆れかえって仕方がない。
「うわー!お風呂がある!リョウタも入ろうよ~!」
フェアが言う。
「おっ、いーねー!海を見ながらの風呂は最高ジャン!」
リョウタは緊張感なく、お風呂に入るさんだん。
「・・・」
呆れかえって、ものも言えないヒカリ。
「ヒカリもどう?みんなで入ろうよ~」
「いい加減にしてください!!!」
フェアの大胆(??)発言に、ついにフェネがキレた!
「何考えてるんですか!さっきから無鉄砲な行動ばっかり!あれだけマコトさんに言われたばっかりなのに!それが普通にお風呂に入ろうって・・・しかもなにが『みんなで入ろう』なんですか?!女性と男性ですよ?!バカ言わないでください!」
次々に文句をぶつけるフェネ。
「そんなに怒らなくても・・・ねぇリョウタ?」
フェアはリョウタに同意を求める。
「はぁ~。いい湯だな~」
「あ、僕も~!」
男2人は、お風呂に入っていった・・・。
「もう・・・なんでこんな人たちと一緒になったんでしょう。あたしが神経質になりすぎ・・・なわけないですよね・・・あの2人がおかしいんですよね。うん。そうです・・・」
フェネは一人でぶつぶつとつぶやく。
「いっい湯だな~♪ヘイヘイ!」
「いっい湯だな~♪」
「あ~も~。あたしが神経質なんでしょうか・・・」
全く対称的な時を過ごすリョウタ&フェア、フェネ。
(先が不安になってきた・・・)
ヒカリは黙って座り込んで、リョウタが出てくるのを待つ。

・・・20分後

「あ~すっきりした~!」
リョウタはすっかり上機嫌でお風呂から上がってきた。
「さぁ、先へ行こうよ!」
フェアの勧めで、階段を上がる2人。
「行きましょ」
ヒカリは独り言をつぶやくフェネに言う。
「あ、はい」
フェネはそれに反応して、独り言をやめる。

「おっ!なんか、すげー広いところだな!」
リョウタは床にねっころがる。
「体育館みたいだな~・・・」
リョウタは目をつぶってつぶやく。
「リョウタ~。なんかスイッチがあるよ~!」
フェアが指さしたところには・・・赤いスイッチ。
「押してみようぜ!きっとすごい仕掛けがあるんだぜ!」
リョウタはそのスイッチを押す。

グラグラグラ・・・

「うわっ?!なんかゆれ始めたぞ!」
リョウタはパニック。
「どう?この屋敷、少しは入りがいがあった?」
現れたのは、敵のバレリーナだった。
「僕が作ったんだよ~。団長の別荘だったけど、団長の趣味に合わないとかで怒られて、このバレリーナのになったんだよ~」
資材運びもいた。
「やい!現れたな!」
リョウタは強気で向かっていく。
「その口のききかたは、あたしたちがハード体だってこと知っててなの?」
「あ、そうだった・・・」
リョウタは冷や汗をかく。
「ほら!そうやって無鉄砲に行動するから、こういうことになるんです!どうするんですか?」
フェネは怒りをこめて言う。
「そんな・・・なったものはしょうがないよ!!それにいつかは戦うんだし・・・」
「ちゃんと作戦とか立ててからやればよかったのに・・・もう、あなたの顔も見たくないです!」
「あ~そう!それじゃお互い別行動で、ここはいったん逃げようじゃんか!そっから別行動ね!」
妖精2人の激しい言い合い。
「おい!こんなときに仲間割れなんてするなよ!」
「そうよ。とりあえずお互い落ち着いてよ」
リョウタとヒカリは止めに入るが、2人とも、どこかに行ってしまった!
「あ、おい!・・・くそ~ここは逃げるか!ヒカリ!」
リョウタはヒカリの手をつかみ、猛ダッシュ!
「あ!・・・資材運び!ここはまず、あの人間2人をしとめるのよ」
「そのつもりだよ~」
敵も負けずに動きだす。


・・・無鉄砲と神経質が原因で、みんなバラバラになってしまった。

もう1度、団結することはできるのだろうか・・・
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投票の結果発表!
2007-03-17 Sat 23:12
さてさて、いつもより短い期間ながら、投票いただき感謝の限りですw

さて、今回のテーマは、『パートナーとして妖精が1人もらえるとしたら、誰?!』でした。
投票コーナー常連さんからはじめての方まで、意見が結構割れたのでビックリです。

それでは結果発表!!









1位 フェナ
2位 フェロ
3位 フェス
4位 フェネ
5位 フェミ
6位 フェマ
7位 フェム
8位 フェア
9位 フェン


「君のためなら、なんだってする!」(by フェナ)


というわけで、第1位はフェナでした~。投票理由は結構割れましたが、一番多いのは「真面目なときは真剣になってくれるし、笑うときは笑わせてくれるところ」だったみたいです。一人芝居を実際に見たい!という方も。シュウ&フェナは、投票コーナーでは無敵ペア?!

2位は、意外にフェロです。「関西弁が、話していて楽しそう」という意見が多数でした。サポートをしっかりしてくれそうという、信頼をおく意見もありました。アキトに対して呆れる姿が、なんともいえないという、フェロマニアもいました・・・((微笑

3位は、お姉さん役にまわっている、フェスです。クールなのに、自分をしっかり守ってくれるような、お姉さん役なところがいい!という意見が半数以上という結果に。「とにかくお姉ちゃん系の人がほしい!」という、別にフェス以外でもいいのでは・・・という意見もありました。

4位は、敬語ちゃんのフェネです。「しっかり者」「ヒカリを励ます姿がいい」という、大人な感じに票が入ってました。「1度、フェネとタメで話したらどうなるんだろう・・・」という、実験的な意見も。フェネの場合、逆になれなくて、うまく言葉にならない気もしますが・・・((汗。

5位は、あまえてあまえて~!フェミです。あまえてほしいあなた!妹がほしいあなたはチェック!(??)膝枕とかしてあげたいという意見が多かったです。女性の方が多く投票くださったキャラです。面倒見のよいあなたにおすすめ(??)

6位は、やっとチームのことを考えるようになった、フェマです。クールで一匹狼なフェマを隣に、楽器でも吹いたら、気分はマコト&シュウの混合?!・・・投票理由は、「一度でいいから笑わせたい」など、実験的なものがほとんどでした。

7位は、まさに最強の癒し系、フェムです。ちょっと恥ずかしがりやで、口数が少ないところが癒しポイント!ということで、票をくださった方が多かったです。一緒に布団で寝たら、いい夢がみれちゃいそうなキャラです。

8位は、主人公パートナー、順位低し!!フェアです。一緒にせんべいを味わいたいという意見が多かったです。フェアの好きな味を確かめたいという人も。フェアはこの結果をどう受け取るのか・・・。次ガンバ!

最下位・・・フェン!フェアと3票さで負けた!ハナミを励ます姿が好印象で、投票してくださった方が多かったです。残念。次はきっとよい結果がでるから、ハナミと一緒に頑張れ!もっとあまえて、フェミみたいに票をもらっちゃえ(??)



以上が結果でしたw

全体的に、しっかり者が上位だった気がします。

さてさて、次のテーマは・・・どうしよっかな・・・
『兄弟・姉妹にするなら、この人!』でいこう。
各欄に、キャラ1人ずつ書いてください。
1キャラを複数欄に書くのもありですw

時間に余裕あるかた、ぜひ投票よろしくお願いします。

投票はこちら!
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♯80 逆転
2007-03-17 Sat 20:17
さぁ!形勢逆転だ!!

「でも、フェロやフェミは戦えるのか?水はないし・・・」
アキトが言う。
「大丈夫ですわ。別に水ではなくても戦えるようになっていますわ」
「・・・」
フェロの言葉に、沈黙が走る。
「・・・今までなんで黙ってたんだよ!そのせいで、どれだけ苦労したことか!!」
アキトは涙ぐむ。
「そろそろ地面に着くわよ!着地ミスしないでよ!」
カエデが言う。
「フェアリーモンスターに乗ってれば、大丈夫さ!」
アキトは余裕の表情。

「ほっ!」
無事着地!
「どうする?どうやって形勢をかえるか・・・」
マコトが口を開く。
「・・・というより、あの3人は?」
カエデは辺りをきょろきょろ。
「あ、あそこ!」
フェミが指をさす。
「ちょっと~~!あたし、こんなんでおちるのイヤよ!次女!しっかりつかまってなさいよ!」
「いやいやいや~☆むりぃ~お姉ちゃん重い~♪三女!ちゃんとつかまっててよ!」
「手が、痛くなってきました・・・」
高い木に捕まって、ぶらーんとぶらさがる3人。
「やっぱりバカ姉妹だ・・・」
みんな呆れている様子。
「待てよ、ここはチャンスかも・・・」
アキトは考え込む。
「先制攻撃できるチャンスね」
カエデが付け足すように言う。
「でも、陸からじゃ、攻撃が必中しなさそうだな」
マコトが上を見て言う。
「オレが飛んでいこうか?」
フェマが聞いた。
「そうだな・・・」
マコトは腕を組む。
「フェアッチプログラムが欲しいところだな」
アキトが言う。
「相手が少しでも手を離せばいいんだけど・・・」
カエデが敵を見てつぶやいた。
「・・・やってみるか」
マコトは腕をほどいた。
「え?何を?」
きょとんとするアキト。
「フェマ!行くぞ!」
マコトはフェマに飛び乗ると、3姉妹一直線。
「ちょっと!失敗したらどうするの?!」
カエデはマコトの意図が読めず、パニック。

「ちょっとちょっと!なんかきたわよ!!」
長女はパニック。
「よっ」
マコトはフェマの足に捕まる。
「渡してもらうぜ!」
マコトは、長女の手に、一発蹴りを入れる。
「いったぁ~~!!」
「もらった!」
長女が手を離した瞬間、フェアッチプログラムを入手!
「カエデ!」
マコトはそれを投げる。
「ありがとう!」
カエデはそれを受け取る。
「フェミ、行こう」
「うん!」
カエデの言葉に、フェミは頷く。
「ちょっとちょっと!あたし死んじゃうじゃない!」
手を離して、下へ落ちていく長女。
「ハード体進化よ!」
カエデが叫ぶ。
「うん!」
フェミが頷くと、ハード体進化完成!
「えぇええぇぇ?!」
長女は危険を感じたらしく、焦っている。
「今よ!」
「オッケー♪」
「いやぁあああ!!」

・・・長女倒し成功!

「やったぁ!1人倒せたな!」
アキトは上機嫌。
「アキトはん・・・まだ2人いまっせ??」
フェロは呆れ顔。
「・・・ってことはぁ、次はあたしってことぉ☆」
次女は、焦っているのか余裕なのか分からない。
「そうだよ」
マコトは、遠慮ナシに蹴りを入れる。
「いったぁい☆乱暴者はモテないよ??」
「どーでもいい!!アキト!」
マコトは恥ずかしそうに言葉を返して、アキトにフェアッチプログラムを投げる。
「よし!フェロ!!」
「任せてくだはい」
フェロもハード体進化!
「いけぇぇええ!!今こそ、アキト的サイエンス、証明のとき!」
「関係ない気がする・・・」
カエデは呆れ顔。
「ちょっと☆やめてってば♪」
最後までぶりっこに、命を終えた次女だった・・・。

「なんだ。案外弱いんだ!」
「一発逆転!ね」
アキトもカエデも油断を見せた。
「・・・ここまできたら・・・負けるわけにはいきませんね」
三女は、木を蹴ってジャンプすると、フェマへ攻撃!
「うわっ?!」
そのはずみで手を離したマコトは、下に落ちていく。
「マコト!・・・フェロ!お願い!」
アキトは慌ててフェロに頼む。
「ほれ」
フェロはマコトをキャッチ!
「大丈夫?!」
カエデが心配そうに聞く。
「あぁ。オレは・・・」
マコトは言いかけて、フェマに近寄る。
「お前、もう戦えないだろ・・・」
「すまない。役に立たずに・・・」
「いや。もう十分だ」
マコトはフェマを抱えて、2人のもとへ。
「1:2なら、勝てるさ!」
アキトは余裕を見せる。
「あら。なめられたものですわね」
三女のおでまし。
「いっておきますけど、逆転の裏は逆転される、ということをお忘れになってはいけませんわ。姉2人は、ほんの力試しです」
三女は、不利な状況にも関わらず余裕だ。
「さっさとやっちゃいましょう!」
カエデが言う。
「そのつもりさ!」
アキトも頷いて言う。
「あら、あまいですわ」
三女は、軽々しくジャンプして攻撃をよけ、上空からの攻撃!
「うわっ?!」
フェロはおもいっきり木にぶつかる。
「フェロ!!」
アキトは必死にかけよる。
「相手は今までとは違うさかい・・・気をつけないと・・・」
フェロは、ブロンズ体に戻ってしまった。
「・・・つ・・・強い・・・」
アキトは三女を見る。
「1本とりましたわね」
三女はにっこり。

「まだまだ!あたしたちでやりましょう!」
カエデが言う。
「最大パワーで攻撃!!」
フェミは力を出し切った!
「陸への攻撃は、ジャンプすればすぐかわせます」
またも攻撃をよけた三女は、その勢いで、フェミを殴り飛ばした。
「きゃぁ!!」
フェミもブロンズ体に戻る。
「しっかりして!大丈夫?!」
カエデは声をかける。
「同じ力同士でも、使い方でかわるのです」
三女は近寄ってきて言う。
「言ったでしょう。逆転の裏は逆転されるということ・・・。光の裏は闇だということ」
三女は足を止める。
「ここでさよならですね」
不気味な微笑で言った。

「・・・ここで・・・ここで終わりにするか!」
立ち上がったのは、マコトだった。
「逆転される裏は逆転した!闇の裏は光!また逆転させればいいんだよ。諦めて、終わりにして死ぬのなんて認めるか!」
「マコト・・・」
「・・・そうだね」
マコトの言葉に、アキトとカエデも立ち上がる。
「あら。まだやるんですか?まぁ、結果はかわらないですけど」
三女は攻撃用意!
「あの速い動きを止められれば・・・」
アキトは腕を組む。
「・・・ブロンズ体でいいから、最大の攻撃を、地面に打ち込むんだ!」
マコトは地面を指さして言う。
「え、なんで・・・」
「いいから」
戸惑うカエデに言葉を返すマコト。
「・・・やるしかあらへん」
「うん」
「マコトを信じる」
妖精も、最後の力をふりしぼる。
「・・・」
マコトは近くにあった木の棒を手に持つと、高くジャンプした!
「今だ!」
マコトは攻撃の合図をする。

ドッカァァァアアアアアアアン!!!!

「な・・・煙で前が見えない!」
そう。マコトが狙っていたのは、攻撃の後にでる煙を利用した煙幕だった。
「これで・・・終わりだぁあああ!!」
マコトは木の棒を、三女の胸に突き刺した。
「そんな・・・また逆転されるなんて・・・」
三女は、光となって、散って消えた。

「や・・・やったんだ・・・!」
アキトは脱力なのか、へろへろと座り込んだ。
「どうなるかと・・・思ったわ・・・」
カエデも安心したのか、アキトの隣に座る。
「・・・ムリさせて悪かったな」
マコトが言う。
「そんなことないよ。マコトのおかげで勝ったんだもの」
カエデは笑って言った。
「それにしても・・・フェマのハード体が見れなくて残念だな」
アキトはがっかりする。
「はは・・・いつかだな」
マコトは苦笑い。
「マコトがあんなに無茶すると思わなかったわ」
カエデが微笑んで言う。
「自分でも・・・な。なんかリョウタみたいになったてたかも」
「そーゆーマコトもいいんじゃないか?」
戸惑うマコトに声をかけるアキト。

光の裏は闇でも・・・闇の裏は光。

逆転の意味は、形勢をかえるものではない。
自分自身をかえるものだと・・・胸に秘めた3人だった。
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♯79 形勢
2007-03-16 Fri 21:57
「いやいや。カエデには悪いけど、結構あっさり難関突破だね!」
アキトはノルマを達成して、すっかり上機嫌だ。
「次はあの3人との戦いだ。油断は禁物だぞ」
マコトが言う。
「大丈夫だよ!ぜった・・・」
アキトが言いかけた途端・・・

○×+●▽%□@*▲#・・・

「こ・・・この声は・・・」
マコトが息をのむ。
「カエデの音痴の歌だ!ヒドすぎる!!」
アキトは耳をふさぐ。
「ここまで聞こえてくるなんて・・・」
フェマは驚くかぎりだ。
「もう・・・だめですわ・・・」
フェロは弱弱しく倒れる。
「なんて音痴だ!皆!自分の命は自分で守りましょう~~!!!」
アキトはがむしゃらに叫んだ。

・・・カエデはというと・・・

「も~~~!!やけになって歌ってやる~~!!」
カエデは超音痴声で超やけになって歌っていた。
「うぉぉおお!ヒドイ!史上最悪の音痴!」
「悪かったわねぇええええ!!!!!!!!そうですよ!音痴ですよ~~!!」
カエデは逆切れして、マッチョに食って掛かった。

KO~~~!!!

なんと、ものすごくあっさりKOしてしまった!
「カエデ~~!」
そんなこんなで、出ることのできたフェミは、カエデにとびつく。
「さすがカエデだね!」
「どーゆー意味よ・・・あんまり嬉しくない・・・」
カエデは恥ずかしさでいっぱいだ。
「と・・とりあえず行こうよ!」
フェミはカエデの手を引っ張る。

カツカツカツ・・・

カエデは階段を上っていく。
「あら?アキトたちじゃない!大丈夫?!」
フェミは倒れているみんなに声をかける。
「生きて・・・るかい・・・?」
「大丈夫・・・ですわ・・・」
「く・・・ここまでヒドイとは・・・」
「あきれるヒドさだ・・・」
4人とも瀕死寸前。
「ちょっと!そこまで音痴なつもりはないんだけど!!」
カエデはすかさず反論。
「言葉が聞き取れないほどの音痴です~~!!!!!」
4人してカエデに反抗。

「それは措いておいて、いよいよ3人とのバトルだ」
マコトは話題をかえる。
「マッチョよりも強いだろうし・・・」
アキトが腕を組む。
「フェアッチプログラムを手に入れるのが先よね・・・」
カエデが言う。
「問題は、どうやって手に入れるかですわ」
フェロが考えるように言う。
「そーゆーのは、教わるより体で感じろだよ!」
「習うより慣れろの間違いだろ」
アキトの言葉を、マコトが訂正する。
「・・・まぁ、いいんだいいんだ!行くしかないよ!」
「アキトはん・・・」
ごまかすアキトに、呆れるフェロ。

ガチャ・・・

「あ、きやがったわね!!」
「待って待って☆お化粧が終わってないの~♪」
「ようこそ。いらっしゃいました・・・」
シスターズは戦う気なし??
「なぁ、アイツらずいぶんと性格違う気が・・・」
マコトが言葉を漏らす。
「さぁ!ここまできたら、私たちも本気なんだからね!!お前達、行くよ!」
長女が言う。
「待って待って♪髪の毛整ってないの~」
「すいません。バトル前のストレッチがまだ終わってませんの」
「・・・」
・・・沈黙が流れる。
「・・・いい加減にしろ~~!!髪の毛もストレッチも、どーでもいいだろ!!」
「・・・息合ってない3姉妹・・・」
3人は呆れた顔をする。

「見てみて!服はどう?」
「OKですわ」
「髪型!」
「OKです」
「・・・なんなんだ~~!もういい!あたしだけで相手にしてやる!!」
長女の攻撃!
「来たな!お願い!!」
アキトはフェロに言う。
「もちろんですわ!」
フェロはハッキリと答えた。
「あたしたちも!」
カエデがマコトに言う。
「そうだな」
マコトは頷きながら答える。

「おらおらおらおらぁああ!!!」
長女は、がむしゃらに攻撃してくる。
「いけいけ~!1:3だから、勝てるぞ!」
アキトが言う。
「そのまま挟め!!」
マコトが助言をかける。
「あまい!」
後方から声がする。
「そぉーれ♪」
次女、参戦!その勢いで・・・
「うわぁあああ!」
攻撃のヒットで、3人は不利な立場に。
「相手はスーパー体じゃないのか?!」
アキトが言う。
「ハード体でぇす♪」
次女が言葉を返す。
「嘘だろ?!勝てないじゃないか!」
「ちゃんと作戦立てればよかったのよ!!」
マコトの言葉に続けて、カエデは後悔を表す。

「私も参戦しますわ」
なんと三女まで参戦決定!
「もうだめだ・・・明らかに形勢が不利だ!」
アキトは肩を落とす。
「諦めるな!」
マコトが強い気迫で言う。
「でも・・・フェアッチプログラムがないと・・・」
カエデは下を見て言う。
「・・・」
みんな黙り込む。

グラグラグラ・・・

「何っ?!」
みんな驚く。
「城が・・・崩れていきます!」
「なんですって?!」
三女の言葉に、長女が驚く。

ガッターン!

「うわぁぁあああああ!!!!!!!!」
・・・みんな外へ落とされていく!

「みんな!ここは、形勢を変えるチャンスよ!」
カエデが言う。
「そうだな。先制攻撃を仕掛けよう!」
アキトは頷く。
「やるしかないか・・・」
マコトが言葉を漏らした。


・・・果たして、形勢逆転なるのか・・・?
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♯78 特技
2007-03-15 Thu 21:36
(やけだ・・・こうなったら・・・やけだ!)
アキトは意を決意した。
「答えは・・・答えは・・・一人芝居だっ!!」
アキトはやけになって答えた。
「ちょっと!ちゃんと考えたの?!」
カエデが聞いてくる。
『・・・』
シカイロボは黙ったまま。
「・・・おい・・・間違ってるんじゃ・・・」
マコトは信じたくないことを口にする。
『全く・・・あなたは・・・本当に・・・』
(どうしよう!間違えたんだ!)
アキトは冷や汗をかく。
『すばらしいカンの持ち主!正解です!』
「うそぉ?!」
シカイロボの意外な言葉に、驚く3人。
『先へ進むのです!2階には、もっとすごい強敵が待っていますが・・・』
「強敵・・・」
3人はつばを飲む。

コツコツコツ・・・

3人は階段を上る。
「ねぇ、強敵って・・・」
カエデが言葉を発する。
「怖いよ~カエデ~」
フェミはカエデに甘える。
「・・・も~・・・」
カエデは呆れてため息。
「強敵か・・・今度はちゃんとしたバトルなのか?」
マコトが聞く。
「さぁな。でも・・・」
フェマは何かを言いかけてやめた。
「とりあえず、やるしかないですわ」
「だな。それでは、次の難関へのトビラ、オープン!」
フェロの言葉に続けて、アキトがトビラを開ける。

ガチャリ。

「ファイト!ファイト!」
「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」
「・・・」
3人が見たものとは・・・
「き・・・筋肉マッチョが運動してる・・・」
そう。アキトの言うとおり、マッチョが運動していたのだ!
「いいかてめぇら!ここに例の子供が来る!お前らの力でぶっ倒せ!」
「うぃっす!」
「アイアイサー!」
マッチョは3人。
「うわ~、あんなのに勝てる自信、ありまへんわ・・・」
フェロはすっかり弱気に。
「おい!例の子供!そこにいるのは分かっている!でてこい!」
「ばれてる・・・」
3人はしぶしぶ出て行く。

「さぁ!ここでの勝負は、一騎打ちの命がけマッチ!ノルマ1人1体!先に相手をKOした方が勝ち!ただし、妖精の使用はかたく禁止!」
「え~~~?!?!」
3人は信じられない様子。
「妖精使用禁止はないだろ?!」
アキトは反論。
「うるさい!3階に行きたいなら倒すんだ!」
マッチョの気迫に押される3人。
「妖精を閉じ込めておけ!」
「アイアイサー!」
マッチョの1人が妖精3匹をつまんで、檻に入れた。

「さぁ!よーい・・・スタートだ!!」
1人の合図で、マッチョ3人襲来!
「うわぁ!こんなの絶対ムリだろ~?!」
アキトは逃げまくる。
「アキトはん!しっかり!」
フェロの応援も届かず・・・
「逃げてるだけじゃはじまらないわ!でも・・・相手が相手だし・・・」
カエデも逃げるので精一杯。
「おらおらおらぁああ!!」
マッチョのパンチは、壁を破壊する威力!
「ひぃ!あんなのうけたら、ひとたまりもないや!」
アキトはますますビビる。

(なんとか・・・なんとか、相手の動きを封じられれば・・・)
マコトは必死に考える。
「おらおら!トレーニングボールを投げまくるぜ!」
「ひやぁぁあああ!!」
巨大ボールを投げまくるマッチョから、逃げる3人。
「もう!絶対ムリよ!」
カエデは諦めるさんだん。
(あのボール、どうにかして・・・)
マコトは何かを考えている。
「もうだめだ~!僕にあのボールを蹴飛ばせる威力があったらなぁ・・・」
「それだぁ!!」
アキトの言葉に、何かを思いつくマコト。
「なんだなんだ?!」
アキトは目を丸くする。

マコトは、くるっ、と方向をかえる。
「危険だ!やめておけ!」
フェマが叫ぶ。
「イチかバチかだろ!」
マコトは大ジャンプ!
「何する気だ?!」
アキトはマコトの意図がつかめない。
「飛んできたボールを・・・」
マコトの狙いは、一点にさだまった!
「サッカー部の意地でけり返してやるんだよ!!」
マコトはそのボールを、マッチョにけり返した。
「いでっ!」
マッチョに効いた!
「今だ!」
マコトはトドメの一発!マッチョにパンチ!

KO~~~!!!

「くそ!三男が~!!」
「あれ三男だったの?!」
「どうやって見分けてるんだ・・・」
マッチョの言葉に、驚き、呆れの3人。
「しょうがないから、勝ったやつは次の階へ進ませましょう。兄さん」
次男が言う。
「そうだな次男・・・。コイツの妖精だけ出すんだ!」
「アイアイサー!」
次男はフェマをつまみ出し、マコトのもとへ。
「さんきゅ、マコト」
「何言ってるんだ。当たり前だろう」
2人は何気なく和解か。
「じゃぁ、階段のところで待ってるから!」
マコトは部屋を出て行った。

「どうしよう・・・マコトみたいに特技があれば・・・」
アキトは考え込む。
「うぅん・・・悩むわ・・・」
カエデも考えている。
「・・・よし!相手は痛がりだ!」
行動に出たのは、アキト!
「確かリュックに・・・」
アキトはリュックをあさる。
「あった!眼鏡コレクション!」
アキトは眼鏡を取り出した。
「このガラスだけとって・・・」
「それ!」
アキトは、ガラスを仕掛けた。

ブチッ!

「いたたたた!イタイイタイ!」
「今だ!科学部の水酸化ナトリウムパンチ!!」
アキトのパンチも効いて・・・

KO~~~!!!

「やりましたで!アキトはん!」
フェロは大喜び。
「くそ・・・次男まで・・・」
長男は、フェロを出した。
「アキトはん!信じてましたで!」
「もちろんだろう!フェロは必ず助けるさ!」
2人もこれまた和解。
「それじゃ、頑張れカエデ!」
アキトは部屋を出て行く。
「ちょっと~~~!!あたしが長男とヤルわけ?!」
カエデはパニック!

(こうなったら・・・恥を覚悟でアレを使うしか・・・)
カエデは決心した!
「すぅ・・・」

・・・息を深く吸い込んだ。
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♯77 問題
2007-03-14 Wed 20:25
さぁさぁやってまいりました!もはや全然ファンタジーではないファンタジー小説、フェアリーファンタジーなぞなぞ大会!代表3人も、観戦してる6人も、読者のみんなもチャレンジ!頑張って~  by 作者

「いきなりなんなんだ・・・」
マコトは呆然としている。
「と、いうか、あの3人組は戦う気があるの?」
カエデが聞く。
「知らないよ」
アキトが答えた。
『はいはい!お静かに!最初の問題発表ですよ!』
シカイロボの声で、会場は静まる。

第1問! 『9人の子供たちを、証をGETした順に並べなさ~い!』

~代表3人 考え中~
「これは初歩的さ」
アキトは得意げ。
「あたしはユウの後よ。アキトがGETしたとき、あたしとユウとアキトで戦ったのを覚えてるわ」
カエデが言う。
「最後はヒカリだよな。その前がオレで・・・」
マコトも考え中。

~観戦組み 考え中~
「オレたちもやってみようぜ!」
リョウタは乗り気だ。
「こんなの忘れたわよ!!」
「記憶力悪くない??」
ハナミの言葉に、ユウがツッコミ。
「あたしが来る前のことなんか分からないわよ」
アミは途中参加のため、自分が参加する前のことなんか知らない。ユウ~リョウタあたりは分からないと思われる。

『考える時間終了~!さぁ、答えをどうぞ!』
シカイロボの合図で、考える時間終了。
「OKOK!答えは、ユウ、カエデ、僕、リョウタ、アミ、ハナミ、シュウ、マコト、ヒカリの順だ!」
アキトが答える。
『ピンポーン!正解です!』
「まず1問ね」
カエデが言う。
『はい。あと40分で書き上げたいので、どんどん行きましょう!』

第2問! 『ハチシモベを、登場した順に並べなさ~い!』

~代表3人 考え中~
「むむっ!難易度が上がった・・・」
アキトは悩んでいる。
「落ち着いて考えましょう」
カエデが言う。
「1人1人確実に思い出していこう」
マコトが言い聞かせる。
「はぁ~忘れてしまいましたわ~」
フェロはすっからかんな様子。

~観戦組み 考え中~
「なにそれ~~!!忘れたわよ~~!!」
ハナミは、きんきん声で叫ぶ。
「うるさいよ・・・」
ユウは小声で言う。
「うぅん~。結構難しくなったな・・・」
リョウタは迷っている様子。
「あたしはものすごい不利な気が・・・」
アミは、薄々そんなことを感じる。

『終了~!さぁ、答えをどうぞ!!』
「うぅ~ん・・・カゲフェア、ピコフェア、デトフェア、ゲスフェア、グルフェア、コビフェア、ミルフェア、プラフェアだ!」
アキトは自信なさ気に答える。
『ブ~~!ミルフェアとプラフェアが逆だったので、罰として、こちょこちょ10秒!』
「え?!そんなの聞いて・・・あはははははは・・・!!」

・・・10秒後

「しぬ・・・かも・・・」
アキトは笑いすぎで体調不良。
「大丈夫か?」
マコトが聞く。
「アキトはん!しっかりしてくだはい!」
フェロは必死だ。
「うん・・・たぶん・・・」
アキトは小声で答えた。
『はいはい!時間が押してるので、どんどんやります!』

第3問! 『ヒカリがケンを結界から出したとき、最後に押したキーは?』

~代表3人 考え中~
「知るか~~~!!!!!!!!!」
3人は抗議。
「そんなの知るか!見てないんだから!!」
「そうよ!ずる!」
「卑怯だぞ!!」
3人とも知らないみたい。

~観戦組み 考え中~
「分かるか~~~!!!!」
みんなして抗議。
「ヒカリ、覚えてない?」
ハナミが聞く。
「えっと・・・確か・・・」
※読者にスペシャルヒント!♯47をチェック!
ヒカリが言いかけたところで・・・

『終了~!さっさと答えをどうぞ!』
「え~っと・・・Ctrl!!」
アキトが答える。
『ブッブー!正解はPet Scm Sys Rq!こちょこちょで~す!』
「またか・・・って・・・あははははは!!!!」

・・・10秒後
「もう・・・ヤダ・・・」
「アキトはん!死なんといてや~!!」
フェロは必死だ。
「もう・・・」
アキトは死んでいるみたいだ・・・
「もう間違えられないわ・・・」
カエデは不安になっているみたいだ。
『はいはい!ドラマが始まっちゃったので、さっさとやります!』

第4問! 『2重属性をもつハチシモベ、1人あげなさ~い!』

~代表3人 考え中~
「これは・・・分かるわ!」
カエデは自信たっぷり。
「お願い・・・僕・・・もうムリ・・・」
アキトは死んでいる。

~観戦組み 考え中~
「誰だっけ?忘れちゃった・・・」
ユウは考える。
「なんか、作者のたくらみにはまってる気が・・・」
リョウタはさりげなく言う。
「クイズ感覚で、フェアファンを見てもらおうとしてるのよ」
アミが言った。

『終了~!答えをさっさと言いなさい!』
「OK!答えは・・・デトフェアよ!」
『ピンポーン!正解です!』
「やったねカエデ!デトフェアとは、戦って苦戦したもんね!」
フェミが喜ぶ。
『さぁさぁラストです!』

第5問 『次のセリフの●●に入る言葉を答えなさい』

「あ、どーも。フェナっす。どーぞよろしく。特技は●●●●でっす」

~代表3人 考え中~
「フェナの特技?なんだろう・・・」
アキトか考え込む。
「わかんねぇな・・・」
フェマも知らないらしい。

~観戦組み 考え中~
「あれ~?僕、なんていったんだっけ??」
「自分で言っておいて忘れるな~~~~!!!!!!!!」
フェナのボケにみんながツッコむ。
「シュウ、なんていったか、覚えてないか?」
リョウタが聞く。
「あぁ、確か・・・」
※読者のためにヒント!♯48を見よう!
シュウが言いかけたところで・・・

『終了~!答えをどうぞ!』
「分からないわよ!」
「これで答えなきゃアウトだ!」
「どうすればいいんだ?!」
3人は焦っている。
『早く答えを!』
「~~~えぇい!!!答えは・・・」

答えは?!
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♯76 試練
2007-03-13 Tue 21:31
「あ~あ~みなさん!これから、奥大辞家伝統の歌を披露します!」
アキトは、すっかり芸人気分だ。
「この歌は、家族みんなで歌い、97点をおさめた歌です。どうぞお聞きください!!」
「アキトは~ん!頑張ってくだは~い!」
自信満々のアキトに、フェロは必死の応援。

男狩り

「・・・」
曲名が出た途端、みんながしーんとする。

凌駕する オレの腕がなる
お前等を離し 旅をするとき
自分と言う男を 狩るときが来た
待っていろ 必ず男前になり
お前等と川を 上ってやるさ
そうさ 男は 無限大だと 信じていろ~ ・・・

(演歌?!?!)
みんなは呆然としていた。
「渋い・・・歌詞もメロディーも・・・」
マコトは思わず口にする。

・・・5分後

「終わった!さぁ、得点は?!」
アキトは得点のほうを見る。

68点

「・・・奥大辞家・・・敗れたり・・・」
「アキト~~!!」
アキトは、ショックのあまり、失神してしまった。

「・・・で、どーするんだ?」
マコトが話を切り出す。
「あと歌ってないのは~」
「・・・な、なんだよ!オレは歌わないぞ!」
みんなでマコトのほうを見る。
「ずるいぞ!みんな歌ってるのに!」
「そうですわ!わてらなんか、恥ずかしくても歌ったんですわ!なぁ、フェマはん」
「そうだぞマコト。男の名がすたるだろ」
みんなしてマコトを批判。
「~~~・・・分かったよ!やればいいんだろ?!」
マコトはついに歌う決心をとげた!

「適当に番号入れて、とっとと終わりにしてやる!」
マコトは、なんと曲一覧をみないで、適当に番号を入れる。
「お、はじまった!」
アキトが言う。

トーストマンマーチ♪

「・・・」
みんなは唖然とする。
「な・・・なんだこれ?!幼児向けのアニメの曲じゃないか!」
マコトはすっかり焦る。

さぁさぁ!トースト食べたら大声で呼ぼうよ
トーストマーン!!
大きな声出して かばんをしょって 歩こうよ
重たい荷物も 皆で持てば 軽くなる (そうだね!)
ほら 愛と勇気と胸に 振り向かないで走ろう
夢 それがあれば大丈夫 そのままでいいんだ
もしもだめなら その時は みんなで呼ぼうよ
トーストマーン!! ・・・・・・・・・

「・・・」
マコトは歌う気も無くしている。
「マコト、もういいじゃん!歌っちゃえよ!」
アキトが言う。
「ぜぇぇぇったいにムリだ!こんな歌!」
「ちゃんと曲一覧みればよかったんに、適当に押すからですわ」
フェロが呆れたように言う。
「モニターで映ってるんだろう?!一生の恥だ、こんなの!」
・・・言い合っているうちに、曲は終わった。

50点

「・・・点数とれてる・・・歌ってないのに・・・」
みんな、唖然としている。
「・・・・・・分かったかもしれないぞ・・・」
アキトが言う。
「え?!」
みんながアキトを見る。
「マコト、もう1回、トーストマンマーチ出してくれ!」
「オレは歌わないぞ?!」
「僕と2人で歌おう!」
「なんでだよ?!」
マコトとアキトの言い合い。
「つまり、カラオケってのは、こーゆー原理だと思うんだ!」
アキトが説明をはじめる。
「みんな、カラオケ行ったとき、1人で歌ったらダメな歌が複数で歌ったら点が上がった・・・ってことないか?ちなみに作者はあるみたいだ。つまり、自分1人で歌うと、ズレる音程で点が下がるけど、複数いれば、それがカバーできる。それに歌詞とか間違えても、他の人の大声でカバーが可能だしね。僕がさっきの演歌で68点だったのは、家族みんなで歌ってないからなんだ。・・・つまり、複数でトーストマンマーチを歌えば、点がとれるという・・・」
アキトは長々と説明。
「アキトはんの言うとおりにするしかあらへん!」
フェロが言う。
「と、言うわけでマコト、2人でトーストマンマーチ・・・」
「他の曲にしてくれないか!!」
「じゃぁ演歌」
「それもムリ」
「じゃぁトーストマン」
「・・・」
結局男2人で、オタクならぬ、トーストマンマーチを歌うことに。

さぁさぁ!トースト食べたら大声で呼ぼうよ
トーストマーン!!
大きな声出して かばんをしょって 歩こうよ
重たい荷物も 皆で持てば 軽くなる (そうだね!)
ほら 愛と勇気と胸に 振り向かないで走ろう
夢 それがあれば大丈夫 そのままでいいんだ
もしもだめなら その時は みんなで呼ぼうよ
トーストマーン!! ・・・・・・・・・

・・・アキトはノリノリ、マコトはいやいや。

・・・曲終了

「・・・アキト、お前、恥ずかしくなかったか?」
「別に。マコト、ほとんど歌ってなかっただろう」
「だって・・・あんな曲・・・」
「得点発表でっせ!」
2人の言い合いをフェロが止める。

ジャカジャカジャカジャカ・・・

96点!!!

「・・・嘘だろ・・・」
みんな信じられない。
「あ、カエルが消えたわ!」
カエデが言う。
「よし、これで入れるぞ!」
みんなは、敵の城へと侵入!

・・・城内

『おほほほほ!おめでとう!』
「でた!オバハンシラガーズ!」
城内放送の声に、反論するアキト。
『だから違う!いい?!1、2階にある試練をのりこえ、3階まできてみなさい!!まぁ、頑張るのね!』
・・・それだけ言うと、声は途絶えた。
「まず、最初の試練はなんなんだ?」
マコトは辺りを見回す。

パッパパパーン!

「なんだなんだ?!」
突然のBGMに、驚くアキト。
『こんにちは!司会進行のシカイロボです。これから、フェアファンを振り返るなぞなぞをお送りします。5問中3問正解で、先へ進めます』
「いきなりなんなんだ・・・」
『はいはい!席について~!』
ロボの司会で、なぞなぞ開始!

『では、最初の問題は・・・』

果たして問題は?!
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♯75 歌
2007-03-12 Mon 22:11
・・・気がつけば、元の世界にいた。
「あれ?ここって・・・」
「戻ってきたのよ。ヘンなサーカス団のドームに」
ユウの言葉に、アミが言葉を返す。
「やったな!ユウ、アミ!」
振り向くと、リョウタが走ってきた。
「本当、無事でよかった・・・」
カエデも安心した様子。
「一時はどうなるかと思ったよ。見ていてハラハラしたよ」
アキトは興奮が冷めない。
「ユウ!!」
「お兄ちゃん!」
ユウは、マコトのもとへ走っていく。
「僕、やったよ、お兄ちゃん」
「ユウ・・・」
異母兄弟とはいえ、2人の絆は確かなものだ。
「・・・そうだ、ユウ。お前、好きな子ができたのか?」
マコトは思いだすようにして聞く。
「え・・・あ~・・・うん!」
ユウは戸惑ったが・・・最後には開き直って言った。
「本当だったのか?!ヘンな子じゃないよな?将来キャバクラに行きそうなヤバンな子じゃないよな?!デリカシーとマナーのある子なんだよな?!」
マコトはユウの肩を何回もゆすりながら言った。
「はらほろひれはれ~・・・」
ユウは完全に目が回った様子。
「あはははは・・・」
みんなはその様子を見て笑っていた。

「キ~~!!あのクソピエロ!!なんでやられたのよ!デブ!説明しなさいよ!!」
「デブじゃなくて、資材運びだよ~。やられた理由なんて知らないよ~」
団長の八つ当たりに、言葉を返す資材運び。
『おとなしくする!第二回戦をはじめます!』
審判メカの声で、みんなが静かになる。
『第二ラウンド、ザ・フェア・サーカスは、マラカスシスターズの3人!子供達は、過保護と音痴とメガネ!』
次の対戦が発表。
「あれ?2人VS2人じゃないの?」
『うるさい!人数的にあわないから、1ペアだけ3人なの!』
ユウの言葉を、すばやくさえぎる審判。
「メガネって、僕のことだよね」
アキトが言う。
「過保護って・・・オレ・・・だよな」
マコトはうっすら感づく。
「ちょっとちょっと!!音痴って、どっから情報が入ったのよ!!」
カエデはかんかんだ。
『細かいことは気にしない!それでは・・・テレポート!』
審判の声で、3人は消えていった・・・。


「・・・いったぁ~・・・」
「とばし方ヘタだよな~」
「ここどこだ?」
マコトは辺りを見回す。
「あの、ヘンな女の3人組はどこいったんだろう?」
アキトも立ち上がる。
「あ、あそこ!」
カエデが何かに気づき、指をさす。
「おもちゃの城・・・?みたいなヤツだね」
アキトが言う。
「いくか?」
「うん」
マコトの質問に、カエデが答えた。
「あ、待ってくれよ~!」
アキトも慌てて追いかける。

「カエデ~疲れたよ~」
フェミは相変わらずの甘えん坊だ。
「え~、フェミってば、あなた飛んでるのに・・・」
「もう・・・ダメ・・・だ~・・・」
アキトはかなりへとへと。
「・・・どうする?マコト」
カエデはマコトに聞く。
「そうだな・・・」
マコトは腕組み。
「そうだ、マコト。フェマの進化で、みんなをのっけて飛んでいけないのか??」
アキトが聞く。
「・・・バカだな。そんなことしたら、敵に見つかってすぐバトルになるじゃないか!」
マコトは呆れたように言葉を返す。
「敵は強かったさかい。ユウはんとアミはんのを見ると、ヤツらは相当の強さでっせ!」
フェロが続けた。
「じゃぁ、フェアッチプログラムをとるまで、戦うのは危険ね・・・」
カエデが言った。
「少し休もう。そのほうがいいだろう」
フェマが言う。
「そうだな・・・」
マコトも同意した。

「・・・あ~、足が軽くなったよ!さぁ!行こうじゃないか!!」
アキトはすっかり上機嫌で先頭をきる。
「アキトはん・・・」
フェロは呆れ顔。
「最年長とは思えないな・・・」
フェマもため息。
「まぁ、いいじゃない」
カエデが言葉を流す。

「あ~ついたついた!」
アキトは満足そうに言う。
「で・・・こん中に入るには・・・」
マコトは上を見上げる。
「でっかい・・・ガマガエルね・・・」
カエデも上を見る。

城の門の前に、でっかいガマガエルがいたのだ。

「どいてもらわへんと、先へ進めませんわ」
フェロは困った顔をする。
「大丈夫!こーゆーのには、こちょこちょが効果的だと、アキト的サイエンスは言っている!」
つまらない冗談を言って、アキトはガマガエルに近づくが・・・
「し~~~び~~~れ~~~る~~~!!」
カエルに触れたとたん、アキトは全身麻痺?!

『おーっほっほほ!そう簡単に入れるわけないでしょ!』
「誰だ?!」
どこからか聞こえる声に、マコトが聞く。
『私は、シスターズの長女!』
『次女でぇす☆』
『三女です。よろしくお願いします』
「あ~!オバハンシラガーズ!」
3人の言葉に、アキトが返す。
『マラカスシスターズだっつうの!』
『間違えすぎよ!』
『ひどいですわ』
3人は激怒。
「どうやったら入れるんだ?!」
マコトが聞く。
『そこにある、カラオケマシーンをお使いになって、95点とれればいいのです』
三女が答える。
『まぁ、せいぜいガンバ♪』
次女の言葉で、3人との言葉は途絶えた。

「くそ・・・95点なんて・・・」
マコトはかなり悩んでいる。
「歌えばいいんでしょ?!いいわよ!やってやるわ!」
「え?!」
カエデの言葉に、アキトは驚く。
「曲はこれで・・・」
カエデは、さっさと設定する。
「アキト・・・死ぬのを覚悟しておけ・・・」
マコトが言う。
「え?!そんなに音痴なの?!」
「そうだよ。史上最悪の音痴。耳をふさがないと、命に危険が・・・」
マコトはものすごく真剣な顔で言う。
「はじまりまっせ!」
フェロが言う。
「耳をふさげ~~!!!」
みんなして耳をふさぐ。
「○×+●▽%□@*▲#・・・」
カエデの歌は・・・ひどい。言葉では書けないほどにひどいので、マークで省略とさせていただきます。
「うわ~~!もうだめだ~!」
「こらえろ!こらえるんだアキト!」
マコトとアキトは、微妙に和解し合っている。

・・・5分後

「終わったわ!」
カエデはすっきりした様子。
「フェロ・・・もう・・・僕・・・」
「アキトはん!死んじゃあかへん!」
「くそ・・・たった1人の音痴さのせいで・・・」
「アキト、大丈夫か?」
男4人組は、ほぼ瀕死。
「得点は?!」
カエデはマシーンを見る。

エラー

「・・・」
得点表示以前に、マシーン崩壊の危機だったらしい。
「じゃぁ、次は、妖精3人組が歌います~!」
フェミが言う。
「わてらも、やるんっすか?!」
「あったりまえ!ほら、フェマも!」
フェミのもちかけで、妖精3人のカラオケ。

まじかる☆プリンセス!いっちゃうぜー!

「・・・」
曲名のおかしさに、人間3人は沈黙。


朝起きて、遅刻ギリギリの初恋列車
恋の魔法におとしてあげる☆ターゲットは・・・

「・・・」
歌詞までおかしいので、3人は笑いをこらえるのに必死だ。

・・・5分後

「ありがと~!」
フェミの言葉で終了。
「ク・・・ククク・・・ププ・・・」
3人は、まだ笑いが止まらない。
「得点は?!」
フェマが見る。

35点

「・・・」
「あと60点足りヘん」
妖精はがっくり。

「さぁ、次は・・・」
「僕が歌うよ!奥大辞家伝統の歌を披露するよ!」
「アキトはーん!お願いしまっせ~!」


・・・果たして、奥大辞家伝統の歌とは?!
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♯74 幻
2007-03-10 Sat 20:48
「・・・」
さっきからピクりとも動かないアミを、黙って見つめるユウ。
自分を守ろうと、身を投げ出した。・・・・・・しかも、お礼を言って去っていった。
「・・・アミ・・・」
フェスがアミに声をかける。

泣いていたって・・・何も変わらないのは分かってる。
でも、でも今は・・・悲しみしか考えられない。

「アミさん・・・」
ユウはアミを見つめる。
「・・・泣いちゃっていいよ!気が済むまで!」
何を言うのかと思ったら、ユウはとんでもないことを・・・?
「ユウ!何言ってるの?!」
フェムはユウの気が分からない。
「だってさ、悲しいときには泣かないとでしょ?泣かないと状況は変わらないけど、悲しいのは止められないもん」
ユウはぶっきらぼうに言う。
「泣いてパワーを溜めて、それを倍返ししてやるんだ!」
「ユウ・・・」
「女の人の涙は怖いよ。泣いた後が無限大だもん」
フェムの言葉をさえぎるように、話を続けるユウ。
「だから、アミさんが立ち直るまで、僕が時間を稼がなきゃ。頑張ろう!フェム」
「・・・うん!ユウと一緒に、頑張る!」
2人は強敵、ピエロ兄弟に立ち向かう。
「何度きてもムダなの。勝てないの」
「そうなの。僕ら兄弟は無敵なの」
ピエロは超余裕。
「行くよフェム!」
ユウはフェムに飛び乗る。
「ピエロ爆弾なの!」
「フェム!頑張って!」
・・・激しい死闘が続いた。
「しぶといヤツなの!」
「ここで負けられないんだ!」
攻撃の相打ちが続く中・・・アミは・・・?

「・・・」
アミは黙ったままだ。
「アミ・・・ユウが、ユウが必死になってくれてる」
フェスは上空で戦うユウを見る。
「頼りない、天然なヤツだと思ってたが、ちゃんとアミを守ろうとしてくれている。アミだって、泣いている場合じゃないことは分かっているはずだ」
フェスはアミを見て言った。
「・・・ユウ・・・」
アミは小声でささやく。


「うわぁぁぁぁぁああああ!!!」
敵の攻撃の衝撃で、ユウはフェスから落ちてしまった。
「ユウ!」
さっきまで泣いていたアミが、猛ダッシュで走り出した!
「うわぁぁあああ!!」
「ユウゥゥウウ!!」
アミは叫びながら・・・大ジャンプでユウをキャッチ。そのまま倒れた。
「・・・いっ・・・たぁ・・・」
「アミさん!」
ユウは心配そうにアミを見る。
「大丈夫?!」
「うん。こんなぐらいで倒れないわよ」
「よかったぁ・・・」
ユウはほっとした様子。
「アミ!」
フェスが駆けてくる。
「・・・ユウをあれだけ説教したんだもの。あたしがめげてちゃ、ダメね」
アミは不器用そうな笑顔で言う。
「頑張ろうね!」
ユウは、はにかんだ笑顔で言った。

「ユウ~、こんなムードのときに悪いんだけど・・・もうムリだよ~・・・」
フェムが弱弱しく近寄ってくる。
「ハード体2体を相手に、スーパー体1人だったもんな・・・」
フェスは舌打ちを打って言った。
「ほらほらなの。やっぱり勝ち目はないの」
「そうそうなの。諦めるなの」
ピエロ兄弟は、余裕の顔を見せる。
「くそ・・・アキトがいれば、ウルトラ体になれるんだが・・・」
「2人だからね・・・」
フェスとフェムは、諦めの表情。
「~~・・・もう・・・ここで負けたくないの~~!!!!!」
アミは、ピエロに向かって走り出した!
「アミ!」
フェスが止めるが・・・それでも走っていく。
「自ら、死にやってきたなの?まぁいいなの。それなら・・・」

バコッ!!

ピエロが言ったのもつかの間、アミはピエロを殴っていた!
「な・・・なにするなの!」
「フェアリーモンスター同士で戦ってダメなら、素手で戦うだけ!」
アミはピエロを殴るわ蹴るわ投げ飛ばすわ・・・
「・・・やっぱり・・・涙の後の女の人は怖いね・・・」
ユウは唖然。
「よくも・・・よくもやったなの!こうなったら・・・」
ピエロはスイッチを押す。

ガガガガガ・・・

「何っ?!」
フェムは驚きを見せる。
「これぞ、兄弟合体なの!」

出てきたのは・・・巨大な玉。

「軽い空気の玉に、僕らピエロが乗るの。はい。巨大合体なの!」
あまりに不釣合いなピエロと玉の大きさに唖然の2人。
「いくなの!これでつぶしてやるなの~!」
ピエロの反撃!
「また逃げるの~~?!」
ユウは嫌そうな声で言う。
「このままじゃ、やられちゃうよ!」
フェムが言う。
「でも、どうするの?!あんなデカイ玉にのってるんじゃ、素手で攻撃もできないわよ!」
アミは焦りを見せる。
「どうすれば・・・」
フェスも考えが浮かばない。

「うわっ!!」
ユウが転んでしまった!」
「ユウ!」
アミが近寄る。
「チャンスなの!踏み潰してやるの!」
ピエロの接近。・・・もうダメだと諦めたとき・・・

ビュォォォォォォォオオオオオ!!・・・

突然、大きな風が吹いた!普通では考えられないほどの、幻の風!
「うわうわうわなの!」
ピエロ転落!そのはずみで、持っていたフェアッチプログラムを落とした。
「!・・・今のうちよ!」
アミはそれに気づき、ダッシュで走る。
「やったわ!ゲットよ!」
「しまったなの!」
ピエロは焦る。
「ユウ!」
アミは、ユウにフェアッチプログラムを投げる。
「ありがとう!」
ユウはそれをキャッチする。
「反撃だよ!」
ユウは立ち上がって言う。

フェアッチとフェアッチプログラムの連動。そして・・・

「ハ・・・ハード体になるよ!!」
フェムとフェスは、ハード体となった!
見かけに強化が加えられ、いちだんと強そうに見える。
「く・・・くそ~なの!でも・・・負けないの!」
兄弟ピエロの攻撃!
「こっちもだ!」
2人の攻撃!

ドッカァァアアン!

相打ち。激しい爆発音。

バンッ!
ドカンッ!!

その後も相打ちが続く。
「これではキリがない。まず、どっちか1人を倒すぞ!」
「うん!」
フェスの言葉に、フェムが頷く。
「やっちゃうなの!」
ピエロは攻撃態勢。
「まずはそっちのヤツ!」
フェスが猛突進。
「上空からも攻撃~!」
「な、集中攻撃なんてずるいの~!」

うわぁぁあああ!!

「やったぁ!1人倒したよ!」
ユウは有頂天。
「あと1人いるわ。油断大敵よ」
アミは冷静に言う。
「・・・悔しいなの!弟をよくも・・・許せないの!最大パワーピエロ爆弾!!」
「最大パワーで攻撃だ!」
「うんっ!!」
フェム、フェス、ピエロ・・・みんなで最大パワー攻撃!!

ドッカァァァァァアアアアアン!!!

・・・煙に包まれる。

「そ・・・んな・・・なの・・・まさか、まさかぁぁあああ!!」
ピエロは消えて、天に昇った。
「や・・・やったぁあ!」
ユウはバンザイをする。
「やったよユウ!」
「うん!」
「アミ、倒したぞ」
「ええ」
パワーを使い、もとに戻ったフェムとフェスは、2人のもとへ。
「・・・そうそう。あの風があったから、一気に形勢逆転したんだよね!幻かと思うほどに、よくできた話だったよね!」
ユウが言う。
「そうね・・・あら?何かおちてるけど・・・」
アミはそれに近寄る。

「羽だ・・・3枚あるよ」
ユウがそれを手にもつ。
「虹色だぁ!キレイだね!」
フェムが言う。
「ねぇ・・・もしかして、これ・・・」
アミは何かを感づく。
「あの、迷信の、幻の鳥の羽なんじゃないの?」
アミが言った。
「あ・・・そうだよ!きっと・・・きっと!!」
ユウは笑顔を見せる。
「あの話、本当だったんだな。迷信じゃなくて」
フェスは驚いている。
「3枚あるよ。どうしよう」
フェムが言う。
「・・・1枚・・・あの、ネズミにあげていいかしら?」
アミが聞く。
「・・・そうだね。天国で、仲間と幸せになってもらえるように・・・」
ユウは、1枚の羽を、風にのせた。・・・羽は、ひらひらと飛んでいった。

「それじゃぁ、この1枚は僕ので、もう1枚は、はい!」
ユウは、アミに羽を渡す。
「・・・あ、ありがとう」
アミはそれを受け取る。
「僕ね、これ渡す人、決めたんだ!」
「え、そうなの?」
「うん。カエデさんと一緒で、デビフェアに勝ったら渡すんだ!」
「戦いの最中、よく考えられたわね」
「ううん。考えなくても分かった。僕に必要なのは、この人だ、って」
ユウは笑って見せた。

「なんだ?!体が・・・」
フェスが驚くように言う。
「もとの世界に帰るんだ!」
フェムが答えるように言った。


幻・・・それは遥か彼方のもの。
でもそれが、目の前で起こったとき、心のどこかの気持ちが・・・動き出す。


・・・風にのせた、3枚目の虹色の羽は・・・幻の風にのって、空高く舞い上がった。
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テスト終了!
2007-03-09 Fri 22:25
先日行われたテスト、やっと終わりましたよ。
こうして小説更新も再会w
自信はもちろんない。テスト数日前、余裕でフェアファン書きましたから((汗

それはいいとして、最近気づいたこと。

『フェアファンが恋愛ムードをアップしたとたん、訪問者が増えた』

・・・一体どういうこと?
逆に、戦い一色の時は、訪問者減ります・・・((泣

メールで感想がくると、ものすごく嬉しくなり、その日の嫌なこともぶっとぶ作者です。

フェアファン初期のものを見ると・・・書き方に未熟さが見られる・・・((いや、今も未熟。
ネタに困ると、おしゃべりorドジキャラに喋らせているのがバレバレ・・・。

最近フェアファンで困っているのが、サブタイトル。
もう73話まで書いちゃったので、使おうと思ったタイトルが前の話で使ってあったりするんですよ。あ~困った。

それはそれで、フェアファンも、なんだかんだでラストに近づいてます。
目指せ100話フニッシュ!ですが、たぶんムリそう・・・((ネタ切れの恐れ。
85~90話前後が、このままいけば最終回になるのかな?

ハッキリいいますと、もうラストの設定は立っております。
ただ、その展開に話をもってこられるかどうか・・・((汗
今までのフェアファン、その場で思いついて、アドで書いたってことがしばしば・・・
学校で必死にねったプロットすっぽかして((汗
例えば、ユウがお兄ちゃん!とかいって走っていく話。(♯53)
これは、完璧にアド・・・。
始めはこんな設定なかったです。ただ、書いてる途中にとっさに思いついて書いただけ・・・。そのため、設定があやふやで、伝わりにくかったかも・・・

このほかにも、アドストーリーはわんさかです。

話がだいぶそれた・・・。

それでは、最終話まで、何卒お願いします。
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♯73 犠牲
2007-03-09 Fri 21:52
「ユウ!」
「アミっ!!」
観戦組みは大ピンチの2人を見ていられない。
「いやっ!もう・・・」
ハナミは顔を隠す。
「マジかよ・・・」
リョウタは舌打ちした。

「・・・アミ!大丈夫か?!」
フェスが言う。
「う・・・うん・・・」
アミは必死に答える。・・・アミは城の壁に捕まり、ユウの手を掴みながら耐えているという、ヤバイ体勢になっていたのだ!ねずみは、バックの中にとっさに入ったが・・・
「あはぁ~ん!ごめんなさぁ~い!!」
ユウは突然泣き出した!
「ユウ、どうしたの?」
フェムが心配そうに聞く。
「だって・・・僕があの時、道を間違えなければ・・・ちゃんと考えていれば、こんなことにっ・・・」
ユウは途切れ途切れに話す。
「ユウ、それは・・・」
「この手を離して!・・・僕は足手まといなんだ!」
ユウは泣きながら叫ぶ。
「アミさんだけでも生き残ればいいんだ!僕はいないほうがいいんだよ!」
ユウは完全に自己嫌悪。
「ユウ・・・」
フェムは心配そうに見る。
「なんか、空をとべるような進化できないのか?」
フェスが聞く。
「とべるんだけど、僕、水が苦手で・・・これだけ洪水のために雨が降ってたら・・・ムリなんだよ・・・」
フェムは上を見て言う。
「・・・僕は所詮なにもできないんだ・・・!僕のせいで、まきぞいが出るのはイヤなんだ!」
ユウの涙の主張。
「・・・・・・うるさい!!弱音をちんたら吐かないでよ!」
アミは慰めるのかと思ったら、説教だった!
「誰があんたのせいだって言ったのよ!あんたのせいだって思ったら、とっくにこんな手、離してるわよ!」
「・・・・・・」
強い言葉に、ユウは唖然。
「泣いたところで状況が変わってたらとっくに泣いてるっつーの!今ここで手を離したら、あたしはマコトにボッコボコにされるじゃない!幻の羽を見つけるんだ、とか言って強がってたあんたはどこ行ったの?!あたしは性格悪だから説教しかできないけどね!」
アミは言いたいことだけ言うと、城を登り始める。
「・・・」
ユウは何も言わない。
「アミ、ちょっとキツかったんじゃないか?」
フェスが小声で言う。
「うるさいわね。あたしは性格悪なのよ」
アミは早口で答える。
「・・・・・・僕、自分で登るよ」
ユウはしばらく黙ってから言った。
「・・・分かった」
アミはユウの手をそっと離す。
「よいしょ・・・」
ユウは自力で登っていく。

カラカラ・・・

土でできた城は・・・時々崩れていく。
「もう少しよ」
アミはユウに言った。
「うん。頑張るよ」
ユウは頷いた。

「よいしょっ・・・着いた!」
2人は頂上に着くなり、へろへろと座り込む。
「よくきたの。ずいぶんな根性なの。だけどムダなの。お前達はだいぶ体力を使ったの」
「そうなの。だから、今戦っても、結果は見えているの。諦めるの」
兄弟ピエロは笑いながら言った。
「ここまで来て諦めるわけないでしょ?!」
アミは立ち上がる。
「そうだよ。ここで負けられないよ!」
ユウも強気を取り戻す。

「そうかいそうかい。ずいぶん強気なの。でも、僕たちも負けないの。これは殺したほうが勝ちなの。遠慮なくいくなの」
そう言って、ピエロ兄弟が取り出したのは・・・バズーカ!
「え、そんなの使っちゃうの?!」
フェムは焦る。
「あったりまえなの!いくなの!」
総攻撃!
「もう走るのはイヤ~~~!!!!」
2人は叫びながらも走る。

ダダダダダダダダ・・・!!

敵はバズーカ連射!

「いくなの~弟!」
「分かってるなの~兄さん!」
2人して和解?

ダダダダ・・・ッ・・・

弾が止まった。
「しまったなの!弾切れなの!」
「こっちもなの!」
なんと2人して弾切れ!
「どーなってんのよ、この兄弟・・・」
アミは呆れ顔。
「今のうちに、進化してやっつけちゃおうよ!」
ユウが言う。
「そうね」
アミは頷く。

「やいやい!弾切れしたところで、進化なんかしちゃって!でも安心なの。僕らはハード体なの」
ピエロは余裕そうだ。
「うら~~!!」
2人して攻撃するが・・・
「ピエロ爆弾なの!」

ボッカ~ァァアアン!!

「見かけ弱そうなのに強いよ!」
フェムは驚いたように言う。
「ハード体だからな・・・」
フェスが付け足す。
「おやおや。ここで終わりかなの?」
「そうみたいなの。では、さっさと倒すなの」
ピエロ兄弟は最後の一撃のさんだん。
「この短刀、当たれば一発で死ぬの。これをぶっ刺すなの」
「そうなの。兄さん、やっちゃうなの」
「分かってるなの。まずは誰からにしようかな・・・」
ピエロはユウとアミを交互に見る。

「ここで・・・負けちゃうのかな・・・?」
ユウは弱音を吐く。
「何バカなこと言ってるのよ。ここで負けるわけにはいかないわ!」
アミは強気に言う。
「じゃぁ、まずは強気のお前からいくの!」
ピエロはアミを指さした!
「狙いはさだめたの!いくなの!」
短刀が投げられた!

「アミ!」
「アミさんっ!」
みんながアミの名前を呼ぶ。


・・・ここで死んじゃうの?!・・・

アミに諦めが出たとき・・・

「そうはさせないチュ!」


・・・グサッ・・・

パタッ・・・

・・・・・・・・・一瞬の出来事だった。

「・・・ちょっと・・・大丈夫?!」
アミはネズミに言う。
「大丈夫チュ。僕の村を守ろうとしてくれて、嬉しかったチュ。僕は仲間に会ってくるチュ・・・」
「ちょっと、縁起でもないこと言わないでよ。死なないでよ・・・目を閉じないでよ・・・」
「お願いチュ。ヤツらを必ず倒して欲しいチュ。この村が明るくなるのを、空から見守るチュ。名前も知らないけれど、ありがとうチュ・・・さようならチュ・・・」
ネズミはそう言って・・・息を引き取った。
話が終わる頃には、アミの目は涙でいっぱいだった。
・・・ネズミは天に昇り・・・アミの腕の中から消えた。


「嘘・・・そんな、そんなのって・・・」
アミは跪く。

なんで・・・?なんで犠牲者が・・・


いやぁぁぁぁあああああ!!!!!
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♯72 走る
2007-03-06 Tue 20:22
「うわっ!」
「きゃっ!」
べたーん!と倒れこむ、ユウとアミ。
「もう!テレポートへたくそ!」
2人は怒りモードから覚めなかった。
「あの、ヘンなピエロを倒すんでしょう?さっさと行かないと」
アミは冷静さを取り戻したのか?
「うわ~なにこれ~」
ユウは看板に目をむける。
「・・・」
アミは黙ってそれを見る。

『この世界のどこかに飛んでいる、幻の鳥の羽を見つけ、それを異性に渡すと結ばれる』

「・・・だって!すごいね~!幻だって!」
ユウはすっかり興奮。
「ちょっと、あたしたち、この世界に観光にきてるんじゃないのよ。とっととピエロ倒して、さっさと帰るんじゃないの?」
アミは呆れ顔。
「あれ?こういうの興味ないの?」
「迷信でしょ」
「信じて損はないと思うけど・・・」
「嘘だったとき悲しいじゃない」
プラス思考のユウと、マイナス思考のアミ。
「この話を信じて、羽を見つけて渡せば、両思いでしょ?うまくいけば、アミさんの片思いも実を結んで・・・」
「ちょっと!!この言動すべてモニターで見られてるんだから、軽々しく言わないでよ!!」
「なんで?いいじゃない。このさいみんなにも協力・・・」
「だから!もういいっての!ほとんどふられたようなもんなんだから!キッパリけじめつけたばっかじゃない!今朝!」
・・・そんな言い合いを10分ほど続けた。

「なぁ、そろそろ行かないか?」
フェスが言う。
「そうだね。時間もないし・・・」
フェムも同意。
「そうそう。ついでに幻の羽も探してみようよ!」
ユウの提案。
「まだ迷信信じてるの?」
アミは呆れ顔。
「なんか欲しくなっちゃったよ。僕、そういうの信じる方だから」
ユウはにっこり。
「何?ユウって、好きな人いるの?」
アミはさりげなく聞く。
「う~ん。よく分かんない。でも、いつかは必ずできると思うんだ。そのときに、自信にしたいよね」
やけに強く聞こえるユウの言葉。

助けて~~~!!!!!!

・・・誰かの声。

「誰?!」
2人は辺りを見回す。
「助けてチュ!ヘンなピエロがやってきて、僕たちの村を破壊してるチュ!」
・・・一匹のネズミが助けを求めに来る。
「ピエロ?!兄弟のか?」
フェスが聞く。
「2人いたチュ!なんとかしてほしいチュ!」
ネズミは、とりあえず助けがほしいらしい。
「その場所ってどこ?」
ユウが聞く。
「こっちチュ!」
ネズミは指をさす。
「分かった。行くしかないわね」
アミはネズミを抱き上げ、走り出した。
「あ、僕も!」
ユウもあとに続く。


・・・ネズミの村

「・・・みんな、いなくなっちゃったチュ・・・」
ネズミはがっくり。
「何?あれ」
ユウは指をさす。
「あれチュか?あれは、ネズミ村の城チュ。たぶんあそこに、ヘンなピエロがいるチュ」
ネズミは答える。
「・・・行くしかないようだな」
フェスは覚悟を決める。
「そうだね」
フェムも続ける。
「入る・・・んだよね」
ユウは少々弱気。
「こっちの世界に来る前に、あんだけ強気だったじゃない」
アミは軽く肩をたたく。
「・・・そうだね!」
ユウも自信を取り戻す。


「し・・・失礼しま~す・・・」
ユウは敬語で入っていく。

バンッ!

「ドアが勝手に閉まったチュ!」
「よくあるパターンだな・・・」
フェスは状況をさとる。

「よくきたの!今日からここは、ピエロ兄弟のアジトなの!」
・・・どこからかする声。
「ちょっと!おとなしく姿を現してよ!」
ユウが言う。
「面と戦いたかったら、頂上までくるの。あ、そうそう、今から10秒後に、でっかい岩が転がって襲ってくるの。それから逃げられないと、一発で死ぬの。それから、外にでても無駄なの。今から大洪水起こすの。まぁ、がんばるの」
ピエロはそれだけ言うと、声をなくした。
「あと10秒で岩が転がってくるチュ!早く逃げるチュ!」
ネズミは焦っている。
「平気だよ。進化すれば、楽に進めるし・・・」
ユウは余裕そうだ。
「ダメチュ!この城は土でできてるから、重いのがのっかったら、一発で崩れるチュ。敵はそれを利用して、大きい岩を転がして、後戻りできないようにする気チュ!」
ネズミの言葉に・・・
「え~~?!?!?」
2人は叫ぶ。
「走るしかないわ!行くわよ!」
「え?!・・・あ、待って~!」
2人は階段をダッシュでのぼり始める。

ゴロゴロゴロ・・・

「うわ!岩がきちゃったよ!」
ユウは焦りをみせる。
「ダッシュあるのみ!」
アミはひたすら走る。

・・・そのころ、観戦組みはというと・・・

「いや~、あたしじゃなくてよかった・・・あーゆーのダメなの!」
ハナミは安心?
「僕もだよ。体力系はムリだ」
アキトも同感。
「それにしても、アイツに好きなやつがいたなんて、以外だな」
リョウタが言う。
「カエデ!アミは諦めたみたいじゃない!よかったじゃない。これで・・・」
ハナミはカエデに耳打ち。
「あたし・・・シュウは諦めた。・・・リョウタがスキだって気づいたのよ」
小声で言うカエデ。
「嘘っ?!」
ハナミは思わず大声を上げる。
「しーっ!」
カエデはあわてて言う。
「ハラハラだな。この先どうなるか・・・」
マコトは心配でたまらない様子。
「大丈夫だって!過保護になんなくても、いざというときはやりそうなヤツらじゃん、アイツら」
リョウタは気楽だ。

・・・そして、2人は・・・?

「もうヤダ~~!!なにこれ、学校の駅伝大会?!」
ユウは疲れを見せる。
「頑張りなさいよ!幻の羽見つけるんでしょ?!」
アミはユウに助言。
「・・・そうだね・・・頑張るよ!」
ユウはやる気を取り戻す。
「分かれ道だ!」
フェスが言う。
「どっちに行くの?!」
フェムが聞く。
「分からないチュ!」
「もう・・・どっちでもいいよ~~!!」
ユウは適当に道を選ぶ。
「イチかバチかよ!」
アミもユウと同じ道へ。

・・・数十分経過。

「はぁはぁはぁ・・・なにコレ、ミッションラン・・・?」
ユウはへとへと。
「しっかりしてよ。弱気になったらそこで負けよ」
アミはユウに助言を入れる。
「・・・そうだね」
ユウは走り出す。

「光が見えるぞ!」
フェスが言う。
「頂上かな?!」
フェムは興奮。
「行こう!」
ユウはペースを速める。
「あ、ちょっと!」
アミもついていく。

「えぇぇぇええぇぇぇ?!?!」
2人が見たのは・・・大洪水の村。
「ここって、バルコニー?!」
ユウは焦る。

ゴロゴロゴロ・・・

「岩がせまってきたぞ!」
フェスが言う。
「でも、逃げ道ないわよ?!」
アミは慌てる。
「どうしよう!このまま・・・」
フェムはあきらめを見せる。

ゴロゴロゴロゴロ・・・!

「時間がない!!」
フェスが叫ぶ。
「そんなこと言われても・・・」
・・・逃げ道はない。

「もうダメだぁあああ!!」
「きゃぁぁあああああ!!」

・・・最大の危機を迎えた!
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♯71~80 総まとめ!
2007-03-05 Mon 22:05
♯71 ふたり

山登り最中、またまたハナミのワガママスタート?!原因は、なんとアキト?!ハナミはとび移りができずに泣くばかり。みんなあきれるが、なんとかしなければ!ハナミは決心を決めてとぶが、思わぬ方向にっ?!
『そう。おいそこのデブ!あれを用意しな!』
♯71を読む!

♯72 走る

サーカス団とのバトル第一戦。ユウとアミは全く別の世界につれられ、そこで見たのは、とある伝説の看板。幻の鳥の羽を異性に渡せば、両思いになる、というものだった。ユウはアミに羽をさがそうと持ちかけるが、アミは・・・?
『ちょっと!!この言動すべてモニターで見られてるんだから、軽々しく言わないでよ!!』
♯72を読む!

♯73 犠牲

大ピンチ・・・それをギリギリの姿勢で耐えるアミ。しかしユウは、これを自分のせいだと言って、泣き出してしまった。アミに、掴んでいる手を離すように言う。心配するフェムだが、それとは反対に、アミはお説教?!
『大丈夫チュ。僕の村を守ろうとしてくれて、嬉しかったチュ。僕は仲間に会ってくるチュ・・・』
♯73を読む!

♯74 幻

ネズミが犠牲に・・・アミは罪悪感で押しつぶされ、泣くことしかできない。そんなアミに、ユウは思わぬ助言をかける。アミを守ろうと、必死のユウを見て、アミの心が大きく揺れる。果たして、ピエロとの対決の行方は?!
『ううん。考えなくても分かった。僕に必要なのは、この人だ、って』
♯74を読む!

♯75 歌

・・・気がつくと、みんなのもとへ戻ってきたユウとアミ。マコトとユウの兄弟コント、団長のデブいじめも終わり、第2回戦がやってきた。2回戦は、3VS3のバトル。果たして、一体誰が誰と戦うことになるのか・・・
『僕が歌うよ!奥大辞家伝統の歌を披露するよ!』
♯75を読む!

♯76 試練

アキト家伝統の歌は・・・なんと演歌?!自信満々のアキトだが、得点は?!・・・マコトは歌うのがイヤで、適当に番号を入れるが、すると流れてきた曲は、みんなのヒーロー(??)トーストマンマーチだった!!
『・・・奥大辞家・・・敗れたり・・・』
♯76を読む!

♯77 問題

やってまいりました!クイズ大会!ファンタジーからかけ離れて、たまにはこういうのもよくないですか!?まぁとりあえず、クイズスタート。1問目を突破。この調子で次も・・・と行きたいが、問題のレベルも上昇して?!
『自分で言っておいて忘れるな~~~~!!!!!!!!』
♯77を読む!

♯78 特技

やけくそで、第5問に答えたアキト。ダメだと思ったら、なんと正解!見事に先へ進むが、2階には、強敵が待っているという。怖がる3人だが、果たして、2階には一体、どんなものが待ち受けているのかっ?!怖がりアキトは大丈夫か?!
『何言ってるんだ。当たり前だろう』
♯78を読む!

♯79 形勢

カエデは、ご自慢の音痴さで、マッチョをKOしようとする!その声に、男組みはダウン??そんなこんなで、カエデのKOは成功なるか?!男組みは大丈夫??いよいよマラカスシスターズとのバトルがせまる!!
『・・・いい加減にしろ~~!!髪の毛もストレッチも、どーでもいいだろ!!』
♯79を読む!

♯80 逆転

いよいよ形勢逆転のチャンス!相手は木からおりれずに戸惑っている。今こそ攻撃のチャンス!マコトの案を実行すると、結構うまく成功し、この調子で・・・と思ったが、また形勢をひっくりかえされ、再びピンチが・・・?
『言ったでしょう。逆転の裏は逆転されるということ・・・。光の裏は闇だということ』
♯80を読む!
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♯71 ふたり
2007-03-05 Mon 22:02
「いやいやいやいや~~!こんなとこ絶対ムリ!!」
ちょっとした間を前に、ハナミは妥協。
「ハナミ、そんなのジャンプしてくれば一発だろ?」
リョウタは呆れ顔。
「だって!これで失敗したら、確実に死ぬじゃない!」
ハナミは勇気が出せない。
「そもそも、アキトのせいよ!!」
ハナミはアキトに責任を押し付ける。
「だから、あれは悪かったって!」
アキトは誤るが・・・通じない。

話をさかのぼると、10分前の出来事にさかのぼる。

・・・10分前

「ちょっと道が崩れてるみたいね・・・」
カエデが言った。
「へーきへーき!こんなのジャンプすれば・・・」
リョウタは持ち前の運動神経でとび越える。
「あたしも!」
「オレも!」
「・・・」
5年生組みは、楽々突破!
「・・・あ、あたしも!」
「僕も~!・・・怖いよ~!」
アミとユウは少々ビビりながらも、とび越えに成功。
「・・・」
残すはアキトとハナミ。
「大丈夫だって!とび越えてこいよ」
リョウタは呆れつつ言う。
「・・・そんなに心配なら、あそこにささってる木の棒につかまってくればいいじゃないか」
マコトもため息をついて、壁にささっている気の棒をさす。
「う・・・ん。アキト先行って!」
ハナミは強引に押す。
「え~~?!・・・しょうがないなぁ」
アキトは木の棒に捕まって・・・とび移り成功!
「よし、ハナミもこっちに・・・」
リョウタが言った瞬間・・・

バキッ!!

「・・・」
沈黙が走る。
「あ・・・ごめん・・・木の棒折っちゃった・・・」
アキトが言う。
「・・・なにやってるのよ~~~!!あたし、渡れなくなっちゃったじゃなぁぁあああい!!!」
ハナミは泣き始めた!
「ごめんハナミ!!」
アキトは誤るが・・・無念。

・・・というわけで、現在の状況に至る。

「ハナミ!勇気をだして飛んできてよ!」
カエデが言う。
「いやいやいやいや!!死ぬじゃない!失敗したら・・・」
ハナミはどうしてもいやな様子。
「ハナミ~頑張ってよ~」
フェンが言うものの・・・
「いやよいやよいやよ!死にたくない~~!!」
ハナミには通じない。
「もういい!おいていこうぜ!」
リョウタはついに言った!
「意地悪~~!!おいていくなんてひどい!!」
「じゃぁとんでこいよ!」
リョウタもハナミもイライラ。

・・・他の人はどう思っているのだろうか・・・

カエデ(ハナミがんばって!)
マコト(まぁ頑張れ)
シュウ(パソコンの電池かえないと・・・)
ヒカリ(地球結晶化が進んでるの、分かってるのかしら?)
アキト(ハナミに怒られる~!)
ユウ(案外楽なんだけど・・・)
アミ(気の毒ね・・・)

・・・ここですでに、性格に違いが見られる。

「~~・・・もういいわ!とんでやる!そして、死んだら一生呪ってやるわ!」
ハナミは覚悟を決めて・・・大ジャンプ!
「いやぁぁぁあああ!!!」
ハナミは助走をつけすぎて・・・受け止めようとするみんなを通り越してしまった!
「まってまって!いやぁぁあああ!!」
「ハナミ~~!!」
こんなに叫んでいるのに、この騒動に気づいていない人が約1名。
(電池・・・どこやったかな・・・?)
カバンをあさっているシュウは、全くこの騒動に気づいていなかった!
「ちょっと誰か助けて~~~!!!」
ハナミは叫ぶまくり!
「・・・シュウ、危ない!」
カエデがシュウに向かって叫ぶ。
「え・・・」
叫ばれて上空を見ると、やっと騒動に気づいた!しかし・・・

ドッカァアアアン!

「大丈夫か?!」
みんながかけよってくる。
「こ・・・怖かったわぁああ!!」
ハナミは叫びはじめる。
「もーだめ!死ぬかと思った!!」
ハナミは叫びまくる。
「・・・・・・あのさ、人の上で正座して叫ぶのやめてくれないか?」
シュウが苦しそうに言う。
「え・・・?あ、ごっめ~ん!!」
ハナミはやっと気づき・・・立ち上がる。
「・・・まぁ、先にいこうぜ!」
リョウタは場の空気をかえる。
「そうね!」
カエデもそれにのった。

・・・数時間後

「・・・?なんかあるよ?」
ユウが指差して言う。
「・・・ドーム?」
アキトが目を丸くする。
「なんで山にドームがあるのよ!?」
ハナミは納得がいかない様子。
「ここはデビフェアの本拠地よ。忘れたの?」
アミが呆れたように言う。
「何があってもおかしくないってことだな・・・」
マコトが言った。

ピロピロピロ!!

「フェアッチは・・・この中をさしてるわ・・・」
カエデはフェアッチを見て言う。
「入ろうぜ!もー怖いものなし!」
リョウタはドームに入るさんだん。
「・・・そうだな・・・」
マコトも入っていくと・・・皆が入って行った。


・・・ドーム内

「真っ暗だよ・・・」
ユウは不安そうに言う。

パッ!

「何だ?!」
突然ついた明かりに・・・皆驚く。
「オホホホホ!!ようこそ!サーカスショーに!」
上から声がする。・・・そこを見ると、空中ブランコに誰かのっている!
「玉乗りピエロ兄弟で~す!」
「資材運びでぇす」
「マラカスシスターズよ!」
「動物使いだ」
「火の輪くぐりっす!」
「バレリーナよ!」
サーカス団(?)メンバーは次々自己紹介。
「そして私が!団長、空中ブランコ乗り!」
団長らしき人は、ブランコから降りた。
「何だ?!お前等は!」
リョウタは身を乗り出して聞く。
「デビフェア様のシモベ!ザ・フェア・サーカス団よ!」
団長っぽい人が答えた。
「お前達、にせの反応をだしていたのか?!」
マコトが聞く。
「にせ?フェアッチプログラムはちゃんとあるわよ?」
サーカス団の全員が、手を広げる。・・・中には、フェアッチプログラム!
「やい!それをよこせ!」
リョウタはバトル体勢。
「まぁ、待って待って。ここはダブルバトルでいきましょうよ」
団長は焦りをみせない。
「ダブルバトル?」
みんな、目を丸くする。

「そう。おいそこのデブ!あれを用意しな!」
「デブじゃなくて資材運びだよ~。分かったよ~」
団長の言葉を否定しつつ、資材運びは何かを用意する。
「これは、風力式モニター!デビフェア様は電気が嫌いだから、風力で映るようにしてんのよ!」
団長は自信満々に紹介。
「それを用意してどうするのよ?!」
ハナミが聞く。
「ルールは簡単よ!1回戦ごとに、代表2人を、ランダムで選出するの。その2人はこことは違う異世界で戦っていただくのよ!それで、先に相手をぶっ倒したほうが勝ちってわけ!なお、会場を盛り上げるため、戦いの様子はモニターに映されるのよ!ランダムに選出するのは、この、審判メカが決めるわ!これはぜんまい式!電気がお嫌いだからね!デビフェア様は!どう?分かった?」
団長は審判メカのねじを巻きながら言う。
「・・・おう、やってやろうじゃねぇか!異世界にいる間に、プログラムを奪ってもいいんだな?」
リョウタが言う。
「もちろん。どんな手を使ってでもいいから、相手をぶっ倒せばいいのよ」
「ペアの人とのチームワークが鍵だな・・・」
マコトは腕組み。
「まって!僕たち9人だから、誰か1人になるの?!」
ユウが言う。
「え・・・」
みんな黙り込む。

「はいはい!準備完了!さぁ、さっそく第一ラウンドよ!」
団長は言う。
『これより、ザ・フェア・サーカスVS子供達の試合を行います!第一ラウンド、ザ・フェアサーカスは、ピエロ兄弟の2人!子供達は、ガキんちょと、その隣にいるつり目!』
審判が喋り始める。
「ちょっと!ガキんちょって僕のこと?!」
ユウは怒り気味。
「その隣のつり目って・・・」
アミが聞く。
『お前等以外に誰がいる!はじめるぞ!』
「なんかムカつく・・・」
2人は審判に怒り気味?
『それでは、テレポート!』
「頑張れ~!」
みんな応援する。

「やっぱ・・・ちょっと怖いわね・・・」
「大丈夫だよ!」
アミは弱気、ユウは強気だ。
「・・・そうね」
アミは微笑む。

「やっちゃってよ~!!」
ハナミが叫ぶ。
「頑張ってこいよ~!」
「気をつけて~!」
みんなの声を受けて・・・

フッ・・・

2人は消えて行った。
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♯70 新た
2007-03-04 Sun 15:19
「もうイヤ~~!!この山何メートルあるのよ~~~!!!!」
・・・デビフェアの本拠地である山を登っていると・・・ハナミはもう限界のようだった。
「ひ~・・・キツイ・・・」
アキトもこたえている。
「もう夜だし、これ以上進むのは危険よ・・・」
カエデが言う。
「そうだな。休める場所を探したほうが無難だな」
マコトは同意する様子。
「あ!洞窟があるよ!」
ユウが壁を見て言う。
「本当!休めるわ~~!!」
ハナミは真っ先に入って行った。
「山なのに、ずいぶんなつくりになってるのね」
アミが言う。
「デビフェアの本拠地だからな。人工的なつくりになってるんだろうから、何があってもおかしくないんだな」
フェスが返した。
「休もうぜ~!!」
「おー!」
・・・みんなして洞窟に入っていく。

「・・・行かないの?」
ヒカリがシュウに聞く。
「敵の本拠地だろ。簡単に入れない」
シュウはそっけなく返すと、ぶっ壊れたパソコンの修理にかかった。
「・・・ちょっと寒いわね」
ヒカリは身震いさせて言う。
「まだ先は長いですが・・・もう1000mくらいは登ったはずです。だいぶ温度差がでてきたと思います」
フェネが頂上を見て言った。
「寒いよ~ざぶい!」
フェナもだいぶ寒がっている。
「・・・・・・」
シュウは腰に巻いていたジャケットをとり、ヒカリに軽く投げた。
「それ、着れば?」
シュウはそれだけ言うと、再びパソコンの修理に取り掛かった。
「あ、ありがとう・・・」
ヒカリはそれを受け取る。


・・・はぁ、なんでこう、あたしってダメ人間なんだろう。
いつまでたってもケンのことを後悔して、みんなに気を使わせちゃったし・・・今だって・・・・・・
今頃、パソコンの修理しながら、迷惑なんだよ、うざい。・・・とか思われてるのかな・・・さりげない優しさが嬉しいというか・・・なんとなく、ケンに対しての気持ちと同じようなものを、隣にいる人に感じるっていうか・・・

「ヒカリさ~ん。どうしたんですか?」
フェネが声をかけるものの、ヒカリの脳内は動じない。

・・・そもそも、ただシュウさんからかりただけのジャケットが、なんでこんなに暖かく感じるんだろう。寒いから?そう、きっとそう。だけど、この、ほわ~んというか、きゅ~んというか・・・このヘンな気持ちは・・・

※ヒカリの考えていることがよく伝わらない方!簡単に言えば、ヒカリは、人生初めての、胸キュンってヤツを感じてます。


ガラガラガラガラ・・・!!

「危ない!」
フェナが叫ぶ。・・・上から岩がおってきたのだ!

ドッカァァァアアン!!

「・・・大丈夫?!」
フェナが言う。
「こっちは大丈夫です」
フェネが答えた。
「やっぱり、本拠地なだけある・・・って、うわ~~~!!!!」
フェナが洞窟の方を見ると・・・なんと入り口がふさがっていた!

「助けて~~!!出して~~!!!」
中から助けを求める声がする。
(本拠地だってこと忘れて入るからこうなるんだよ・・・)
シュウは軽くため息をつくと、岩をどかしていく。
「手伝うわよ」
ヒカリも作業にかかった。

・・・1時間後

「はぁ~、助かった~」
リョウタは安心した様子。
「やっぱり、洞窟で寝るのは危険ね・・・」
カエデが言う。
「道にある岩や木によりかかって寝よう」
アキトが言うと、再びみんなが眠った。

・・・朝日が昇り始めた。
そうはいっても、まだ5時ごろで、みんな眠っていた。

「・・・ん・・・」
アミが目覚める。
「まだ、寝てるのね・・・」
アミは起き上がると、歩きはじめる。

・・・少し進んだところに、八畳分くらいの原っぱがあった。

「ん~~・・・」
アミは軽くのびをする。

デビフェア・・・本当に勝てるのだろうか・・・。
もちろんそのことも心配だけど・・・
シュウ兄ちゃん・・・カエデのこと好きなのかな・・・でも、リョウタとカエデが、今、いい感じだし・・・。・・・・・・

「あれ~、僕は2番乗り?」
アミが迷ってる最中、誰かの声がする。
「・・・ユウ・・・」
「早起きだね~」
ユウは笑って言うと、アミの隣に座った。
「なんか悩み事?」
ユウはアミに聞く。
「うん・・・ちょっと」
「話してみてよ。楽になるよ」
ユウはにっこりして言う。
「え・・・・・・」
アミは迷ったが、完全に場はユウのペース。
(なんなのこの、天然なオーラ・・・)
アミはそのオーラに飲まれ・・・すべてを話した。

「・・・ふーん。・・・デビフェアのことは分かんないよ。でも、みんなで頑張れば、大丈夫!」
ユウはやけに前向きだ。
「それにしても、みんなしてラブラブだね。お兄ちゃんとハナミさん、付き合っちゃったし、リョウタさんとカエデさんもいい感じ。・・・アミさん、誰が好きなのか分からないけど・・・」
ユウは言葉を一旦止めて、再び言った。
「そばにいることだけが、好きじゃないと思うんだ」
「え・・・?」
「だって、好きっていうのは、その人の幸せを一番に想うことなんだよ。その人が他の人を好きなら、譲ってあげるのが、本当の好き。それでいいと思うんだ」

そうだ・・・シュウ兄ちゃんが誰を好きでも・・・幸せを願う気持ちは消えないから・・・

「・・・うん。好きな人を、影から見守ることにする。その人の幸せを大事にすればいいかな?」
「うん。そばにいなくても、立派な好きだよ。・・・アミさんに想われてる人は、幸せだね。一途に愛してくれるもの」
ユウはにっこりと微笑む。
「・・・・・・ちょ、ちょっと、冗談言わないでよ。天然ボケにもほどがあるわよ」
アミは激しく同様。

「あ、お前等、こんなところにいた!!」
振り向くと、リョウタ達が走ってくる。
「探しただろ」
マコトがユウに言う。
「ごめんごめん。みんなが起きる頃には、戻ろうと思ってたんだけど・・・ね?」
ユウは苦笑いしながら、アミに同意を求めた。
「え?・・・あ、そうそう。ちょっと・・・ね」
アミは曖昧に言葉を返す。
「なんだぁ?お前等、2人していやらしいことしてたのかぁ?まぁ、しょうがないか。お兄ちゃんが女慣れしてるもんね~」
リョウタが意地悪そうに言う。
「女慣れなんかしてないって言ってるだろう?!何回言ったら分かるんだ?!」
マコトは激しく反論。

『久しぶりじゃの!』
突然謎の声。
「フーミン、ハーミン!!」
みんなが声をそろえる。
『やっとパソコンが直ったそうじゃの』
「おかげさまで。シュウがずっと直してたもんですから」
フーミンの言葉に、少々皮肉を加えてフェナが返す。
『そうじゃ。前に送るといっていた、フェアリーモンスター丸分かり図鑑を送るぞい』
フーミンが言う。
「そうそう。この前、送るとかいって、まんじゅうから自分の新婚話に話かえたんだよね」
フェナがますます皮肉たっぷりに言う。
※話がつかめないかたは、♯65をどうぞ!
『送信ぞい!』
フーミンはプログラムを送信!
『そうじゃ。重要な話があるんじゃ。実は、ブロンズ、スーパー、ウルトラ、マスター以外に、もう1つ、種類があるんじゃ!その名も・・・ハード体じゃ!』
「ハード体?」
みんなが声をそろえて言う。
『簡単に言えば、スーパー体がパワーアップ、つまり、ウルトラ体のパートナーがいなくても、ウルトラ体並みのパワーが得られるのじゃ。』
「おーすげー!」
リョウタは関心。
『ただ、それには、フェアッチプログラムが必要での』
「ふぇあっちぷろぐらむ?」
アミトが聞く。
『フェアッチに、ハード体に進化させるプログラムを入れるんじゃ。まぁ、ハード体は便利じゃが、体力を多く消耗するから、長期戦には不向きじゃ。まぁ、便利だから、取得しといて損はない。まぁ、頑張るんじゃ!』
フーミンはそれだけ言うと、通信を閉じた。

「・・・なんかも~、次々に分かんないことばっかり!!」
ハナミはイライラ。
「シュウ、どう?起動できそう?」
カエデが聞く。
「・・・あ、できた」

ピコン!

丸分かり図鑑が立ち上がった!

「うわ~すげ~!みんな載ってる~」
みんなすっかり関心だ。
「なにこれ・・・キモフェア?!ブロンズ体、土属性、必殺技、ウンチ爆弾って、キモ!」
ハナミはキモいの連発。
「属性か・・・そういえば、また最近、属性を意識しなくなってきた・・・2重属性とか、すっかり忘れるところだった」
アキトが言う。
「ここまできたら、属性による無効化以外は、パワーで押すしかないだろ!」
リョウタが言う。
「いろいろいるんだな、フェアリーモンスターって・・・」
マコトがつぶやく。
「その、フェアッチプログラムって、この山にあるのかしら」
カエデが聞いた。
「さぁな・・・って、お?!」

ピロピロピロ・・・

リョウタが言った瞬間、みんなのフェアッチが、いっせいに鳴り出した。

「今までにない反応だよ・・・」
ユウが言う。
「もしかして・・・」

フェアッチプログラム?!

「もう少し登ったところね!」
「よし、いくぜ!!」
みんな、登るさんだんを見せた。


「・・・フェアッチプログラムは・・・お前達に任せてよいか?」
「もちろんです、デビフェア様」
「あれが渡ったら、子供達はこの本拠地に来る・・・地球結晶化が完了するまで、時間を稼ぐのだ!そして、倒すのだ・・・」
「分かりました!」
「フェアッチプログラムの反応をキャッチして・・・子供達は必ずやってくる・・・そこを狙うんだ!いけ!」
「はい!」

子供達よ・・・本拠地に入ったからには・・・逃げられない・・・クックック・・・
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